巨人がダメな理由、原辰徳&読売&巨人体制!

今の巨人軍、オーナーたる読売新聞と運営者たる巨人フロント、一体どういう気構えで日本プロ野球日本シリーズ、CS、シーズンを見て、状況把握しているのだろうか?

長嶋茂雄王貞治も、3年優勝できなかったコトで巨人監督を退任したのではなかった?

昔は、FAも高額外人(特にキューバ選手)もいなかった。今は、FAや高額外人も獲り放題、巨人はソフトバンクに次ぐ選手年俸総額2位のチームだ。また、シーズンリーグ優勝しなくても、CS勝ち抜けば日本一獲れる。

コレだけ金満チーム幇助制度ありながら、第3期原辰徳、いや第2期中盤以降の巨人は日本一はおろか、リーグ優勝やCS勝ち抜き日本シリーズ進出すらままならない。NPB第2位のチーム年俸注ぎ込んで、このザマか?コレはファンが思う以前に、チームフロントや親会社読売が思うべきだし、対策すべきコトのハズだ。

挙げ句、原辰徳のオンナ問題口止料ヤクザ支払問題、阿部慎之助小泉麻耶美人局問題など、不細工な問題を抱えた指導陣だ。ソコに、暴力問題のデーブ大久保、DV問題の鈴木尚之までチームスタッフに呼び込んだ。選手側にも、坂本勇人という六本木コロナ伝播元&女性スキャンダル元がいる。

このチーム、戦えるチームか?キチンとプロ野球に取り組むチームか?

フツ~に、NPBの安倍晋三こと原辰徳以下、野球に集中してない/デキないヒトを粛清するコトからではないの?まさか、本家安倍晋三みたく、射つワケには行かないし。

 

 

 

 

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「原監督に辞める気は毛頭ない」 オーナーが原体制を黙認する理由を解説
10/14(金) 10:56 Yahoo!ニュース
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いつまでやろうかな……
 街には秋風が吹き、今年のプロ野球シーズンもCSと日本シリーズを残すのみ。その蚊帳の外にいるのが、球界の盟主を自任するジャイアンツだ。2年続けての負け越しで4位に沈んだのに、原辰徳監督(64)の責任論が出てこないのが不思議である。

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 巨人のBクラスが確定したのは、今月1日のDeNA戦。その試合は今季を象徴するような幕切れだった。

 1点リードされた8回裏、巨人はノーアウト満塁の大ピンチ。ここで代わった新人・大勢が後続を三者連続三振に切って取り、窮地を脱する。9回の表、今度は巨人がノーアウト一・二塁のチャンス。バッターは中田翔、岡本和真の主軸につながった。流れはどうみてもジャイアンツ。しかし、G党の期待はため息に変わる。中田がレフトフライ、岡本がサードゴロのダブルプレーであっけなく終戦となったのだ。

「坂本の責任は大きい」
 
シーズン最終戦であるDeNA戦を終え、ファンにあいさつをした巨人の原辰徳監督
「今年は主力選手がことごとく駄目だった。これに尽きますよ」

 とは、かつての巨人4番打者、張本勲氏だ。

「とりわけ坂本(勇人)の責任は大きい。けがで2度離脱しましたが、もっと鍛え直さないとあと2~3年で下り坂になるでしょう」

 坂本は女性スキャンダルでも話題となったが、

「チームリーダーが信頼を損ねるようなことをしては駄目。今のままなら将来の指導者の道も断たれるよ。岡本も昨年に比べたら物足りなかったし、丸(佳浩)も好機での凡退が目立ったよね」

 一方の投手陣も、

「救援の出来も良くなかったけど、何よりエースの菅野(智之)の不調。投打の軸が機能しなかったことが最後まで響いたね」

 そこで気になるのは、チームの最高責任者・原監督の処遇だ。原監督は今季、3年契約の1年目。あと2年は監督の椅子に座ることになる。

 しかし、今シーズンは昨季に続いての負け越しとなったばかりか、打率、防御率共にリーグワースト。最下位になってもおかしくなかったほどの惨状だ。

「本人に辞める気は毛頭ない」
 
オレの目の黒いうちは……
 折しも、他球団ではロッテの井口資仁監督や阪神矢野燿大監督らの退任が決まっている。井口監督は球団が続投要請の方針であったにもかかわらず責任を取ったし、矢野監督も自らシーズン前に辞任を口にしたとはいえ、開幕9連敗から巻き返してのAクラス入りでの退任だ。「引き際の美学」を感じさせないこともない。

