お父さんでロードスターに乗るヤツ、バカじゃん!

こういう記事を読む度に、モータージャーナリスト少なくとも自動車マスコミはバカばかりかとガッカリどころか怒りさえ感じる。この記事の見出、全く的ハズレだ。

お父さんでマツダロードスターに乗る?お父さんだョ?お母さんと、子供が1人以上いる。今の日本、ド田舎でない限り、1家にクルマ1台が殆どだ!新車で300万遣って、たった2人しか乗れず、大して荷物も積めないクルマを買う?ソレは、一般にクズと呼ぶのではないの?2台目を持てる父親、日本にどれだけいると思う?

フツ~に2座オープンに乗るのは、1人暮らしかない。2+2スペースないと、若夫婦ではちょっと荷物多いとトランクにすら収まらないし、不意のパッセンジャーすら送れない。

そういうコトを、モータージャーナリストや自動車マスコミにはわからないのか?クルマだけを語れば済むと思っているのか?クルマを持つヒトの生活を語れないなら、ヒトとして全くダメで、仕事をしたコトにはならない。

 

 

 

 

 

 

 

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どうしようか迷っているお父さんたちに言いたい! いまこそ「マツダ・ロードスター990S」に乗ろう!!【続篇その3】
11/23(水) 21:10 Yahoo!ニュース
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軽さは正義だ!
 
やっぱり気になるマツダ・ロードスター990S
クルマ好きのあいだでにわかに巻き起こるスポーツカー・ブーム。この先もこれまでのようなスポーツカーが存在し続けるのかどうかわからない。となれば、いまのうちに乗っておかなければ! というわけで、モータージャーナリストの高平高輝と森口将之、そしてエンジン編集部の荒井、新井、上田の5人が、大好きなライトウエイト・スポーツに乗って、「スポーツカー愛」を叫んだ。5台の軽量級スポーツカーを1台ずつ深掘りするシリーズ。プロローグとケータハム・セブン、トヨタコペンGRスポーツに続く【続篇その3】は、ニッポンが誇るライトウエイトスポーツ、マツダ・ロードスター990Sを取り上げる。クルマ好きはもちろん、どうしようか迷っているお父さんたちに言いたい。いまこそ、スポーツカーに乗ろう!

【写真10枚】迷っているお父さんたちに乗ってほしいマツダ・ロードスター990S写真を見る!

◆990Sでなくても大丈夫です、とはいかに?

上田 スポーツカー愛を叫んでもらう3台目の今回は、マツダ・ロードスター。試乗車は990Sです。

高平 まず、読者の皆さんにはっきり言っておきたいんですが、990Sでなくても大丈夫です。ベースグレードのSでも何でも、普通に乗っていればわずかな重量の差なんて分かりません。

新井 機械的な違いは、ホイールが軽量になるのと、脚まわりのセッティングの違いだけです。

上田 実は990SのベースのSって現行の4代目のロードスター登場当時からずっとあったんですよね。スタビライザーがなくて、しっかりとロールするグレードでした。

森口 マイナーチェンジ前のSは良かったよねぇ。やっぱりある程度動いてくれた方が、きっかけを掴みやすくて曲がりやすい。リズムが取りやすい感じ。

荒井 今回横浜からロードスターを引き取ってきたんだけど、借りてすぐ首都高速の1号線に乗ったんだよ。そうしたら、直進性が悪くてビックリした。ちょっと車線変更をしようとすると、すぐ曲がりたがるというか。こんなに高速域のスタビリティが低かったっけ?

新井 西湘バイパスでもそうですね。ちょっとせっかちな感じです。

上田 わずかにブレーキをかける、KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)の制御が関係しているんでしょうか。僕は今回芦ノ湖スカイラインしか走らなかったからひたすら気持ちが良くて、まったく気がつかなかった。

荒井 峠道は全然気にならない。

新井 常に90度以上ステアリングを切り込んでいるようなところは、すっごくいいんだよ。

高平 KPCはそういう風に言う人もいるよね。細かな、本当に細かなピクっていう動きなんだろうけど。そのうち改良が入ると思うよ。

荒井 脚の仕立てそのものはいいんですよ。芦ノ湖スカイラインのコーナーにある、減速を促す赤い段差が連続するようなところをいなすのは、実はこの5台の中でロードスターがいちばん上手で、柔らかに越えていく。

森口 しっとりしているよね。

荒井 でも70km/hくらいでまっすぐ走っていると落ち着かない。

森口 確かに前のSはもっとのったりとしていた。

高平 これも考えが凝り固まっている人がいるせいかもしれないけど、のったり動く感じが嫌いな人もいるんだって。穏やかにコーナリング・パワーが立ち上がる方がリニアで自然でいいという人と、ステアリングを切ったらすぐに反応する方がいいという人がいる。

◆軽いことはいいことだらけ

森口 マーケットからの要求も、後者の意見が強くなってきているんじゃないですか。

上田 やっぱりこれまでと違うものでないとニュースになりにくいですよね。実際、改良前のSは990Sみたいには売れていなかったし。あと、ロードスターの魅力の1つは自分で手を入れられることだと思うんですが、KPCにどれくらいの余地があるのかがちょっと不安。現在は完全にオフにはできませんからね。

高平 余裕がなさ過ぎるのもちょっとね。でも、そういったことはさておいても、やっぱりよくできていますよ。これも長いこと造っているだけのことはある。

森口 幌を開けている時の室内への風の巻き込みも、ほとんどないよね。このあたりも長い歴史によるノウハウの積み重ねと、日本らしいきめ細かさが出ている。

上田 ロードスターほど開け閉めが簡単なオープンカーなんてありませんよ。構造そのものはよくできているとは思うんですが、あっちこっち引っ張ったり緩めたりといちいちお作法があって、どうしても時間がかかるセブンと比べたら、まさに夢のようです。

新井 4代目で排気量を下げるという英断をしたことが、結果的に軽さを存分に楽しめるクルマになっていますよね。アルピーヌA110から乗り換えてもそれがすぐ分かる。姿勢はフラットなのに、脚だけがひたひたと動く。今回あらためて軽いっていうことのすごさを実感しました。

荒井 軽さが挙動の分かりやすさに繋がっている。ロードスターって自分の運転能力や技術を計る物差しみたいなクルマだと思う。いわばスポーツカーの教習車。もう還暦を過ぎたけど、これをちゃんと動かせているうちは大丈夫だって思う(笑)。

上田 軽ければブレーキもタイヤも負担がかからない。お財布にも優しい。これも軽量級スポーツカーの大きなメリットです。

新井 ただ、現行ロードスターフィアットアバルトの124スパイダーと共用することでビジネスとして成立したんですよね。迫り来る電動化に対し、次世代のロードスターがどうなるかが心配です。

話す人=高平高輝+森口将之+荒井寿彦(ENGINE編集部)+新井一樹(ENGINE編集部)+上田純一郎(ENGINE編集部/まとめ) 写真=望月浩彦

(ENGINE2022年12月号)
ENGINE編集部

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