流れを食い止めたダブルプレー

三塁ライナーを三塁手が左手首で弾き、遊撃手がそのままダイレクトキャッチ、間髪入れず二塁手に転送、二塁走者は戻れずダブルプレー

何故、三塁手がグラブではなく、左手首リストバンド辺りに受けたのか?ソコまで痛烈でもないライナーだった。なのに、グラブに当てるどころか、反応デキた感じに見えなかった。そんな状況で足や頭(顔)に当たってたらと危ぶまれる打球だった。僅かに打球速度が落ち、僅かに遊撃手側に向きが変わった。三塁手に痛がる素振りも見えなかった。

遊撃手は、ほぼ抜けそうな当たりを止めるべく三塁方向にダッシュ三塁手が触れてなければ遊撃手のバックアップも追い付かず、会心のレフト前ヒットだったろう。しかし、三塁手の左手首に当たった打球は、ビミョ~に減速しつつ三遊間に動いた遊撃手傍に弾かれた。遊撃手はキャッチするなり、二塁手に転送する中、二塁走者が全く戻れずにダブルプレーが成立した。

それまで、リードしていても、あまり芳しくない流れだった。

審判は、前日からの傾向か、暗にアメリカ寄りだった。ストライク/ボール判定で、上野らの際どいタマを再三ボール判定していた。だから、甘くなっても球威で抑えるべく、上野に力みが見られ、初回から新垣渚みたいな暴投連発していた。第1回WBCより陰湿な状況だった。こんな中では、クレメンスからの得点パターンに似ていた。

審判連中の仕上げはホームでのアウト/セーフのハズだったが、日本は6回裏を見事に凌いだ。

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ソフト渥美万奈のスーパープレーには米メディアも驚愕「信じられないダブルプレー
7/28(水) 10:45 Yahoo!ニュース
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先発したオスターマンはショック隠せず「あれが抜けていれば」
 
ソフトボール日本代表・渥美万奈【写真:AP】
 26日に行われた東京五輪決勝でアメリカを撃破し、悲願の金メダルを獲得したソフトボール日本代表。上野由岐子が6回途中降板するも7回に再登板して最後を締め、宿敵を2-0で破って、13年越しの連覇を達成した。

【動画】日本代表を金メダルに導いた名手 渥美万奈がトヨタ自動車で見せた華麗なプレー映像

 この試合で、勝利を手繰り寄せるビッグプレーとなったのが、6回に飛び出した渥美万奈の美技。6回1死一、二塁のピンチで三塁への痛烈なライナーを山本優が弾くと、この打球をノーバウンドでカバーに走っていた渥美がキャッチ。飛び出していた二塁走者をすぐさま刺して、併殺を完成させた。

 このスーパープレーを破れた米メディアも勝負のターニングポイントだったと指摘。「AP通信」は「日本が米国を2-0で破る。信じられないダブルプレーを決めソフトボールの金メダルを獲得した」と伝え、先発マウンドに上がったオスターマンの「ショックでした。あれが抜けていれば、同点に追いつけたかもしれない。それによってついた弾みでさらに加点できたかもしれない」と振り返っていた。
Full-Count編集部

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