GR86/BRZが手頃?誰か買ったの?

こんな記事書くのはモータージャーナリスト?カネあまりのモータージャーナリストなら、金銭感覚ズレも納得な気がするが、報じる自動車マスコミ、このクルマを手頃と呼ぶのか?誰か、買ったの?

色々考えてコレ買うヒト、色々考えた答えがコレならバカとしか言い様がない。

一体、何を以てこのクルマを選ぶ?新車のFRで2+2くらい?こんなクルマ新車で買うなら、半額でいい国産車外車中古車が手に入るョ!

ないなら該当車ナシを掲げれば良い。

中古車で探しても良いのだし。

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トヨタGR86の乗って思った! ニッポンのお父さんたよ、いまこそ手頃な後輪駆動MT車に乗ってみようではないか!! 
12/4(日) 21:10 Yahoo!ニュース
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いろいろ考えると買うならこれか!
 

クルマ好きのあいだでにわかに巻き起こるスポーツカー・ブーム。この先もこれまでのようなスポーツカーが存在し続けるのかどうかわからない。となれば、いまのうちに乗っておかなければ! というわけで、モータージャーナリストの高平高輝と森口将之、そしてエンジン編集部の荒井、新井、上田の5人が、大好きなライトウエイト・スポーツに乗って、「スポーツカー愛」を叫んだ。5台の軽量級スポーツカーを1台ずつ深掘りするシリーズ。プロローグとケータハム・セブン、トヨタコペンGRスポーツ、マツダ・ロードスター990S、そしてアルピーヌA110に続く【続篇その5】は、今や日本のスポーツカー文化の底辺を支える一台となったトヨタGR86を取り上げる。クルマ好きはもちろん、どうしようか迷っているお父さんたちに言いたい。いまこそ、スポーツカーに乗ろう!◆【プロローグ】から先に読む場合はコチラから!

【写真12枚】いまこそニッポンのお父さんたちに乗って欲しい手頃な後輪駆動MTのGR86の写真を見る!

◆ダイナミックな性能はすごく洗練された

上田 スポーツカー愛を叫ぶ最後の一台はGR86です。これがいちばん重く1270kg。軽量級スポーツカーというには……。

高平 ……ちょっと微妙だよね。

上田 そうなんですよ、さすがに。

新井 もっと重いクルマに感じる。悪い意味ではなく、ミドルクラスな感じがします。

高平 1270kgって、ぎりぎりライトウェイトっていえるかどうかっていう数字だよね。僕なんかは86を名乗るなら車体はもっと小さくていいし、後席は今でもきついけど、もっと狭くてもいい。そういう突き詰めた感じがないんだよね。トヨタの中では圧倒的に軽いし小さいし、よくまとまってはいるんだけど。初代の86の荒削りだった部分は、真面目に手当がされているし。でも、その分なんとなく重厚になって、価格も高くなっている。

上田 オリジナルのAE86レビン/トレノが軽量級スポーツカーだったかというと、またちょっと違いますよね。“86”っていう名前の解釈は難しい。アルピーヌやロードスターやセブンみたいな、一本筋の通った、分かりやすいものじゃない。

荒井 はじめて乗ったんだけど、思っていたよりもぜんぜんいいクルマだったよ。

高平 ダイナミックな性能はすごく洗練されたんだよ。でも座っちゃうと黒いシートに赤いラインでしょ……またこれか、って思っちゃうんだよね。もう少し洗練させて欲しいし、値段もがんばって欲しい。

荒井 コペンと同じですよね。でも、“GR”っていうバッジが付く以上はこうしないと、っていうような理由もあるんじゃないかな。

◆セブン、コペンロードスター、アルピーヌ、86、5台の中で買うならコレ!

上田 2009年秋に、FT-86っていうコンセプトカーが発表になったことを憶えていますか? 東京モーターショウで正式公開になる前に撮影会に行ったんですが、僕、そこですっごく興奮したことを今でもけっこう鮮明に憶えているんですよ。編集部に戻ってみんなにその話をして、その後のエンジンの巻頭特集で“フラット4のFRスバトヨタに熱烈期待!”っていうタイトルで取り上げることにもなった。

新井 FT-86、あったねぇ。

上田 当時は妥協せずフロント・ミドシップにするだとか、いろいろ期待させるニュースがたくさん飛び交っていたんですよ。でも結果的には、いろんな事情があったんでしょうけど、市販化された86はそういうものになっていなかった。見た目も中身もカサカサしていて、エンジンは常に苦しく回っているような感じがして。FT-86の艶っぽさは正直、どこにもないと思った。あの時は本当にがっかりしました。

 

荒井 マツダフィアットと手を組んでロードスターと124スパイダーを造ったように、スバルと一緒になってBRZという兄弟車も出したのにね。

高平 上手に安く造ろうと計画したのに、その割にたくさん数が出たわけじゃない。難しいね。

新井 クルマ好きはそういう商売っ気が透けて見えてしまうところにひっかかる。ロードスターやA110とはそこが違うんだよね。でも、そう言いながらなんだけど、僕がセブン、コペンロードスター、アルピーヌ、86の5台の軽量級スポーツカーの中で実際に買うならGR86だよ(笑)。

上田 え? そうなんですか? なんで? 理由を伺いましょうか。

新井 だってさすがにA110Sは価格が価格だからハードルが高すぎて現実的じゃないでしょ。セブンは楽しいけど所有しようとまでは思わない。やっぱりスポーツカーが欲しいからコペンじゃないし、ロードスターは現状のKPCを僕は好きになれないからね。

上田 うーむ。……そういえば新井さんは学生時代、AE86に乗っていたって言ってましたね。

森口 GR86は今回の5台の中ではいちばん器が広いですよね。個人的には2シーターのスポーツカーは荷物が載せられないのが嫌だから、それだけで今回の4台の軽量級スポーツカーは選択肢に入らないけど、GR86みたいに小さくても後ろに座るところがあるだけで、僕みたいにショッピング・リストに入る人はけっこういると思いますよ。

上田 え? 森口さんも!?

森口 ただ、走りの仕立てはGR86よりもスバルBRZの方がスタビリティ重視で好みだけど。

上田 うーん、GR86もコペンと同じで、ラグジュアリー志向のレクサス・バージョンを造ったらどうでしょうか。さらに高価になるのは間違いないでしょうし、レクサス・ブランド自体が電動化に舵を切っていますから、可能性はかなり低いんですが。GR86は初代86よりはずっと大人びたとは思いますし、イメージはFT-86に近くなったと思うんですけど、やっぱり大きいし重すぎるかな。

(ENGINE2022年12月号)
ENGINE編集部

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