大谷翔平、契約のメリット/デメリット

大谷翔平ドジャースとの契約は、なかなか笑えるモノだった。10年1015億円と言いながら、今から10年は約3億円、以後の10年に残りを分割払する。確か3億円とは、NBAシカゴブルズのS・ピッペンが、若い頃に将来を悲観してGMクラウスとムリヤリ低額長期契約を結んだ額と近い。

違うのは、大谷が自分の存在すると思われる10年のサラリーキャップを案じての低額なのに対して、ピッペンは自分の体調をネガティブに案じた保険的低額だった点だ。

逆に、K・ガーネットに20億円相当を支払う契約をしたために、ググリオッタやマーヴリーらが出て行くコトになってしまったティンバーウルブスみたいな例もある。サラリーキャップでなくても、チーム内に明らかな年俸格差が出て良いコトはない。

NPBでも、楽天を考えたらわかるだろ?球団唯一の日本一の立役者、田中将大がMLB経て戻ったのに、年俸9億円に嫉妬し、ナイン全員で無気力試合を3年続けてる。巨人なら、江川卓桑田真澄の登板試合でずっとやってた。ただでも実力差が少ない試合、無気力が付くと、下位チームにだって勝てないし、他の投手の試合でも取組メンタルを立て直せない。

少なくとも、コレからの10年、大谷翔平は年俸3億円弱で働くのだ。他の選手が、その間にどれだけ入れ替わるかわからないが、恐らくカレよりいっぱいもらう10年だろう。カレは残り980億円近くを、ドジャースを去るトコから年金的に受け取る形になるのだろう。

誰も質問してないが、カレの日本代表参加がどうなっているのか?カレにおいて、WBCや五輪やプレ12、再開されれば日米野球を、日本代表やMLB代表としてどう想定されるのか?

また、将来的に野球のチーム選手権、サッカーで言う昔のトヨタカップ、世界クラブチーム選手権が立ち上ったら、ドジャース一員として野球リーグのある世界各国チームと戦うのか、興味がある。

 

 

 

 

 

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大谷翔平ドジャース契約破棄の権利「特定の人事変更あった場合」 総額1015億円契約の詳細明らかに 米記者
12/14(木) 8:29 Yahoo!ニュース
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 大谷翔平
 スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が13日(日本時間14日)、Xで大谷翔平選手がドジャースと合意した10年7億ドル(約1015億円)の契約に選手の意思で残りの契約を破棄できるオプトアウトの権利があったと伝えた。

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 オプトアウトの権利は大型契約の付帯条件として含まれることが多く、主に選手が契約内容を見直すために用いられる。しかし、ローゼンタール記者は大谷の目的は「ドジャースの人事に特定の変更があった場合、選手は変更があったシーズンの終わりに契約を解除できる」と説明。ただし、「特定の変更」についてはAP通信によるとウォルターオーナー、フリードマン編成本部長の2人と伝えた。

 同記者はオプトアウト権のほかに「選手は球団の慈善団体に(年俸の)1%を超えない金額を寄付する」、「レギュラーシーズンとポストシーズンの全試合でドジャースタジアムのスイート席を与えられ、通訳を提供する」といった付帯条件を紹介した。

 大谷の契約に関しては、契約期間中に選手に支払われる年俸は1年あたり200万ドル(約2億9000万円)だけで、総年俸の97%にあたる6億8000万ドル(約986億円)は契約満了後の34年から10年間、分割で支払われることが判明。大谷が球団財政を考慮して提案した後払い条項は物議を醸している。

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