歴代最強のホークス打者、野村克也でなければダメ調査だ!

歴代最強のホークス打者を、225人にアンケートした結果がコレだ。たった225票で、1位が74票で2位が72票なら、人数追加して順位差が決定的になるよう、調査すべきだった。

また、王貞治より先に三冠王になり、650本ホームランを打ち、プレーイングマネージャーやって、リーグ優勝に導いた野村克也がたった1割しか得票ないって、相当にダメな225人だと感じる。野村克也が、松中信彦より上にいなければおかしい。

まして、松中はともかく、柳田に3割超の票って、ニワカとしか言い様がない。

 

1、松中信彦(74)

2、柳田悠岐(72)

3、野村克也(22)

4、門田博光(14)

5、小久保裕紀城島健司(7)

7、内川聖一秋山幸二(6)

9、松田宣浩(5)

10、近藤健介(4)

その他(8)

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「歴代最強だと思うホークスの強打者」ランキング!3位「野村克也」、2位「柳田悠岐」を抑えた1位は?【野球ファン225人に聞いた】
2024.2.19
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写真:PIXTA
2000年以降、8度の日本一(2003年のダイエー時代含む)に輝くなど、プロ野球界の新盟主と言っても過言ではないのが福岡ソフトバンクホークス

豊富な資金力を背景に育成施設を整え、有望な選手を多数獲得しては一流プレーヤーに育てていったことで現在の地位を確立しました。


そんなソフトバンクはかつてのパ・リーグの強豪チームだった南海ホークスをベースにしたチーム。関西の強豪が福岡に本拠地を移して福岡ダイエーホークスとなり、2005年から現在の親会社であるソフトバンクに替わり、現在に至りますが……その中で数々のスラッガー(強打者)が誕生してきました。

そんな歴代の中心選手たちが多数ランクインした「福岡ソフトバンクホークスの強打者」の中で「歴代最強」はいったい誰なのか? 全国のプロ野球ファン225人にアンケートを実施し「歴代最強だと思う福岡ソフトバンクホークスの強打者ランキング」を作成。その結果をご紹介します!

なお、「最強」の定義は記録や数字だけでなく、投票者に委ねていますので、投票理由も多岐にわたります。在籍期間は問わず、また前身球団時代の選手も対象となります。

一体、誰が「歴代最強・福岡ソフトバンクホークスの強打者」に選出されるのか……。

投票結果を見てみましょう!

【第3位】野村克也(22票)
いち球団を飛び越えてプロ野球界にその名を残す大打者・野村克也選手が第3位に。

ヤクルトや阪神楽天の監督をしているイメージが強い方も多いかもしれませんが、実は野村選手が最初にプロ入りしたのは福岡ソフトバンクホークスの前身球団である南海ホークスです。


テスト生として1954年に南海へ入団した野村選手はプロ入り直後の2年間で11打席しか与えられず、あわや戦力外となるところでしたが、同じチームのライバル選手の移籍や故障で捕手不足となったことで3年目の1956年に一気にレギュラー定着。4年目の1957年には捕手ながら30本塁打を放ち、自身初タイトルとなる本塁打王に輝きました。


野村選手の打棒が冴え渡るのはこの後のこと。毎年コンスタントに20本塁打以上をかっ飛ばす強打の捕手として鳴らした野村選手は、南海の黄金時代の中心選手として活躍。南海がリーグ優勝を果たした1961年には2度目の本塁打王を獲得し、翌1963年には打点王のタイトルも獲得。以降、野村選手は本塁打王を1968年まで8年連続、打点王を1967年までの6年連続で獲得します。


そして1965年、野村選手は近鉄から移籍してきたジャック・ブルーム選手から打撃のアドバイスをもらったことで長打力に加え、確実性もアップ。するとこの年は打率.320、42本塁打、110打点で打撃3部門のタイトルを総なめ。戦後初となる三冠王になる快挙を成し遂げました。

