根尾と高橋、数年後には・・・

中日立浪監督、根尾昴だけでなく高橋宏チョまでも要注意人物にしてしまった。カレ自身、チームをどうデキると思っているのか?

現状、"ナゴヤ阪神タイガース"目指して、親会社とフロントぐるみで"勝つ気ない安上がりなチーム"を作る気なのだ。

こんな勝つ気ない/勝てないチーム、勝てなくても地元観客に愛されるチームであるためには、負け試合の見せ方こそが大事なのだ。どうせ、6割近く負けるチームだ。負け試合登板の方が活躍の場をもらえるのだ。

立浪監督の見切りの悪さは、変わってないのだ。

高橋宏は育てたい?根尾は辞めさせたい?ソコに違いはあるようだ。

現在廃部PL高出身の立浪監督として、大阪桐蔭高出身の根尾を辞めさせたいみたい。遊撃手でダメ、外野手でダメ、打者でダメをつけ、去年投手でダメなら辞めさせるハズだった。しかし、この"逆平野パターン"で、根尾が勝ちパターンの日本人投手達より遥かに良いタマを投げていたコトで、計算が大狂いした。負け試合とて、順調に抑えられては困る。だから、ワザと不定期にして、調整をしにくく万全でない登板を増やし、何とか勝ちパターン投手達以下の成績に調整した。

根尾に気を取られて、高橋宏をあまり見てなかった。あまり見てなかったから、高橋宏が自チーム内ではなく、他球団のエース山本由に入れ込んでフォームをマネるコトが面白くない。だから、フツ~に上手く行かなければ戻るフォームをムリヤリ戻させた。この時期はカラダさえ作れば、試行錯誤しても良い時期なのに。

もはや、そんなコトも見えなくなっている気がする。

 

 

 

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【独占激白】中日の立浪監督が語る「根尾昂の起用法」と「高橋宏斗の“山本由伸フォームコピー騒動”の顛末」
2/17(金) 6:20 Yahoo!ニュース
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立浪監督は根尾昂の今季の起用法をどう考えてるのか?
最下位からの逆襲を狙う中日・立浪和義監督(53)の独占インタビュー第2弾。WBCの日本代表に選ばれている高橋宏斗(20)がオフに“越境合同自主トレ”をしたオリックスの山本由伸(24)のフォームをコピーしてきて首脳陣を困惑させた騒動、そして今季から本格的に先発転向に取り組ませている根尾昂(22)についての考えを聞いた。

WBC侍リスト】中日からは高橋宏だけが選出

「山本選手にも迷惑がかかることになる」
――就任以来、長髪、茶髪、ヒゲの禁止など「妥協しない厳しさ」を打ち出しましたね。Z世代と呼ばれる選手への指導や接し方は難しくないですか?
「Z世代って何ですか?(笑)。確かに、その世代は、怒られたり、殴られたりしていないから弱い。弱いんだけど自分のものは持っているんです。扱いは難しいですが、気を使ってはいません。僕は『いいものはいい』『悪いものは悪い』と方針を出した方がいいと考えているんです。だから自分の考えは遠慮などせずにハッキリと言いますよ」

 Z世代への対応の難しさを象徴する騒動がキャンプ3日目に起きた。昨季6勝7敗、防御率2.47の成績を残し、WBCの日本代表にチームでただ一人選ばれた将来のエース候補、高橋宏がオフの間“越境合同自主トレ”に参加していたオリックスの“7冠”山本由伸をコピーしたような投球フォームに変わっていたのだ。左足をほとんど上げずにステップの沈み込みも少なく、大きなタメを作らないまま体を縦に使う投法。ヤリ投げをトレーニングに取り入れる山本由伸投法と言っていい。ブルペンにいて驚いた立浪監督は、それを見過ごさずに「元に戻しなさい」と命じたのである。

