ニュルタイム、FF最速?意味ある?

ニュルブルクリンクノルトシュライフェの1周ラップタイム、世界中の自動車メーカーが争っている。

FF最速?そんなカテゴリー、要る?カテゴリー分けするなら、発生トルクでグレード分けすれば?

そうでなければ、各駆動方式でのランキングあるのか?FF、FR、ミドシップ、RR、4WD(フロントエンジンとミドシップとリヤエンジンで分ける必要あるかな?)

まして、シビックタイプRって、大量生産大量販売する気ある商品か?バカガネ遣って開発し、無差別級で見ればショボいタイムをFF最速って騒ぐの?ニュルタイムで買うヒト、いるの?しげの秀一頭文字D」連載中なら、東堂塾編辺りでならプロモーション効果あったろうけど、神奈川編ではホンダはNSXしか出て来なかった。今の「MFゴースト」でも、シビックタイプRはハチロクらにも歯が立たない扱いだった。超高速までのストップ&ゴー含んだ広レンジバトルでは、元々FFは苦しいだろ?

 

 

 

 

 

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1秒遅いのに記録更新? シビックTYPE Rのニュルブルクリンクタイムアタックってどうなってんの?
2023.05.08 14:02掲載 ベストカーWeb 11
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4月20日、ホンダは6代目シビックTYPE Rが、ニュルブルクリンク北コースのFF最速記録を更新したと発表した。でもそのタイムは5代目TYPE Rの記録よりも約1秒遅い。いったい何が起きたのか? TYPE Rのタイムアタックの歴史も振り返りながら調べてみよう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/ホンダ、ルノーメルセデス・ベンツ、ポルシェ

1秒遅いのに記録更新? シビックTYPE Rのニュルブルクリンクタイムアタックってどうなってんの?

■FF最速の座を賭けた日・仏・独の戦い!

量産FF車最速の記録を打ち立てた6代目シビックTYPE R

量産FF車最速の座に君臨し続けるシビックTYPE R。その証として、正式にニュルブルクリンク北コースのタイムアタックに挑み始めたのは、4代目TYPE RであるFK2型からのことだ。

当時ニュルブルクリンク北コースのFF最速レコードを握っていたのは、ルノーのメガーヌR.S.275トロフィーR(7分54秒36)。2015年、TYPE Rはこの記録に挑み、ラップタイムを約3.7秒縮める7分50秒63を記録した。

しかし王座を賭けた戦いは終わらない。戦列に加わったのがフォルクスワーゲンだ。2016年春、同社はゴルフGTIの2座モデルであるクラブスポーツSをニュルに持ち込み、7分50秒を切る7分49秒21を記録。さらにその年の12月、セッティングを煮詰めて再度タイムアタックを行い、タイムを2秒縮める7分47秒19を記録したのだ。

追う立場となったシビックは、王座奪還をFK8型5代目シビックTYPE Rに託す。FK8型の武器は320psまで高められたエンジンパワーとローレシオ化されたトランスミッション、そして新設計のマルチリンク式リアサスペンション。これらが奏功したのか2017年4月、同車は7分43秒80をたたき出し、みごとFF車最速の座をゴルフから奪い取ることに成功した。

ちなみにその後、ルノーはフルモデルチェンジした4代目メガーヌR.S.にトロフィーRを設定し、再度タイムアタックに挑んでいる。記録したタイムは初の40秒台入りとなる7分40秒100!

しかしその中身はというと、130kgもの軽量化を実現するためにリアシートすら取り除き、メガーヌR.S.の美点ともいえた4輪操舵機構も非装着という仕様。

1.8リッターというシビックTYPE Rより200cc小さい排気量を補うにはやむを得ないのかもしれないが、TYPE Rと同列に比べるのはちと厳しい。ホンダもその点は苦慮したようで、4代目メガーヌR.S.トロフィーRのタイムは、ランキングに含めない参考値と判断したようだ。

ニュルブルクリンクが公式タイムアタック区間を決めた

北コース(ピンク線)とグランプリコース(黄色線)の接続部分。スタート地点が手前になった(赤線部分)ためラップタイムが延びた(GoogleMapから作成)

そんな中、6代目シビックTYPE Rが見事タイム短縮に成功したのだが、記録を見てみるとおかしなことに気付く。今回の記録は7分44秒881。5代目TYPE Rの記録7分43秒80よりおよそ1秒遅いのだ。なぜ記録更新なのか?

その答えだが、「ニュルブルクリンク北コースにタイムアタックの公式区間が定められたから」というのが正解。

もともとニュルブルクリンクタイムアタックには「計測は北コースとグランプリコースの合流地点から始める」という非公式ルールがあった。これに対し2019年、ニュルブルクリンクが「計測は北コースのコントロールラインから」という公式ルールを定めたため、スタート地点がおよそ230m手前になり(コース長でいうと20.6km>20.832km)、タイムが遅くなったというわけだ。

ここまではFF車最速のタイムを見てきたが、市販車全体の最速タイムを見てみると、メルセデス・ベンツAMG Oneが2022年10月28日に記録した6分30秒705が最速だ。

さらにカテゴリーを広げて無制限クラスの車両を含めると、2018年にポルシェ919ハイブリッドEvoが記録した5分19秒546が最速記録となる。その時の平均車速は時速233km、最後に待ち構えるドッティンガーストレートでは最高時速369kmを記録したというから、正気の沙汰ではない。

ニュルブルクリンクが現在ほど有名でなかった時代。ある日本車が現地でテストを行ったところ「わずか数ラップでボディがゆがみ、ドアが開かなくなった」という逸話を聞いたことがある。以来日本車は血のにじむような努力を重ね、いまやTYPE RがFF車最速の称号を持つ。この事実を、日本車ファンはもっと誇りに思うべきかもしれない。

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