以降も南海の看板選手として活躍した野村選手は1977年にチームを去るまでに通算645本を記録するなど、記憶にも記録にも残る打者となりました。

日本人発の三冠王になった強打者です。総ホームラン数は王さんに続く2位です。4番でキャッチャー、しかも選手時代に監督も務めていたすごい選手でした。(61歳・男性)
通算安打数2901、通算本塁打657は共にNPB歴代2位の記録でありホークスのみならず日本プロ野球を代表する大打者だと思います。(34歳・男性)
野村選手の打撃の特徴は、その長打力と勝負強さです。本塁打王を8回獲得し、通算本塁打数は歴代2位です。また、1試合6本塁打、1試合10打点など、数々の記録を残しています。(47歳・男性)
通算657本塁打パリーグ最強スラッガーです。監督の印象が強すぎますが、昔は凄かった。(61歳・男性)

 
【第2位】柳田悠岐(72票)
現役のソフトバンク選手である柳田悠岐選手が第2位に。

「ギータ」の愛称で親しまれているチーム随一の人気選手は、20代から30代前半の回答者から熱烈な支持を得たことでこの順位になりました。

大学時代から「打球の飛距離がすごい」とスカウトマンたちの間で話題になっていた柳田選手は、プロ入り3年目の2013年に104試合に出場して頭角を現すと、翌年にはレギュラーに定着して全試合出場。そのパワフルなスイングと俊足ぶり、そして堅実な守備など5ツール揃ったプレーヤーとしてチームを引っ張るようになっていきました。

そして2015年。背番号を歴代の名選手が背負った「9番」に変えた柳田選手は開幕から爆発。その圧倒的なパワーで本塁打は自己最多の34本、そして打率は.363という驚異的な数字を叩き出し、さらに盗塁数は32ということでソフトバンク球団史上初となるトリプルスリーを達成。首位打者とリーグMVPのタイトルに加え、チームの日本一連覇に大きく貢献しました。

ちなみにこの年、柳田選手は「トリプルスリー」という言葉でヤクルトの山田哲人選手とともに新語・流行語大賞を受賞するなど、プロ野球ファン以外からもその存在を認知されるようになりました。

この年以降も柳田選手は持ち前のパワフルなスイングと俊足を生かしたプレーで強豪に生まれ変わったソフトバンクの看板選手として君臨。34歳になった昨年も全試合に出場して打率.299、22本塁打、85打点とその実力は未だ健在。今季も暴れまわることが期待されています。

走攻守揃った選手で抜け目がない最強の選手です。あのフルスイングで打つ姿は見ていて気持ちいいです。(28歳・男性)
日本人離れしたパワー、スイングスピードの速さ、飛距離どれを取っても一級品で、簡単にスタンドまで運ぶ姿はまさに強打者だと思います。体制を崩されても長打を打てるのは魅力的で間違いなく彼が歴代最強の強打者だと思います。(27歳・男性)
トリプルスリーを獲得するなど、打率を残しているし、長打力もあり、足もはやいという完璧な選手であるから。出塁率もよく、OPSもとても高いのがすごい。(22歳・男性)
「トリプルスリー」のイメージが未だに強く、その後もMVPを取ったりと衰えることなくチームの得点にかかわっている印象がある。ここ数年も20本以上は確実に本塁打を打っているため、35歳を超えているがまだまだ頑張ってほしいと思う。(31歳・男性)
【第1位】松中信彦(74票)

写真:AP/アフロ(写真はWBC2006年大会のもの)
2位の柳田選手との票差はわずか2。

大激戦を制して第1位に輝いたのは松中信彦選手。アンケート内容を見ると、20代から40代まで幅広い世代から支持されたことがこの接戦を制する要因になったようです。

アトランタ五輪で野球日本代表に選出され、中心選手として銀メダル獲得に貢献した実績をひっさげて福岡ダイエーホークスに入団した松中選手は、プロ入り3年目の1999年にチーム2位となる23本塁打を放ってレギュラーに定着。この年にチームは親会社がダイエーとなってからは初となるリーグ優勝、日本一に輝き黄金時代が始まりました。

