16年も続けた・・・ニッサンクルマ作りの暗黒時代!

ニッサンR35GT-R、元々、ルノー同様、リストラでダメになった開発閉塞イメージを払拭すべく、当時持つリソースの範囲で、単に速いクルマを(スカイラインGT-Rではなく)ニッサンGT-Rとして作れとゴーンから言われ、水野サンがあり合せで作ったクルマだ。

スカイラインGT-Rでなくなったコトで、直6でもハコ型でなくても良くなった。しかし、何の画期的メカも発想もなく、単に速く走るだけのクルマを作った。

ターボ化で、70年代でも2リッター4気筒で500馬力以上、3リッター6気筒で600馬力以上出ていた。それが、ドライバビリティー改善はあるにせよ、4リッター近い6気筒ターボで今のスペックだ。

速く走らせるために4WD化、限界点より常用トラクションのため、敢えての超重量にした。

後は、バカから定期的にカネをムシリ取るため、アチコチ微小変更して価格上乗せするイヤーモデル商法だ。

今のニッサンル・マンを走るFFにも、日本のスーパーGTを走る4気筒ターボにもGT-Rを名乗らせている。

水野サンのR35GT-Rは、絶対解ではサラサラない。むしろ、クルマ作りを歪めた最悪解だとすら思う。

コレを正す発想を持つ人材が、今のニッサンにいない。

そんな16年なのだ。

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日産が新型「GT-R」世界初公開へ デザイン変更&特別マフラーで騒音対策の24年仕様! 次期型モデルはどうなるのか
2023.01.25 14:50掲載 くるまのニュース 8
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■16年目に突入した国産スーパースポーツの最高峰、今後は?

日産は新型「GT-R(2024年モデル)」を東京オートサロン2023にて世界初公開しました。

一方、GT-R自体は2007年の登場からすでに15年以上が経過しているだけに、その今後が気になるところです。

【画像】世界初公開された新型GT-R! 日本仕様だけの変更も! 何が変わった?(116枚)

GT-Rの登場は2007年のことです。

6年前後でフルモデルチェンジがおこなわれることが一般的といえるなかで、15年以上にわたって同一型式を維持しているGT-Rは、極めて異色の存在といえます。

もちろん、15年以上にわたるモデルイヤーのなかで、GT-Rの性能は大きく向上しています。

発売後には2008年の一部改良(エンジンや足回りを中心)、2009年の一部改良(ナビの改良が中心)がおこなわれました。

その後、内外装デザインや走行性能の向上などを中心に2010年(2011年モデル)、2011年(2012年モデル)、2012年(2013年モデル)、2013年(2014年モデル)、2014年(2015年モデル)、2016年(2017年モデル)、2017年(2018年モデル)、2019年(2020年モデル)、2021年(2022年モデル)、そして今回2023年(2024年モデル)が発表されたのです。

また、2014年には「GT-R NISMO」が追加され前述の標準仕様に並行して進化しています。

こうした毎年のように進化した具体例として、たとえば2007年時点では480PSだったベースモデルの最高出力は2024年モデルでは570PSまで強化されています。

新型GT-R(2024年モデル)は、多くの自動車ファンが集まる東京オートサロンで発表されたということもあり、会場には黒山の人だかりができていました。

速さだけでなく、洗練された乗り味も追求し、トータルバランスを高次元まで求めたというGT-Rの2024年モデルは、最高出力は維持しつつ、走行時の不要なノイズと振動が低減されています。

新型GT-R(2024年モデル)について、日産のアシュワニ グプタCOOが「R35型の集大成ともなるべきモデル」とコメントするなど、意欲を感じるモデルに仕上げられています。

このように登場から15年以上が経過した現在でも、ワールドクラスのパフォーマンスを持つスーパースポーツカーであることは疑いようもない事実です。

しかしながら、今後さらなる進化を目指すためには、フルモデルチェンジが必須であることもまた、多くの人が感じているところです。

GT-Rの次期型については、これまで国内外の自動車メディアなどがさまざまなウワサを報じてきました。

しかし、結論からいえば、現時点で日産からGT-Rの今後について公式なアナウンスはありません。

つまり、日本を代表するスーパースポーツカーの将来については、まだまだ不透明な部分も多いのが実情です。

一方、昨今の自動車業界を取り巻く環境を見れば、GT-Rの将来についてある程度の方向性を感じることはできそうです。

そのなかで、もっとも重要なキーワードのひとつとなっているのが「電動化」です。

現在、多くの国が将来的な脱ガソリンエンジン化の方針を打ち出しており、GT-Rの主要な市場である北米や欧州、そして日本も例外ではありません。

2021年1月の施政方針演説では「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」という内容が発表されました。

現時点では不透明な部分もあるものの、ガソリンエンジンのみを搭載したモデルの販売が難しくなることは既定路線となっています。

そうした流れをうけて、フェラーリランボルギーニなどが、電動パワートレインを搭載したスーパースポーツカーをすでに発売しています。

電動パワートレインを採用することで、ガソリンエンジンに比べて走行時のCO2排出量を低減できることのみならず、モーターの特性を活かした圧倒的な加速性能を与えられるといったメリットも得られます。

■新型GT-Rは日本のみ特別な仕様となっている? 次期型GT-Rはどうなる?

また、年を追うごとに厳格化される騒音規制も、電動化を推進する大きな原動力となっています。

2015年におこなわれた自動車基準世界フォーラムによって成立した「協定規則第51条」では、自動車の騒音が健康に対して与える影響を考慮し、市販されるクルマの騒音規制値を段階的に引き上げていくことが盛り込まれています。

GT-Rは、この騒音規制をクリアすることが難しいことなどを理由に、2022年をもって欧州での販売が終了しています。

日本でも、2022年9月から適用される騒音規制への対応が難しかったことから、2022年8月31日に一度販売終了するというかたちが取られています。

そうしたことから、新型GT-R(2024年モデル)では日本仕様のみに新構造のマフラーを採用することで対応しています。

また今後さらに厳格化される騒音規制をクリアするためには、パワートレインを電動化をすることが世界的な流れに乗る選択肢のひとつです。

これらを総合すると、次期型GT-Rが電動化することは間違いないように思われます。

日産が世界で最も電動化に熱心な自動車メーカーのひとつであることもそれを裏付けています。

いずれにせよ、冒頭のグプタCOOのコメントにあるとおり、現行GT-R(R35)はすでに集大成と呼べる状況にあります。

多くのファンを抱えるモデルであるだけに、今後登場するであろう次期型GT-Rへの期待は、ますます高まっていくことでしょう。

※ ※ ※

次期型GT-Rについて、脱ガソリンエンジン化のトレンドや日産の経営体力の問題などから、そもそも開発がおこなわれていないという予測もあります。

ただ、「GT-R」のブランド力は国内外で圧倒的なものであることは日産自身も認めていることです。

高いブランド力を持つモデルは、実際の販売台数以上に貢献してくれるものであることはいうまでもありません。

もちろん、現時点では次期型GT-Rについて確定した事実はないというのが正確なところですが、登場しないという可能性はほとんどないと考えてよいでしょう。

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