NSX、性懲もなく使い続けたアルミペラペラモノコック!

80年代、日本自動車メーカーと言わず、生産効率の魔物に取り憑かれ、小型中型車はFF化されて行った。そんな中、80年代中盤以降、VTEC化など大馬力化して行くFFとそのユニット移設ミドシップを作る上で、問題が生じた。横置エンジン&ミッション&デフ一塊ユニット、大馬力化するコトで、制震問題が顕在化したのだ。

本来、ホンダなら、二輪で鋼管/アルミフレームでのマウント技術があった。自動車より遥かに低排気量、高回転大出力のエンジン&ミッションを制震する技術が。この時期に大出力エンジンをFF用にフレームマウントする技術を完成していたら、FFの歴史が変わっていたかも知れない。ソレをひっくり返したミドシップについても。

しかし、ホンダ四輪部門はムリヤリにペラペラモノコックを作ろうとした。アルミがダメならカーボン。F1の猿真似でしかない。イヤ、アルミハニカムを使わずに、ペラペラアルミ板。

せっかく二輪のトヨタとして、鋼管フレームやアルミフレームの技術あったのに、二輪四輪の断絶で乗り入れできなかった。

挑戦の血統?何を言ってる?

NSXにペラペラアルミ板モノコック、剛性上、レジェンド+α程度のエンジンしか積めなかった。モータースポーツに指向がないと言っていたが、結局、モータースポーツ投入せざるを得なくなり、童夢に丸投げした。

せめて、NSX-Rくらい、二輪HRCに依頼して、鋼管フレームかアルミフレームで、ロールケージ装着やV8~V12搭載を意識した車体を作らせるべきだった。HRCなら鉄アルミなどのフレーム構造でも、当時のマクラーレンF1より優れた車体を作れたろうに。

本田宗一郎が実質経営を退いた後の着手で、もはやカレの目の届かないトコで、この世紀の期待ハズレ駄作は作られた。87年を最後にF1総監督から市販車開発に異動した桜井叔敏サンも、この駄作骨子が変わらぬコトに失望して数ヶ月せずホンダを辞めてしまった。

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定番国産スポーツ「タイプR」誕生30周年! パレードや歴代モデルの展示など各種記念イベントを開催
10/14(金) 8:40 Yahoo!ニュース
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初代タイプRの「NSX-R」誕生より30年
 ホンダは同社のスポーツモデル「タイプR」シリーズが2022年11月27日に30周年を迎えると発表しました。

 これに合わせて11月27日の30周年日を前に、各種記念イベントを開催します。

【画像】ホンダの最強モデル「タイプR」シリーズはどんなのがあった? 「赤バッジ」を装備する特別モデルを画像でチェック(28枚)

 
ホンダ「タイプR」の歴史はNSX-Rから幕が開けた
 タイプRシリーズ最初となる「NSX-R」の発売から、2022年11月27日で30年。これを記念し、ホンダは今後さまざまなイベントを展開するとしています。

 主なイベントとして記念展示である「挑戦の血統」は二期にわたって開催を予定。

 2022年10月21日から11月2日までの第一期では、本田技研工業本社(東京都港区)内の「Hondaウエルカムプラザ青山」で、NSX-Rをはじめ、5台のタイプRを展示。タイプRシリーズの歴史をまとめた年表や30周年スペシャルムービー、デザインスケッチの紹介も実施します。

 第二期は11月4日から来年の1月16日にかけて、「モビリティリゾートもてぎ」(栃木県茂木町)内のホンダコレクションホールで開催。

 タイプRシリーズの源流である1965年のF1マシン「RA272」と、5モデルのタイプRを展示します。2階北棟では日本でも販売された英国生産のタイプRを4世代展示し、海外専売モデルのついてのパネル説明と、グローバルモデルについて紹介をおこないます。

 また、モビリティリゾートもてぎで2022年11月27日に開催される「Honda Racing THANKS DAY 2022」のひとつのコンテンツとして、タイプRオーナーが愛車で参加できるパレード「TYPE R Happy 30th Birthday オーナーズパレード in Honda Racing THANKS DAY 2022」(仮称)を開催します。

 さらに、ホンダの有志で結成した「Honda R&D Challenge」チームが、2022年11月26日・27日に鈴鹿サーキット三重県鈴鹿市)で開催される「スーパー耐久シリーズ第7戦」で、新型「シビックタイプR」のレースカーを使用してレースをおこなう予定となり、タイプRの30周年当日を盛り上げます。

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 NSXは1990年9月13日に発表。その後、NSXの最上級モデルとして1992年11月27日に発売された「NSX-R」がタイプRシリーズの幕開けとなりました。

 以来、シビックや「インテグラ」にタイプRを設定。外装に赤いホンダエンブレムを専用装備し、国産スポーツカーの代名詞として各種モータースポーツで結果を残してきました。

 2022年9月1日には最新のタイプRモデルとして、6代目シビックタイプR(FL5型)が発表されています。
くるまのニュース編集部

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