――高橋宏の“山本由伸フォームコピー騒動”の際には、立浪監督は、ハッキリと指針を示しましたね。
「高橋から山本選手にも連絡させました。山本選手にも迷惑がかかることなんでね。山本選手も“投球フォームは教えていない。自分を真似していただけ”ということらしいんです。今の選手は、すぐにいい選手のところへいきたがりますよね。自分に、ちゃんとしたものがあって、そこにプラスアルファというのであればいいんです。自分のものができてから、さらに上を目指すためのアドバイスならわかるんですが…。そもそも、山本選手とは(投球スタイルも体型も)違うわけですからね」
――今回の問題に賛否はありますが、私も監督と同じ意見です。自分で何がプラスなのかの取捨選択ができる段階になってから取り入れるべきで、プロ野球選手は、いくら個人事業主といえども、目標はチームの勝利であり、そこにはチーム方針があります。
「調子に乗っているとまでは言いませんが、もう少し考えて行動して欲しいですね。確かに高橋は皆さんに可能性を感じ取ってもらった投手で、WBCの日本代表にも選んでもらいました。でも、まだ6勝しかしていない投手です。しかも10日、12日と間隔を空けて使っています。中6日のローテーで回るようになって、それを3年続けてからでしょう?」

――Z世代についての話を続けてもうひとつ。昨年のシーズン途中に投手へ転向させる異例の決断を行い、今季は先発として取り組ませることを決めて2軍キャンプスタートとなっている根尾についても聞かせてください。まずなぜ先発へ転向させたのですか?
「後ろの投手はたくさんいます。去年は、まず投手を経験させることが一番の目的で、実際は敗戦処理が多かったですが、彼の能力から考えると、もっと大きく育ってもらいたいんです」
 根尾は昨年、主に中継ぎ登板を中心に25試合、29イニングに投げ、1ホールド、防御率3.41の成績を残した。オフには米国シアトルにあるデータ解析にもとづいてスキルアップを図る“メジャー版虎の穴”「ドライブライン」で変化球の質を磨き、鳥取にある初動負荷トレーニングの「ワールドウィング」に通い、本格的な投手転向に向けての取り組みを行ってきた。
 だが、先発転向は順調とは言えず、今キャンプでは、初の打撃投手を務めた際にストライクが入らず、ブルペンでのピッチングを7日間封印するなどの試行錯誤が続いている。

「正直、秋のキャンプから壁にぶつかっています。これを打破していかないといけない。今はガムシャラにやってもらいたいんです。人気がある選手で、根尾自身も“いい格好しい”なので焦っているんですよね。そこで苦労している。今はガムシャラにやればいいんです。焦らなくてもいい。本人の気持ちは、わからんでもありませんが、今年ドラフトで入ったくらいの気持ちでやってくれればいいんですよ。去年の途中から投手に変わったばかりじゃないですか。すぐに結果を出さなくてもいい。長い目で見ています」
ーー去年の結果から見ると中継ぎでの1軍チャンスはあると思うのですが、先発での1軍チャンスは、どういう条件を満たしたときにつかめますか?
「頭がいい子なんで、先発として自分の置かれているポジションはわかっていると思うんです。大野、柳から始まって自分がチームの中で先発の何番目にいるかはわかっているはずなんです。現時点ではもちろん厳しい。その順番が上がるように、まずはファームでローテーションに入って投げて力を付けることです」
 今季の中日の先発候補は大野雄大、柳裕也、小笠原慎之介、高橋宏、松葉貴大、そしてトレードで移籍してきた涌井秀章と充実した6人が揃っている。続けて勝野昌慶、福谷浩司、梅津晃大、鈴木博志、上田洸太朗、岡野祐一郎、そしてドラフト1位の仲地礼亜らがチャンスを伺っており、現在の序列で言えば、根尾はとてもローテーション候補に届かない。立浪監督は特別扱いするつもりはなく、ファームで実力をつけ、結果で、その序列を上げて自ら先発チャンスをつかみとるしかないのだ。
 ただ立浪監督は「焦らずにガムシャラにやれ」と忠告した。
 今季中に根尾に先発の戦力になってもらわねば困るというチーム事情ではなく、根尾自身も一気にその順列を上げる必要もない。今年でプロ5年目。立浪監督の言葉通り、大卒ルーキーのつもりでゼロからのスタートを切ればいい話で、監督自身が「長い目で見る」と断言している以上、結果が出ないからといって1、2年で見切りをつけられることはないだろう。甲子園の優勝投手も、プロでは、3年間も投手としてのトレーニングを行っていないブランクがあり、本格転向してまだ1年も経過していないのである。150キロをマークする速球と、天性の制球力に加え、クレバーさを兼ね備えたマウンド度胸が根尾の持ち味。指揮官が、根尾の育成方針を明確にした以上、ファンもメディアも根尾の成長を長い目で見守る必要があるのかもしれない。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

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