セ・パ両リーグとも、CS1stを阪神・ソフトバンクと肥大戦力チームが勝ち上がった。CS1stに阪神は青柳を初戦に使ったが、2戦目以降は伊藤と才木、ソフトバンクは千賀と東浜で2戦、どちらも力の見劣りしない先発中継抑えはウジャウジャいる。打線も、阪神は近本、ソフトバンクは柳田と、キープレイヤーと目される選手が働いている。
むしろ、ヤクルトもオリックスも、インターバルあった分、ゲーム勘に不安があり、打線が点を取るまで、先発に委ねる面が強い。
そんな中、阪神西勇、ソフトバンク石川&大関らが先制点追加点を景気良く与えて、楽な試合展開にしてしまった。とりあえず、ヤクルトもオリックスも1勝目は見えた。阪神とソフトバンクの肥大戦力はわかっているから、早く2勝目を挙げて王手をかけるコトだ。阪神は戦力だけで勝てないチーム、ソフトバンクはこの2年勝った経験ないメンバーに入れ替っている。どちらのチームも、勝ち気を挫けば3-0で葬れる。
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オリックスが先制 ラオウ杉本が押し出し四球選ぶ 紅林は併殺で1点止まり 由伸は4回まで圧巻6奪三振
10/12(水) 19:13 Yahoo!ニュース
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4回、杉本は押し出しの四球で先制しガッツポーズを見せる(撮影・山口登)
「パCSファイナルS・第1戦、オリックス-ソフトバンク」(12日、京セラドーム大阪)
【写真】スゴすぎる快投 さわやかすぎる笑顔 すべてがさすがの山本由伸
レギュラーシーズン1位のオリックスが、ファーストSを勝ち抜いてきたソフトバンクから押し出し四球で先制した。
四回1死満塁のチャンスを作ると、杉本裕太郎外野手がカウント2ストライクから粘り、四球をもぎ取った。杉本が右手拳を握りしめると、場内は大歓声に包まれた。
ただ、なおも続く1死満塁の好機で、紅林弘太郎内野手が併殺打に倒れ1点にとどまった。
オリックス先発の山本由伸は4回まで1安打6奪三振の圧巻の投球を見せている。
【阪神】西勇輝4回5失点降板…初回連続四球からオスナに3ラン被弾 ヤクルトに主導権渡す
10/12(水) 19:59 Yahoo!ニュース
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ヤクルト対阪神 3回裏ヤクルト無死、オスナ(後方)に二塁打を浴び、天を仰ぐ西勇(撮影・江口和貴)
<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト-阪神>◇第1戦◇12日◇神宮
阪神の先発・西勇輝投手(31)が、4回5失点で早々とマウンドを降りた。
立ち上がり、2死から山田、村上に連続四球。2死一、二塁とピンチを招き、オスナに左翼スタンドへの先制3ランを浴びた。2回も2死三塁から山崎に中前に運ばれ、1失点。3回にはオスナの二塁打とサンタナの犠飛で、5点目を失った。
実戦登板は9月17日巨人戦(東京ドーム)以来、約3週間ぶり。「自然体でいくことが一番大事」と、前日は表情を引き締めていたが、ヤクルトに主導権を渡してしまった。
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