「買ってはいけない新車」4つの特徴
特徴1「装備が簡素な廉価グレード」
特徴2「発売直後の新型車」
特徴3「モデルチェンジ直前の新車」
特徴4「営業マンが過度に推す仕様の車」
だってサ。
コレって、正しい?それぞれにわかるような、わからんような=ハズレているような。
自動車メーカーにも依るが、
特徴1「装備が簡素な廉価グレード」って、後で装備ないコトに後悔するという意味か?
昨日今日作り始めた自動車メーカーならそうかも知れないが、キチンとリサーチしたメーカーが出す装備が簡素な廉価グレードは、装備にムダは少ないのだ。クルマにドコまでを求めるか?の問題だ。
特徴2「発売直後の新型車」って、良いか悪いかわからない内に買わされるからという意味か?海外メーカーではそういう論説はある。
ワタシの父親はニッサンセドリックを営業の説明とカタログだけで決め、乗り継いだ。クルマに趣味的関心はなく、アシ代わり道具とするから、新しいモノのキレイさや装備に期待していた。一方で、内見会のような特別な催しで特別感をウリにしていたりする。
特徴3「モデルチェンジ直前の新車」って、ただの在庫処分的な意味か?
ちなみに、ワタシの買った唯一の新車は、マイチェン直前の特別仕様限定車だった。
ニッサンR34スカイライン25GTV、ポルシェのカレラS(ターボの足回りにNAのエンジン)を参考に、t(ターボ)のブレーキタイヤ含んだ車体に2.5リッターNAツインカム直6を積んだ限定車両を買った。スポーツなりスペシャリティーでも、最終補完グレードはユーザー観点でもメリットはあるのだ。
特徴4「営業マンが過度に推す仕様の車」って、メーカー施策やディーラー施策でインセンティブ上積みされた車両という意味か?
長期在庫や展示車両や事故補正的な可能性もあるが、そちらの方がお客さまにとって特別感があったりするのだ。売る以上、売るためのサムシングがあるのだ。お客さまへのメリットを説明されれば、そのメリットで買う価値あるかを判断すれば良いだけだ。買う側にとって、販売インセンティブなんて関係ないのだし。
元ディーラーがこっそり教える在庫優先のワナって、その元ディーラーって昔の地域センター在庫を言ってない?90年代からは自動車メーカーはジャストインタイム、オーダー入って生産され在庫振分するワケではない。むしろ、ジャストインタイムのバカで、待たされている間にお客さまの事故や事情でキャンセルされる可能性は増えている。だって、不人気車両でも2ヶ月くらいは待たされる。待ち時間にお客さまが、他メーカーのクルマに目移りするリスクは十分ある。注文書取れたらOKではない。キチンと納車して現金回収なりローン開始されてこその販売なのだ。
ジャストインタイム、実のところクルマの実販売に良い影響はないと思う。
詰まるところ、コレ、情報や認識の上で上っ面で片面観点な話だと思う。
**********************************************
「買ってはいけない新車」4つの特徴──元ディーラーがこっそり教える“在庫優先”の罠、なぜ多くの消費者は見誤るのか? 2025.06.13 12:00 掲載 2025.06.13 14:12 更新 107 全て見る 4枚 契約タイミングで下がる満足度 新車の購入は高額な出費をともなうだけに、誰もが後悔のない選択を望む。だが、元自動車ディーラー営業の立場からいえば、「買ってはいけない新車」は意外に多い。 カーナビの代わりに「ディスプレーオーディオ」を選ぶ人が増えた、実にもっともな理由 もちろん、それらすべてが欠陥車というわけではない。ただし、 ・契約のタイミング ・仕様の選び方 次第で、満足度が大きく下がるケースは少なくない。 今回は、販売の現場を熟知する立場から買ってはいけない新車の特徴を四つ紹介する。購入前に一度立ち止まり、冷静に見極める判断材料として活用してほしい。
特徴1「装備が簡素な廉価グレード」
