日本プロ野球マスコミ、未だに剛速球/快速球を区別できない!

嘗ての巨人江川卓、全盛期でもスピードガン表示は152キロくらいだった。AI解析すると、当時表示144キロでも今のレベルで158キロ?つまり、今のスピードガン初速表示は約15キロ出やすくなっているというコトか?

安直な数字を出し過ぎじゃないの?今の158キロって、大谷翔平や佐々木朗希よりちょい下、山本由伸や山崎颯一郎レベルだ。江川卓の身長や手の長さや浪人したカラダのナマリを考えて、今の瞬発力偏重トレーニングしてる投手と同等や優るハズがないのだ。

そして、日本プロ野球マスコミが剛速球型と快速球型の区別、ボールリリースの射出型とスピン型の区別をキチンとできずに、書いているコトが問題だ。

剛速球型は、ピッチングマシンのアームのようにボールをホールドして強く射ち出す。大谷翔平みたいなタイプだ。江川卓と比較して槙原寛巳山口高志なども。速い棒ダマだ。スピードは出やすいし、強く射ち出され体重も乗りやすい。

快速球型は、ボールリリースでバックスピンをかける。バックスピンのかけ具合で、前に伸びたりホップしたり、押し出し具合でチェンジアップ気味に落ちたりする。前後の変化球になり、打者の目測を狂わす。ボールを切るリリースのため、スピードは出ないし、タマが軽いと言われる。江川卓鈴木啓示らになる。

たぶん、速球を武器とする投手でも、スピン型は射出型より5キロ程度遅くなる。スピンをかけるために、推進力をロスするから。

もっとも、江川卓らの80~90年代より、大谷翔平藤浪晋太郎や佐々木朗希の今、スピードガン数値は5~10キロ出やすくなっているのは事実だろう。決して15キロではない。

投手の速球のタイプをキチンとわかっていなければ、江川卓大谷翔平をそのまま比較して差を出し過ぎているのだ。

 

 

 

 

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江川卓氏、「モーニングショー」で剛速球の秘密が判明…回転数は佐々木、大谷を上回る2750回「投げ方に特徴が」
11/11(金) 10:29 Yahoo!ニュース
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江川卓
 元プロ野球選手の江川卓氏が11日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)に生出演した。

 番組では11日に行われた「侍ジャパンシリーズ2022」で日本が9―0でオーストラリアを破り、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、侍ジャパンは強化試合4試合を全勝で終えたことを伝えた。

 スタジオで江川氏は侍ジャパンを解説。その中で江川氏の現役時代の剛速球を紹介した。1981年9月9日の大洋戦を例にし球速は当時のスピードガンで144・5キロだったが現在の最新AIで解析したところ158キロだった。

 さらに1分間の回転数は2750回で佐々木朗希の2520回、大谷翔平の2528回を上回っていた。さらにボールのホップ値を分析すると今のプロ野球の投手の平均値と23・4センチも違うことを紹介した。

 江川氏は回転数の秘密を「投げ方に特徴があって、指ではじかないです」と明かし、「こう投げるんです」と指を上から下へなでるしぐさを見せた。さらに「子ども頃石投げをしていまして、その感じで風に石を乗せる感じで」とせつめいしていた。
報知新聞社

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