スポーツカーとしての実力?スポーツカーの意義要件を見失ってない?

スポーツカーとしての実力が充分過ぎる、ロングセラーなクルマ6選として、

■日産 GT-R……完熟度:180度

■スズキ スイフトスポーツ……完熟度:110度

ダイハツ コペン……完熟度:95度

■レクサス LC……完熟度:80度

■レクサス IS……完熟度:140度

■レクサス RC F……完熟度:90度

このライターやこのライターに記事を依頼や指示した編集者、スポーツカーとしての実力というモノをキチンと評価デキ、わかっているのか?

スポーツカーと呼ぶからには、

·俊敏にレスポンスするよう、軽くなければならない。

·適正値より、エンジンの馬力やトルクが欲しい。

·ターボであれNAであれ、エンジンのレスポンスが欲しい。

·操舵を前輪に、駆動を後輪に受け持たせたい。(RWD)

·スポーツを謳うに相応しい、スタイリングが欲しい。

·適正なドライビングポジションを取れるキャビンが欲しい。

·スポーツを意識した、寸法的タイトさが欲しい。

コレらの要件について、ハマっているクルマがあるだろうか?スポーツカーとしての実力が充分過ぎる?一体、ドコに目を着けているの?

ハッキリ言うべきだ。該当車ナシであると!

他に選択肢がなくロングセラーなだけで、車重が過大、エンジン馬力&トルクだけ、4WDやFF、4ドアセダン、と不適要因はそれぞれだ。

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スポーツカーとしての実力が充分すぎる[ロングセラー]な[クルマ]6選
12/24(火) 7:00Yahoo!ニュース
 
ベストカーWeb
 モデルライフが長くなりがちなスポーツモデルは、その長いモデルライフの間に改良を重ねて完成度を高め、じっくりと「熟成」させていく。ここでは特にモデルライフの長い6台を取り上げ、その熟成度を見てみよう。

【画像ギャラリー】スポーツモデルは熟成させてナンボ!!特に熟成が進んだ超熟ロングライフモデルたち(36枚)

※本稿は2024年11月のものです
文:松田秀士/写真:日産、スズキ、ダイハツ、レクサス、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月10日号

■日産 GT-R……完熟度:180度
 2007年のデビューから17年経つが、毎年のように進化を繰り返し、今では完熟の域。

 もともとの基本パッケージングの設計が秀逸だったため、エンジンパワーを引き上げるにも余裕があったし、足回りのセッティングにも自由度が大きかったのだ。パフォーマンス面では文句なしの完熟で、あとはNISMOモデルなどの付加価値での商品力の領域だ。

 ●熟成の過程
・2007年12月発売
・2008年12月一部改良
・2009年1月スペックV追加
・2010年10月マイナーチェンジ
・2013年11月マイナーチェンジ
・2016年7月2017年モデル
・2016年8月NISMO仕様発売
・2023年3月2024年モデルなど

 ●日産 GT-R ピュアエディション
・全長×全幅×全高:4710×1895×1370mm
ホイールベース:2780mm
・車両重量:1760kg
・エンジン:V6 DOHCターボ 3799 cc
・最高出力:570ps/6800rpm
・最大トルク:65.0kgm/3300-5800rpm
トランスミッション:6DCT
WLTCモード燃費:7.8km/L
・サスペンション(前・後):ダブルウィッシュボーンマルチリンク
・タイヤサイズ(前・後):255/40ZRF20・285/35ZRF20
・価格:1444万3000円

■スズキ スイフトスポーツ……完熟度:110度
 現行型スイフトスポーツは最初から「熟成感」がみなぎるモデルだった。

 サスペンションの初期入力に対する動き出しがとてもスムーズで、その動かし方が上手なのだ。コーナーの立ち上がりでアクセルを踏んで、ターボのトルクが盛り上がるタイミングでフロントサスがスッと伸びる。

 荷重変化の演出が上手なので後輪の接地が抜けないので安定感が高い。

 ●熟成の過程
・2017年9月発売
・2020年5月一部仕様変更(先進安全装備や運転支援機能の充実化)
・2023年10月一部仕様変更(6AT車の法規対応)
・2023年11月一部仕様変更(6MT車の法規対応)

 ●スズキ スイフトスポーツ
・全長×全幅×全高:3890×1735×1500mm
ホイールベース:2450mm
・車両重量:970kg
・エンジン:直4 DOHCターボ 1371cc
・最高出力:140ps/5500rpm
・最大トルク:23.4kgm/2500-3500rpm
トランスミッション:6MT
WLTCモード燃費:17.6km/L
・サスペンション(前・後):ストラット・トーションビーム
・タイヤサイズ:195/45R17
・価格:216万4800円

