江川卓、あの時の小林繁の状況に近付いた?

カレの野球、現場を見る眼はハズレかかっていないか?

佐々木朗希や宇田川優希、身長も190センチくらいあって、手が大きく指が長い。だが、ダルビッシュ有だけでなく大谷翔平田中将大でも、フォーク多投はヒジに来た。つまり、粗悪メジャー球ローリングスボールは滑るため、2本指で挟み抜くフォークには良くないのだ。むしろ、バカなアメリカ投手がチェンジアップと呼ぶパームボールの方が向いている。そういう観点を江川卓はわかっているのか?カレは巨人以外現場取材に殆ど行かず、スタジオ対談やテレビ画面の上辺しか見てなかったりする。

昔、第2期長嶋茂雄監督での巨人日本シリーズ小林繁が長嶋の投手起用についてスポーツキャスターとしてコメントした時、長嶋茂雄は「小林クン、それは違う!」と名指し反論した。現場から離れた時期が長くなり、現場の局面対応判断がわからなくなって来た指摘だったハズ。

今の江川に、そうした指摘をする師匠はいない。ドコまで人柄や面白さだけで凌げるだろうか?

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WBCは使わない方がいい」元祖怪物・江川卓氏が佐々木朗希の“新球”に助言。宇田川優希には「フォークだけ」を推奨
3/2(木) 5:30 Yahoo!ニュース
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通算135勝の豪腕がYouTubeチャンネルで独自解説
 
江川氏が注目した佐々木(左)と宇田川(右)。WBCに向け、課題も挙げた。写真:梅月智史
 野球解説者の江川卓氏が3月1日、YouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』を更新した。同チャンネル内では、今月9日にワールド・ベースボール・クラシックWBC)初戦に臨む侍ジャパンが先日行なったソフトバンクとの壮行試合を振り返った。

【PHOTO】宮崎キャンプを打ち上げた侍ジャパン。たくさんの声援が届けられた、ひなたサンマリンスタジアム宮崎の11日間

 NPB通算135勝を挙げた江川氏は、まず2月25日に先発登板した佐々木朗希(ロッテ)に注目。「ほぼ100に近い」と高い評価。「2月末で160キロを超すストレートが投げられるのは、ほぼ出来上がっている」とコンディションに太鼓判を押した。

 ただし、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)から直伝されたというスライダーについては「まだ物になっていない」と言い、「WBC期間中は使わない方がよい」と断言。力でねじ伏せた最速162キロのストレートと、鋭く落ちるフォークだけで十分だと力説した。

 他には、6回表での侍ジャパンの守備について、気になる発言をした。ソフトバンク三森大貴のショートへの打球を中野拓夢(阪神)がファンブルし、その間にランナーが生還した場面を同氏は見逃さなかった。「前回(2017年大会)松田さんが雨の中でスリップしてサードゴロをお手玉して決勝点が入りましたよね。それと今のようなことが起こり得る」と指摘した。

 WBC球への対応やグラウンドの違いは野手陣にも十分な影響を与えると言い、準決勝ラウンド以降は米国で行なわれるため、江川氏は「ものすごく心配」と守備を課題に挙げた。

 そして、今合宿で話題となった宇田川優希(オリックス)については、「ストレートがとにかく速い。今、売り出し中ですね」と注目。「特に身長があってフォークがいい。1イニングだけならフォークだけでいい」と助言した。

 江川氏は「ストレートも打ちづらいけど、メジャーリーガーとかドミニカ、プエルトリコ(が相手)となったら、あの直球にもしかしたら反応が良くなっちゃう」と指摘。「そしたら、フォークを少し多くして投げてもいいかもしれないですね」とメジャーで活躍する強打者たちの攻略法を提言。1イニングなら、フォークだけで十分に押し切る力があると見込んでいた。

 WBCに向け、侍ジャパンへ大胆なアドバイスを送った江川氏。侍ジャパンは今月3日、4日に中日戦(バンテリンドーム)、6日に阪神戦、7日にオリックス戦(ともに京セラドーム大阪)と壮行試合を重ね、9日の中国戦(東京ドーム)で初戦を迎える。

構成●THE DIGEST編集部

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