レギュラー定着で自信が付いたのか、翌2000年に松中選手は自身初となる打率3割を果たし、本塁打も30本を越える大活躍でチームを連覇に導き、リーグMVPを獲得します。そしてチームが2度目の日本一に輝いた2003年には4番打者として123打点を記録して自身初となるタイトル、打点王を獲得しました。

松中選手の打撃が完成の域に達したのは2004年。7月17日から23日までに行われた6試合全てで本塁打を放つという史上8人目の快挙を成し遂げると、シーズンを通じて安定した打撃成績を残し、打率.358、44本塁打、120打点という文句なしの成績で打撃3部門のタイトルを独占して三冠王に。平成では唯一となる大記録を果たしました。

この年以降の松中選手は2005年にも46本塁打を放ち2年連続で本塁打王に輝くと、2006年のシーズン前には第1回WBCの日本代表に選出。主に4番打者を務め、大会では打率.433を記録。日本代表の初優勝に貢献するなど、その打撃は国際大会でも威力を発揮しています。

平成唯一の三冠王。ホークス一筋で、通算本塁打352本、2年連続で120打点達成。常勝軍団の主力選手として活躍しました。(49歳・男性)
首位打者にも輝いたし、パワーだけでなく頭脳プレイもある選手でマルチな活躍があるからです。(47歳・女性)
三冠王を取った安定性やパワー、勝負強さはもちろん、WBC2006時の徹底的に塁にでるためのバッティングができる面も含めて打力はナンバー1だと思っております。(29歳・男性)
打席に立った時点で貫禄があり、打率はそこまで高くはないものの、何かをやってくれそうと期待感のあるバッターであったため。(31歳・男性)
2004年に打率.358、44本塁打、120打点は、平成唯一の三冠王として輝き、当時は特に友人の間でも人気がありました。松坂大輔との対戦でバットを降りながらホームランを放った姿は、忘れられません。(27歳・男性)
4位以下の選手とコメント
門田博光(14票)

なんといっても40歳超えてからホームラン王を獲得したことや、月間17本のホームラン記録やあの弱かった南海ホークスで120打点を上げたことなど記録がすごい。ほんとわれら中年の星でした。(69歳・男性)
小久保裕紀(7票)

侍ジャパンの初代監督として有名な小久保裕紀さんですが、通算413本塁打、1329試合出場が印象に残っています。大卒で400本塁打、2000本塁打の両方を達成した数少ない選手の一人です。(64歳・男性)
城島健司(7票)

阪神との日本シリーズはじめ、勝負強さが求められる局面でいつも誰よりも打っていた。(33歳・男性)
内川聖一(6票)

日本シリーズDeNa戦の同点ホームランなど短期決戦では必ず強さを発揮してくれるところ。(44歳・女性)
秋山幸二(6票)

メジャーに一番近い男といわれた選手。身体能力が桁違い。スタイルの良い体から、芸術的なホームランを放つ、ホームランアーティスト。(33歳・男性)
結果はこちら

 

松中選手と柳田選手で6割以上を占めた今回のアンケート。それだけに4位以下はかなり割れましたが……その中で14票を獲得し、4位に入ったのは門田博光選手。南海時代に入団したスラッガーで身長は170センチという小柄な選手でしたが、フルスイングで飛ばす技術に長けていて、通算で3度の本塁打王を獲得。中でも40歳になった1988年は44本塁打を放ち、史上初となる40代での本塁打王に輝き、「中年の星」「不惑の大砲」と称されました。

その他で注目したいのは柳田選手とともに現役でランクインした近藤健介選手。ソフトバンクへFA移籍して迎えた昨季は本塁打王打点王の二冠に加え、打率も2位とあわや三冠王に届く活躍を見せました。今季もその実力を遺憾なく発揮するか、注目しましょう!


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2024年2月1日
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:225

※記載している回答は原文ママ

※2024年2月10日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。

※現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

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