ポルシェ、992GT2RSでニュルタイム更新!

ニュルの最速タイム

2017、ポルシェ991GT2RS

2018、ランボルギーニアヴェンタSVJ

2020、メルセデスAMG-GT

2021、ポルシェ992GT2RS

みたいだが、5秒更新しただけ。

ココでのアタック頻度やタイム計測ルーティンはわからないが、約21キロのコースで5秒では殆ど誤差の範囲、クルマやドライバーのコンディションとタイヤですぐ更新されそう。ただ、この暑い7月、路面温度41度でこのタイムなら、秋口や春先ならもっとタイムは出るだろうか。

後は、ニュルの気候(天気・気温・路面温度・酸素密度)、コース貸切状況により更新されてしまうだろう。

平均190キロ近いニュル、310キロくらいまでをカバーできて中低速がコントローラブルなら、600~800馬力は必要ない気がする。

RRの700馬力たる992GT2RSでこのタイム、アタックには使われないだろうが、992GT3RSやカレラならどれくらいのタイムが出るのかな?

本来、馬力あって直線や高速コーナー速くても、ブレーキングは手前になる。200馬力足りなくても車重100キロ軽い方が、メリットあるようにも思うのだが。

 

 

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市販車最速の座を奪取 ポルシェ911GT2RSがニュル北コースのタイム更新
7/17(土) 7:00 Yahoo!ニュース 
マンタイ・レーシングとタッグを組む
ポルシェ911GT2RS
ポルシェ911GT2RSがニュルブルクリンク北コースのラップタイムを更新。量産市販車クラスにおける最速レコードの座に4年ぶりに返り咲いた。

【写真21枚】ニュル北コースのタイム更新を達成したポルシェ911GT2RSの詳細画像をチェック

アタックした車両は911GT2RSにポルシェのワークス活動を担うマンタイ・レーシングのパフォーマンス・キットを装着したモデルで、3.8リッター水平対向6気筒ツインターボの最高出力は700psのままだが、マンタイ・パフォーマンス・キットによりシャシーや空力パーツ、ブレーキを強化。9リッターのタンクを持つインタークーラー冷却用ウォータースプレーも備える。また、ヴァイザッハ・パッケージのマグネシウム製ホイールも装着。タイヤは、ミシュランパイロットスポーツ・カップ2Rを履いた。

200km/hでのダウンフォースは、前輪側が49kgから70kgに、後輪側が93kgから200kgに、それぞれ向上している。これはフロント・スポイラーのフラップや前輪付近の導風機構、後輪のエアロディスク・ホイール、カーボンのアンダー・ボディ、改良されたリア・スポイラーとディフューザーによるものだ。

メルセデスAMG・GTの記録を5秒弱短縮
計測は路面温度41℃という状況で実施。ステアリングを握った開発ドライバーのラース・カーン曰く、このキットのおかげで、車体は接着剤で貼り付けたように路面に食いつき、特に高速コーナーではレーシング・カーに乗っているようだったとのこと。700psをみごとに路面へ伝達するだけでなく、ブレーキの効きは強烈で、それでいてコントロールはイージーなままだと語る。なお、今回の最速ラップでの平均速度は185.87km/hに達する。

結果、20.8kmのフルコースでのタイムは6分43秒300、かつての計測基準距離だった20.6kmでのタイムは6分38秒835をマーク。メルセデスAMG・GTブラックシリーズが2020年に記録した6分48秒047(フルコース)、6分43秒616(旧20.6kmコース)を打ち破った。ポルシェがニュルブルクリンク最速量産車の座に就くのは、2017年に同じくカーンがドライブした911GT2RSヴァイザッハ・パッケージ以来で、2018年にランボルギーニアヴェンタドールSVJに抜き去られてからおよそ3年ぶりの奪回となった。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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