サスペンション部品、二輪四輪基本は同じ!

サスペンションの構成部品、基本は二輪も四輪もそう変わりはない。荷重やレイアウトに依るリンクが違うが、サスペンションの動き自体はダンパーとスプリングのストロークと振幅や収束の速さの問題だ。

二輪の場合、前は左右2本支持、倒立も正立もあるし、後はモノサスも左右2本サスもある。

四輪は左右とも前後ともサスペンションがあるので、ピッチング、ローリング、ヨーイングをコントロールする必要があるが、二輪は前後にしかないので、ピッチングをコントロールするコトになる。

二輪として、前はブレーキングでの圧側とアクセリングでの伸び側、スプリングは荷重を受け止めつつタイヤを路面に適度に押し付ける。後は、姿勢としてブレーキングで上がり気味、アクセリングで下がり気味になる。リンクやレイアウトに依り、圧側伸び側の割り振りが変わるハズ。

 

 

 

 

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[Q] サスペンションの“調整”って何をする? 伸び側/圧側って何だ??【30秒でわかる! バイクの疑問】
12/19(月) 21:20 Yahoo!ニュース
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[A] 体重/荷物の重さ/好みに最適化できる!
 
サスペンション調整
とても簡単に説明するなら、バイクの一般的なサスペンションはスプリング(バネ)とダンパーで構成されている。

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バネが衝撃吸収や車体姿勢変化を担うが、単体だと伸縮を繰り返して落ち着くまでに時間がかかるため、ダンパーでこの動きを制御しているのだ。

そしてこのバネは、あらかじめ少し縮めた状態でセットされ(それをプリロードという)ている。調整機能があるバイクの場合、プリロードを調整することでライダーの体重や積載した荷物の重さ、あるいは好みに最適化することができる。

また、制御役のダンパーは伸びる方向と縮む方向が別々に調整可能で、これによってサスが伸び縮みする速度を変更できるのだ。

〈ギャラリー写真2〉どのような調整機構が付いているのかはサスペンションによって異なる。写真は圧縮側減衰力調整と伸び側減衰力調整のツマミが分かれて付いている。

〈ギャラリー写真3-4〉【まずはイニシャル】フロントサスペンションのプリロード調整(イニシャル調整)は、6角スパナかマイナスドライバー、または内6角レンチでできることがほとんど。一方でリヤサスには、専用工具が必要な場合もある。

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●文:ヤングマシン編集部
※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ヤングマシン編集部

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