オールスターとは?

野球に関して、日本はアメリカに倣って、何でも取り入れて来た。ワザワザ質の悪いボールに統一され、バカな不文律まで罷り通っている。日本がアメリカと異なるのは、フィールドが完全対象ながら狭いコトやメジャーは土&芝に戻してるのに日本はドーム含めて人工芝が殆どだというコトだ。

昔は3試合だったオールスターも、今は2試合、メジャーやNBAのサル真似で1試合にしようとすら叫ばれている。中畑の時、労働組合化した選手会、最初にオールスターを3試合から2試合に減らした。投手は1試合3イニング制限だったのが、2イニングに変わった。もう、江夏の9連続三振や江川の8連続三振などは見られない。延長戦含み斎藤昭夫みたいな5イニング投球も。

MLBでもNBAでも、チームとして地区優勝やプレーオフすら望み薄くオールスターしか見せ場がない選手もいて、オールスターが貴重なアピールの場だったりもするのだ。オールスターの門が狭くなるコトは、日本でも良くない方向になる気がする。

オールスターは、投手がストレートメインで投げ、打者有利投手不利と言われたりもするが、嘗て落合監督セ・リーグ投手を殆ど1イニング交替に繋いで、パ・リーグノーヒットノーランにしたコトもある。

こうやってセ・リーグが勝っても、まだパ・リーグが5勝上回っていたりするし。

 

 

*************************

何と球宴30年ぶりの犠打 執念の原采配で全セが先勝
7/16(金) 21:46 Yahoo!ニュース
 102
原監督(右)の執念采配で全セが勝利。左はMVPの・広島・菊池涼=メットライフドーム(撮影・福島範和)
マイナビオールスターゲーム第1戦(16日、全パ4-5全セ、メットライフ)全セ・原辰徳監督(巨人)が執念の采配で勝利をつかんだ。

4-4の同点で迎えた九回。ウィーラー(巨人)、菊池涼(広島)と2連打で無死一、二塁とすると、途中出場の8番・中村(ヤクルト)に犠打を命じた。中村は2球目でこれを決めると、球場内にはどよめきが広がった。

お祭りムードの強い球宴で、勝ちにこだわる犠打は異例。1991年7月24日の第2戦(広島市民球場)の全パ・伊東勤(西武)以来30年ぶりの犠打が記録された。

その後、全パ・工藤監督(ソフトバンク)が近本(阪神)を申告敬遠として満塁策を取ると、2死満塁で中野(阪神)が勝ち越しの押し出し四球を選び、これが決勝点。試合後、原監督はインタビューで「選手には大いに個性を出して思い切った戦いをしてくれと(伝えた)。しかし根底にあるのは、忘れてはいけないことは、勝利を目的とするということ。それが中村君がああいう形でね、犠牲心を持ちながら送りバントをしたと。あそこが勝利の分岐になったのかなと思います」と語った。

これで全セは全パに80勝85敗11分けとなった。

*************************