今更、こんな話を?野球入門に載ってたけど。

今更、こんな話をしているのか?福本が現役時代から本に書いていて、30年くらい前、フツ~に野球入門などにも書いてあった。

他にも、昔の吉森みき男野球マンガ「つっぱしり元太郎」では、福本豊の盗塁の秘訣を主人公轟元太郎がやっていた。

主なモノとして、

1、リードは2メートル50センチまで

2、右投手のセットポジションでは、左肩を見る

3、スライディングは足から

などを身に付けた。

また、スタートダッシュを強化する上でスパイクの歯を爪先側に寄せるのも、阪急・福本の影響からか、同僚簑田や巨人の柴田&高田と松本や広島の高橋慶&山崎など、あの時代の1・2番タイプの選手達に拡がった。

あの頃は、1・2番が四死球や単打で出塁すると二盗するのが当たり前、福本は投手の牽制/投球のクセを研究し投手がモーション起こす前からスタート、モーションを盗むコトで盗塁の確率を上げた。

西本⇒上田監督の阪急パ・リーグ黄金時代、福本が出る⇒簑田の打席で二盗、犠打で三塁進塁⇒加藤英やマルカーノ長池で還す得点パターンを確立していた。

V9巨人の柴田&高田と土井の1・2番も、似たパターンを確立していた。それは、第1期長嶋監督から松本に引き継ぎかかったが、藤田監督まで。王監督以降の大艦巨砲的野球で、俊足1・2番はほぼ不要にされた。

今の野球では、ソフトバンクの周東でさえ、投手を牽制し揺さぶり2番以降にバッティングチャンスを演出する程度の期待しかない。

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「スパイクの歯の位置を…」“世界の盗塁王福本豊が明かす盗塁の極意
7/28(水) 13:40 Yahoo!ニュース
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福本豊さん(写真:ラジオ関西)※撮影時にマスクを外して対応
 プロ野球の阪急ブレーブスで活躍し、「世界の盗塁王」の異名を持つ福本豊さん(野球解説者)が、ラジオ番組にゲスト出演し、現役時代の思い出を明かした。

【写真】「世界の盗塁王福本豊さん、まだまだ元気! ラジオ出演の様子

 出演したのは、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)とフリーアナウンサー田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2021年7月26日放送回。

 大鉄高校(現、阪南大学高校)、松下電器(現、パナソニック)を経て、1968年にドラフト7位でプロ入りした、福本さん。俊足好打の外野手として1年目から出場機会を得ると、2年目からはチームの主力に君臨。169センチとプロ野球選手としては小柄ながら、1988年までの現役生活20シーズンのなかで、2401試合出場、生涯打率2割9分1厘、通算2543安打(うち、二塁打449、三塁打115=NPB歴代1位、本塁打208)を記録。また、8度のリーグ優勝や、1975年からの3年連続日本一にも大きく貢献するなど、まさに阪急黄金期の“生きる伝説”。その独特なキャラクターを含めて、今なお語り継がれる存在だ。(※データはNPB一般社団法人日本野球機構公式ホームページを参照)。

 なかでも、福本さんの代名詞といえば、「盗塁」。通算1065盗塁、1972年には1シーズンで106盗塁を記録するなど、驚異的な数字を残し、今なおその記録は破られていない(シーズン歴代2位=95盗塁、3位=94盗塁も、福本さんが記録)。

 盗塁の秘訣について、福本さんいわく、「スパイクの歯の位置を変えていた」とのこと。陸上競技用スパイクからヒントを得て、市販のシューズより2センチつま先寄りに歯を移動させたことで、地面をしっかり蹴り出して加速できるようにしたという。また、フィジカルの強さも大きな要因だと福本さん。「もともと、体が強かったんですよね。試合後も特にボディケアしてもらわず、熱いお風呂に入って終わり。たまにトレーナーに裏腿を1分ほど踏んでもらったくらいです」。

 そんな福本さんは、番組のなかで、実はドラフト指名をされたことに「気付かなかった」というエピソードを披露。「プロ野球にはそこまで興味がなくて、小柄だから(プロ球団に)行けるとは思っていませんでした。最初から縁がないものだと思っていたんですが、当時先輩から『(ドラフト)指名されてるぞ!』って言われて、新聞を見て……嘘でしょ?って思いましたね」。

 最後に、福本さんが駆け抜けた現役時代の野球・今の時代の野球で変わったところについて尋ねられると、「(今は)友だち同士で野球しているような印象ですね」と厳しいコメント。しかし「今年ドラフト1位で入った1年生はみんな良いですね、優秀です。レベルが高くて即戦力として活躍できる選手が各チームにいます」と述べるなど、未来の野球界に期待を寄せていた。

ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2021年7月26日放送回より
ラジオ関西

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