 しかし、この「若大将」は続投が決定。

「本人に辞める気は毛頭ないみたいですね」

 とはさる読売関係者だ。

 原監督は2002年シーズンに巨人の監督に就任し、2年で退任して以後も、06年から10年間の「2次政権」、19年から現在の「3次政権」と合計16シーズンも監督を務めている。

「3次政権の前の監督は高橋由伸でした。球団は若返りを図り、松井秀喜や、さらにその下の阿部慎之助の世代にバトンをつなごうと考えていたのですが……」

 原氏が読売のドン・渡邉恒雄主筆に意向を伝えたこともあり、再々登板を果たしたのだという。

なぜ絶対的な地位を得た? 
 
山口寿一氏
「もともと原さんの目標は、長嶋茂雄さんを抜いて、巨人で最長の監督在任期間を達成することでした」

 とは、別の読売関係者。

「もくろみ通り、原さんは期間の長さばかりか、もちろん勝率は下回りますが、川上哲治さんが持つ球団監督最多勝利数まで更新した。おまけに、ナベツネさんの庇護の下にあるわけですから、もうこの世の春ですよ。手下のコーチと飲む際などは、巨人史上最高の監督然として振る舞っているとか」

 編成権も握る全権監督ということもあり、やりたい放題というわけだ。

 もっとも、原氏の上には、オーナーがいる。そこがしっかりグリップできていれば組織に支障はないのだが、

「山口(寿一)オーナー(65)も、逆に原さんに平伏といった感じですからね」

 と前出の関係者が続ける。

「山口さんは社会部出身の頭脳明晰な人で、スキャンダルも嫌う。本来、原さんとは馬が合わないはずですが、球団経営の経験に乏しい。だから、原さん任せで、逆にわからないことがあれば、相談するほどだとか。原さんにとって唯一頭が上がらないナベツネさんは96歳と高齢で、現在、体調を崩している。また本来、後継者は阿部コーチへの一本化が既定路線だったのに、原さんは桑田(真澄)を対抗馬としてコーチ陣に入れるなど、1人に絞らせない手を打った。こうして原体制はますます強化されたのです」

 なるほど、監督というより、あえて派閥の後継者を作らなかった安倍元総理のように、政治家顔負けの手管で今の地位にいるということであろう。

「首脳陣の責任」
 しかし、勝負の世界ではそれは通じない。

「やっぱり今年の失敗は、6、7、8回の投手陣を整備できなかったためです」

 とは、OBでV9戦士の一人、関本四十四氏。

「今春のキャンプでは、先発完投型投手の育成を目指していましたが、現代野球ではリリーフが重要。肝心なそこをおろそかにしてしまったのは、原監督と桑田コーチの責任です」

 また、

「内野守備の要であるショート・坂本の衰えが激しいですが、彼の後任を育てられていません。これもまた監督の責任」

 それだけではない。

「巨人のメンバーをご覧なさい。あの戦力で4位に終わってしまったのは、首脳陣の責任です」

 とぶった切るのは、やはりOBであり、監督としてヤクルト、西武を日本一に導いた御年90歳の重鎮、広岡達朗氏である。

「もし私が監督なら、球団に対して“一度身を引いて勉強し直してきます”と言いますよ。あれだけ良い選手を取っても勝てないのは、それまでのこと。原も初めから巨人でなく、弱いチームの監督から修業を始めていればこんなことにはならなかった。お父さんの貢さんは立派な指導者でしたが、彼が亡くなった後、息子はダメになってしまいましたね」

オーナーは「片手間でやっている」
 苦言は続く。

「良い選手を取ってくるのではなく、育てることを重視すべし。日ハムから取った中田を4番に据えていましたが、一体、彼にあと何年務まるの? ベンチを見ていてもそう。監督たるもの、最前列に鎮座して“行け!”と絶対的存在感で言うほどでないと」

 そして、返す刀でオーナーにも一言あるという。

「片手間でやっていて野球を知らないのよ。昔のオーナーは命がけでやっていたものだけどね……」

 G党、そしてOBからも高まる原監督への疑念……。さて、切れ者で通る山口オーナー、今後、原監督をどう処遇するのだろうか。

週刊新潮」2022年10月13日号 掲載
新潮社

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