価格の安さだけで選ばれがちな廉価グレードの新車。憧れの車種であれば、グレードは気にしないという人も少なくない。たしかに、車両本体価格が抑えられている点は魅力的に映る。 しかし、購入後に後悔するケースが非常に多い。理由は明確で、廉価グレードでは ・快適装備 ・安全装備 が大幅に省略されていることが多いからだ。 例えば、オートクルーズに全車速追従機能がなかったり、ステアリングスイッチが非装備だったりする。エアコンがマニュアル式という例もある。なかには、後席のパワーウインドウが手巻き式という車種もある。こうした仕様は、実際に乗り始めてから 「思ったより不便」 「装備がチープ」 と感じる原因になる。さらに、下取りや売却時のリセールバリュー(再販価値)にも影響が出る。中古車市場では装備の充実度が重視されるため、廉価グレードは人気が出にくく、価格が付きにくい傾向がある。 結果的に安物買いの銭失いになってしまう可能性が高い。
特徴2「発売直後の新型車」
新型車の登場は多くの人にとって期待感を抱かせる。フルモデルチェンジや話題の新車を見ると、すぐに予約注文したくなる気持ちも理解できる。しかし、 「新型車こそ慎重に選ぶべきだ」 と警鐘を鳴らしたい。発売直後のモデルは不具合が起きやすい。市場に出て初めて判明する問題も多く、リコールやサービスキャンペーンが相次ぐことも珍しくない。初期ロットは 「実験台」 に近い存在だ。加えて、新型車は値引きがほとんど期待できない。ディーラー側は利益確保のため、本社から各店舗、営業マンに至るまで値引き制限を設ける。多くの場合、数年後に改善されたマイナーチェンジモデルが登場するため、発売から1~3年は様子を見て購入するのが賢明である。
特徴3「モデルチェンジ直前の新車」
モデルチェンジ直前の現行型を購入するケースは意外に見落とされやすい。ディーラーは在庫処分のため、値引きを強化して販売を促すことが多い。だが、安さに飛びつくのは危険だ。 新型が発表されると、現行型は即座に型落ち扱いとなる。新車で購入しても、次回買い替え時には一世代前のモデルとして査定され、リセールバリューが大きく下がる。また、モデル末期になると装備や安全性能も古くなりやすい。 最近では電動パーキングブレーキや運転支援システムが標準化されているが、旧型では非搭載や旧仕様の場合もある。価格は安くても、満足度で損をする可能性が高い。
特徴4「営業マンが過度に推す仕様の車」
「このグレードが人気だ」 「この色なら早く納車できる」 と営業マンが強く勧める車がある。もちろん親切なアドバイスの場合もあるが、裏には別の意図が隠れていることが少なくない。営業マンには 「売らなければならない在庫」 が存在する。在庫車はすでにメーカーから仕入れており、売れ残るほどディーラーに損失が出る。そのため、在庫優先の販売トークが増えるのだ。 さらに、メーカーや店舗のインセンティブも絡む。特定のグレードや装備を売ると営業成績や給料が上がるため、顧客のニーズとは別にそれを推すケースもある。一見お得に見えても、 「不要なオプションが多数付いていた」 「もっとシンプルな仕様で十分だった」 といったギャップが生まれやすい。営業マンの言葉を鵜呑みにせず、自分のライフスタイルやニーズに合った車選びが重要である。
装備削減が招く損失リスク 買ってはいけない新車には明確な理由が存在する。
・装備が簡素な廉価グレード ・発売直後の新型車
・モデルチェンジ直前の新車
・営業マンが過度に推す仕様の車
これらには共通して後悔のリスクが潜んでいる。 新車選びで失敗を避けるには、価格や納期だけで判断してはいけない。十分な情報収集と自分の価値観の明確化が不可欠である。 本稿が正しい選択の一助となれば幸いだ。(宇野源一(元自動車ディーラー))
**********************************************