大谷、ロバーツ監督には992ミニカー?山本には?

大谷翔平ドジャース入団時には、背番号17を譲ってくれたケリー投手(17⇒99)の奥さんに、ポルシェタイカンをプレゼントしたのではなかった?今度は、ロバーツ監督にポルシェ992だったか、ミニカーをプレゼントしてた。ワールドシリーズ制したら、ホンモノをプレゼントすると言ってるが、カレ、ホントにやりそう。

また、山本由伸との関係も、互いにリスペクトし合っているようだ。元々、大谷翔平、NPBでの投手の実績は実質1年だし、打者はおまけ程度。手術リハビリを挟みながら、アメリカでの10勝前後3シーズンとホームラン30本以上3シーズンは効いているし、山本由伸が頭角現したのは大谷翔平がいなくなってからだ。

両者関係の助走的に、第5回WBCの大谷翔平のリーダーシップと自らの探究心は、先に日本メンバー達と関係を持ったダルビッシュ有よりも強烈に焼き付いていたろう。だから、松井裕樹ダルビッシュ有パドレスだったが、山本由伸は大谷翔平ドジャース、それも山本由伸の面談にも大谷自らが参加したくらいの両者関係だった。

大谷翔平の前面に出た、勝ちたいという気持ちは誰にも伝わる。ベンチの指導者であれ、本音ではどう思っているかわからない同僚達であれ、言葉が伝わらなくても一挙手一投足で伝わる。

今までのMLBに渡った日本人選手なら、松坂大輔くらいか。それも自分の試合だけ、自分の責任を果たすだけだ。チームの攻守を支える、ムードを支える存在になったのは、大谷だけなのだ。

 

 

 

 

 

 

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大谷翔平、本物のポルシェは「WS勝てたら考えます」 指揮官が会見“乱入”…球団記録更新に笑顔
5/5(日) 12:53 Yahoo!ニュース
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抜かれたロバーツ監督が取材中に“乱入”「おめでとう、そしてありがとう」
 
囲み取材に応じるドジャース大谷翔平(左)と会見に“乱入”したデーブ・ロバーツ監督【写真:球団提供】
ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦で8号ソロを放ち、デーブ・ロバーツ監督を抜いて球団の日本出身選手の最多本塁打記録でトップに立った。会見中には記録を抜かれた指揮官が“乱入”。「『おめでとう』、そして『ありがとう』と伝えたい」と笑顔だった。

【写真】勝利したチームの輪から離れ…1人で涙を拭く大谷翔平

 第2打席で、6試合ぶりとなる豪快なアーチが飛び出した。右腕エルダーの90.2マイル(約145キロ)の内角直球を右翼席に運んだ。大谷は「インサイド寄りでしたけど、反応して引っ張れた。詰まってましたけど入ってくれて良かったなと思います」と振り返った。

 この本塁打でロバーツ監督を抜き、球団の日本出身選手の最多本塁打記録を更新。大谷がベンチに戻るとロバーツ監督は笑顔で出迎え、両手を握って喜び合った。記録更新については「スッキリしました」と話した。

 試合前には、記録更新を前に指揮官へポルシェのミニカーをプレゼントしており、その直後に記念すべき一発が飛び出した。取材が行われている最中、ロバーツ監督はそのミニカーを持って会見に登場。「Excuse me、Excuse me」と“乱入”し、自らの記録を塗り替えた大谷を祝福した。

 指揮官は「今夜、彼は私が持っていたドジャースの日本出身選手のHR記録を抜いた。ショウヘイ、君にただただ『おめでとう』、そして『ありがとう』と伝えたい。これが私の車だ。違いとしては、ジョー(ケリー)にあげた車は私のオフィスには(大きさ的に)フィットしない。この車は私のデスクの上にフィットする」とミニカーを報道陣に見せつけた。

「本物の車のプレゼントは?」と問われた大谷は「ワールドシリーズで勝てたら考えます」と笑顔。指揮官は「ありがとう、ショウヘイ。ハハハハ!」とその場をあとにした。
Full-Count編集部

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大谷翔平がシャワー後に山本由伸を“出待ち”…山本由伸「本領発揮」のウラにあった「日本人同士の支え合い」「妥協なき頑固さ」
5/5(日) 17:02 Yahoo!ニュース
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ドジャースで活躍を見せる山本由伸。1年目から本領発揮のウラにはメジャーの先輩・大谷翔平(右)との日本人同士の交流と本人の信念があった photograph by AFP=JIJI PRESS
 勝ってはしゃぐこともなければ、負けて落ち込むこともない。

 ドジャース山本由伸は、メジャー1年目とは思えないほど、どんな状況でも表情を変えることなく、マウンドに立ち続けてきた。

【画像】「え? こんなに仲良かったの?」大谷からハグされ、山本はこの表情&初先発5失点KOの後、隣で大谷が寄り添っていた! ドジャースで協力しあう投打の両雄、厳選ツーショットを見る

