適性の問題!藤川球児の二の舞になりかねない。

平良海馬、セットアッパーとしては実績を残している。そのカレが先発転向を願い出、ゴネて、かなうらしい。

高橋光や今井よりポテンシャルは上?バカ言うな!甲子園優勝投手のスキルレベルと、ただ短いイニング全力投球するだけの投手をゴッチャにすんな!

本人として、希望はあるのだろう。

しかし、実際にデキるかどうかは適性の問題だ。8回セットアッパーは全力投球が必要になる。球種も強いストレートと落ちるタマで済む。しかし、先発に必要なのは、本来クルージングでアウトカウントを稼ぐコトだ。菊池雄星でイメージを誤っているのかも知れないが、全力投球で百球投げ続けるコトではない。

藤川球児を考えたらいい。メジャーで手術後のリハビリついでに独立リーグで先発しようとしたが、独立リーグレベルでも全くダメだった。結局、クローザーに戻るコトになった。

必要なのは、クルージングストレートのキレ、変化球のコントロール、内外高低緩急を操るスキルだ。

カレがそんな練習や実戦で試したコトがあるか?トレーニングも全く違う。瞬発力筋力系トレーニングから、持久力系トレーニングに切り替えられるか?カラダつきからしても、厳しい気がする。

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先発志願が実った西武・平良 他球団から「球界代表するエースの器」と警戒の声〈dot.〉
12/9(金) 6:00 Yahoo!ニュース
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西武の平良海馬
 西武の平良海馬が来季の先発転向を訴え、契約更改の席で保留したことが話題を呼んだ。

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 提示された金銭面に不満があったわけではない。2日の交渉で救援から先発転向を訴え、話し合いは平行線をたどり保留となったが、平良の熱意が届いた。1日空けた4日の交渉で球団が先発転向を容認したため、前回交渉と同じ条件提示となる7000万円増の年俸1億7000万円(推定)で契約更改した。

 西武を取材するスポーツ紙記者は、「平良は2019年オフから先発転向を訴えていました。救援で球界を代表する投手としての地位を築いた後もその思いは変わらなかった。WBCで日本代表に選出されることが有力視されたが辞退することを明言したことから、その決意は本物です」と話す。

 球団サイドの思いも理解できる。昨年はリーグ最多の61試合登板で1勝3敗9セーブ、防御率1.56。34ホールドで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。19年からの4年間で計203試合登板し、7勝8敗94セーブ31ホールド、防御率1.66と替えの利かないリリーバーだった。

 起用法を決めるのは選手ではない。ただ、平良に「同情論」が多いのは救援で結果を出し続けたことが、皮肉にも先発転向のチャンスを失う形なっていたからだろう。チームは救援の柱として計算していたが、頑張っていても報われなければ、モチベーションにも影響する。今季新人王を獲得した水上由伸、森脇良介、本田圭佑らセットアッパーが充実した陣容となったことも、先発で勝負した思いをさらに強くした一因になったかもしれない。球団OBの松坂大輔は自身のツイッターを更新。「先発をやりたい平良の気持ちも分かる。僕がライオンズにいた時もそこに強い興味があるのも知ってた。ただ、監督1年目で絶対的なリリーバーが一枚抜けることは(松井)稼頭央さん(監督)にとっても痛い。でも、そこは他の投手にとっては大きなチャンス。稼頭央さんの悩みを埋める投手が出てきてほしいですね」とエールを送った。

 救援から先発に転向して大ブレークした代表格が、ソフトバンクからメジャー挑戦を目指す千賀滉大とオリックス・山本由伸だ。千賀は高卒6年目の16年に先発に回り、7年連続2ケタ勝利をマーク。最多勝最優秀防御率、最高勝率を1度ずつ、最多奪三振を2度獲得した。山本は高卒3年目の19年に救援から先発へ配置転換。21、22年と史上初の2年連続「投手5冠」に輝き、球界№1投手の呼び声が高い。

 先発転向して結果を残せなかったケースもある。通算197セーブと不動の守護神として君臨している楽天松井裕樹は20年に先発挑戦したが思うような結果を残せず、再びストッパーに戻った。

 平良の場合はどうだろうか。他球団のスコアラーは警戒を強める。

「先発になじむまではオープン戦などで試行錯誤すると思いますが、シーズンを通じて起用すれば結果は残すと思います。球質の重い直球だけでなく、スライダー、カットボール、チェンジアップなど変化球の精度が高い。制球も良いので四球で自滅するタイプではない。ポテンシャルだけで言えば、エースの高橋光成、今井達也より平良の方が上。球界を代表するエースになれる器です」

 不退転の決意で先発転向する平良。結果を残すことが、球団への恩返しになる。(今川秀悟)

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