ダイハツ コペン……完熟度:95度
 私としてはスポーツカーたるもの、専用プラットフォームであってほしいという思いはあるのだが、コペンはFF系軽自動車プラットフォームを活用しながら2シータ―、オープンメタルトップという面白いクルマを上手に作ってくれたことに感謝したい。

 2014年のデビュー後、特に大きな進化は2019年9月のGRスポーツの追加だ。これにより、操縦性のバランスは大きく進化した。

 ●熟成の過程
・2014年6月ローブ発売
・2014年11月エクスプレイ発売
・2014年12月ローブS発売
・2015年6月セロ、エクスプレイS発売
・2015年12月セロS発売
・2019年10月GRスポーツ発売など

 ●ダイハツ コペン GRスポーツ
・全長×全幅×全高:3395×1475×1280mm
ホイールベース:2230mm
・車両重量:850kg
・エンジン:直3 DOHCターボ 658cc
・最高出力:64ps/6400rpm
・最大トルク:9.4kgm/3200rpm
トランスミッション:5MT
WLTCモード燃費:18.6km/L
・サスペンション(前・後):ストラット・トーションビーム
・タイヤサイズ:165/50R16
・価格:243万7200円

■レクサス LC……完熟度:80度
 実を言うとレクサスLCの操安性を含めた乗り味に対しては、あまり高い評価をしていない。

 基本パッケージングに難があるのか、フロントに搭載するV8の重たいエンジンを受け止めきれていないのか?特にフロントがバタバタする印象。マイチェンや一部改良を経ても熟成しきれていない。ラグジュアリークーペとしては面白いクルマなんだけどね。

 ●熟成の過程
・2017年3月発売
・2018年8月一部改良
・2020年6月一部改良(シャシーパーツの軽量化、駆動力特性の見直しなど)、LC500コンバーチブル追加
・2021年9月一部改良
・2023年6月一部改良

 ●レクサス LC500
・全長×全幅×全高:4770×1920×1345mm
ホイールベース:2870mm
・車両重量:1930kg
・エンジン:V8 DOHCターボ 4968cc
・最高出力:477ps/7100rpm
・最大トルク:55.1kgm/4800rpm
トランスミッション:10AT
WLTCモード燃費:8.4km/L
・サスペンション:マルチリンク
・タイヤサイズ(前・後):245/40R21・275/35R21
・価格:1400万円

■レクサス IS……完熟度:140度
 ISはまさに完熟だ。現行型ISは2013年デビューなので基本設計は古く、プラットフォームも前世代なのだが、特に2020年のマイチェンで大きく進化。

 ホイールの締結をナットからボルト型に変更するとともに締結力を高めた。これによる効果も大きいのだろう。シャシー全体がレベルアップして後輪の接地やスタビリティなどが格段に高まった。

 ●熟成の過程
・2013年5月発売
・2015年7月一部改良、2Lターボ追加
・2016年10月マイナーチェンジ
・2018年8月一部改良
・2020年11月ビッグマイナーチェンジ
・2022年8月一部改良、IS500"Fスポーツパフォーマンス"発表

 ●レクサス IS350 Fスポーツ
・全長×全幅×全高:4710×1840×1435mm
ホイールベース:2800mm
・車両重量:1660kg
・エンジン:V6 DOHC 3456cc
・最高出力:318ps/6600rpm
・最大トルク:38.7kgm/4800rpm
トランスミッション:8AT
WLTCモード燃費:10.7km/L
・サスペンション(前・後):ダブルウィッシュボーンマルチリンク
・タイヤサイズ(前・後):235/40R19・265/35R19
・価格:651万円

■レクサス RC F……完熟度:90度
 ISの2ドアクーペ版がRC。そのスポーツモデルがRC Fなのだが、2014年10月のデビュー以来、ボディ剛性の強化や軽量化、エンジンの改良などの熟成を重ねている。

 2022年12月の一部改良ではIS同様、ホイールのハブボルト化も実施して、さらに熟成度を高めている。5L・NAのV8エンジンの動力性能はパンチがあり、しっかりとそれを受け止めるシャシーだ。

 ●熟成の過程
・2014年10月発売
・2015年10月一部改良
・2016年8月一部改良
・2017年11月一部改良
・2019年5月マイナーチェンジ
・2020年9月一部改良
・2021年9月一部改良
・2022年12月一部改良

 ●レクサス RC F
・全長×全幅×全高:4710×1845×1390mm
ホイールベース:2730mm
・車両重量:1770kg
・エンジン:V8DOHC 4968cc
・最高出力:481ps/7100rpm
・最大トルク:54.6kgm/4800rpm
トランスミッション:8AT
WLTCモード燃費:8.5km/L
・サスペンション(前・後):ダブルウィッシュボーンマルチリンク
・タイヤサイズ(前・後):255/35ZR19・275/35ZR19
・価格:1058万円

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