3勝目の後に語った「十分に慣れてきました」
 5月1日のダイヤモンドバックス戦で6回無失点と好投し、3勝目を挙げても、試合後の口調は、いつもと変わらないトーンだった。

「しっかり落ち着いて自分の投球をできるようになっているので、それがいい投球につながっているかなと思います。細かいところにたくさん違いがあるんですけど、十分に慣れてきましたし、それが自分の投球につながっているかなと思います」

 シンプルな言葉を、淡々とつなぐ山本の表情からだけでは、本音はうかがい知れない。ただ、常に先を見据えているからこそ、目の前の結果に一喜一憂することのない姿勢と、自らを客観視し続ける「頑固さ」は、おそらくオリックス時代から変わっていない。

450億円超えの期待値を背負った開幕
 メジャーで1球も投げていないにもかかわらず、昨オフ、投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約463億円=当時レート)の巨額契約を結んだ山本に対しては、高い期待値だけでなく、「お手並み拝見」とばかり、興味本位な視線も向けられていた。

 デビュー戦は、散々な内容だった。韓国・ソウルで臨んだ3月21日の初登板では、制球が定まらず、1回5失点とKOされた。キャンプ地アリゾナから太平洋を越える長距離移動に加え、登板前日の試合後には、大谷翔平の通訳だった水原一平氏の違法賭博事件が明るみに出て、チーム全体に激震が走った。その後、山本は当時の心境などを語ってはいない。だが、ただでさえ緊張するはずのデビュー戦のマウンドが、心身ともに万全の状態には程遠かったことは想像に難くない。

 周囲の雑音は結果でかき消す以外になかった。

メジャー7年目の先輩・大谷との共同作業
 米国本土初戦となった同30日のカージナルス戦では白星こそ逃したものの、5回無失点と上々の投球を披露した。その後、4月6日のカブス戦で初勝利を挙げると、25日のナショナルズ戦で2勝目をつかみ取り、試合後は「ここまでで一番の投球」と、確かな手応えを口にした。さらに3勝目を挙げた5月1日の時点で15イニング連続無失点と、韓国での登板を除けば、米国での6試合で防御率1.64。開幕から1カ月が経過し、「十分に慣れてきた」の言葉通り、着実に3年連続沢村賞の底力を発揮し始めた。

 戸惑いの多い1年目の山本にとって、新天地ながらメジャー7年目を迎えた大谷の存在が支えになっていることも間違いない。遠征先のシカゴで山本が初勝利を挙げた試合後、ひと足早くシャワーを浴び終えた大谷は、その日のヒーローとなった山本への日米メディアからの取材が終わるのを、椅子に座って待っていた。その後は、他の日本人スタッフと一緒に同地で人気の焼肉店へ向かい、気兼ねすることなく、初勝利を祝った。

 他の遠征先の試合前後の食事にしても、各地の日本料理店へ手分けして弁当をオーダーするなど、グラウンド外でも同じ日本人選手として支え合ってきた。ドジャース入団会見の際、山本は「大谷さんがもし他のチームを選んだとしても、僕はドジャースを選んでいたかなと思います」と言った。その一方で、大谷の移籍が「決断のひとつの理由となりました」と、素直な胸中も明かした。

山本の移籍を本当に助けてくれた
 昨オフの交渉以来、2人の関係をつぶさに見てきたドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、本領を発揮し始めた山本の活躍の一因に、大谷のサポートを挙げた。

「山本の移籍を本当に助けてくれた。見ていて楽しいね」

 山本にしても、大谷に対する直接的な言葉はなくとも、周囲への感謝を忘れてはいない。

ドジャースはサポートをすごくたくさんしてくれているので、本当に助かっています」

大谷への“注文”
 山本が3勝目を挙げた1日、大谷は今季初めてスタメンから外れ、完全休養となった。それでも、大量の援護を受けて白星を手にした山本は、試合後、いたずらっぽい笑みを浮かべて言った。

「多少は大谷さんが出てないという違和感はありますけど。僕が投げる試合で打ってほしいなと思います。僕の試合はあまり打ってないので、これから」

山本と大谷の共通点
 開幕後、まだ1カ月あまり。

 オリックス時代から変わらない独自のやり投げ調整、遠投など、日々のルーティンを最重要視する山本の頑なさは、「二刀流」を全うするメニューで譲ることのない、大谷と似通っていると言っていい。目先の結果だけにとらわれない姿勢、妥協することのないプロ意識など他にも共通点は多い。

 ともに20代ながら、実績だけでなく、「頑固さ」をも互いにリスペクトし合える関係。

 この2人に関して、「両雄並び立たず」は、おそらく当てはまらない。

 山本の快投を、大谷が豪快なアーチで援護する試合が増えれば増えるほど、ドジャースの快進撃も長く続いていくに違いない。
(「メジャーリーグPRESS」四竈衛 = 文)

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