プロ野球のチーム強化、ホントにカネの問題だと思うか?

ソフトバンクと巨人の日本シリーズ、2年連続でソフトバンクの4-0に終わった。桑田は、ソフトバンクのカネに飽かせたチーム強化が功を奏した的なコメントをしていたように思う。果たして、その通りか?

そもそも、日本プロ野球とは、今シーズンは少し違うが、セ・リーグパ・リーグでシーズン3位以内に入り、CSを勝ち抜き、日本シリーズで先に4勝すれば日本一となる。そのための戦力以外はムダでしかないのだ。

通常、1軍の試合ベンチ入は27人、1軍登録自体は40人で入替しているハズ。支配下選手は72人、後、育成枠のハズ。

本来、2軍や育成でいくら勝ってもムダでしかないのだ。あくまで、シーズン144試合とCS1st3戦とファイナル6戦と日本シリーズ7戦がシーズンの試合数MAX。試合でグラウンドに出るのは9人、投手が完投しなければリリーフ交替、代打代走と交替野手。そう考えれば、各ポジション2~3人、投手が10人くらいのハズ。1軍範疇の40人すら要らない。故障者不調者を見込んでもせいぜい10人、ソコまでを強化し維持できれば良いだけなのだ。

1シーズンCS勝ち抜き日本一なら、飽満戦力など要らないのだ。日ハム日本一の年、ソフトバンクは今と見劣りなどしなかったが、それでも日ハムはシーズン優勝したし、CSも簡単にソフトバンクを下した。セ・リーグV3の広島も1敗だけで下した。それでも制覇できるのだ。

戦力均等なら、6年に1度のCS勝ち抜き日本シリーズ進出、12年に1度の日本一で良いのだ。それ以上の確率で勝つために、飽満戦力を維持するのか、効率で獲るか、育成し成長過程で獲るか、ソコは経営姿勢の問題だ。アタマの使い様とも言う。