本来のフェラーリのあるべき姿とは?

クルマの記述として、間違ってないか?

池沢さとしのマンガ「サーキットの狼」で、フェラーリディノ246GTはコーナリング世界第1位、第2位はロータスヨーロッパだ。第3位はランチアストラトスじゃなかった?

そんなの何を比較したのか、そんな比較イベントでもあったのか、どういうコーナーリングで評価したのか、全くわからない。

フェラーリら、ユーザーに古いクルマを大事に持ってもらっているメーカーなら、アップデートを商売にしないのか?

例えば、ディノで言うと、単に元のまんまに戻すのではなく、ウエーバーキャブレターをフュエルインジェクションに置き換えるとか、足回りリファインやフレーム補強してタイヤグリップアップに対応するとかすれば?

 

 

 

 

 

 

 

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「4000万円で妄想するフェラーリ対決」最新「296GTB」と「ディーノ」のどちらを買うべき!?
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10/27(水) 9:10配信フェラーリを買うなら「最新」か「クラシック」か、それが問題だ

スーパーカー世代なら、有名な漫画の影響でコーナリング性能世界第2位として覚えている人も多いだろう(C)2021 Courtesy of RM Sotheby
 2021年9月17日、RMサザビーズの欧州本社がスイス・サンモリッツの五つ星リゾートホテルで開催した「St.Moritz」オークションにおいて、1台の「ディーノ246GT」が記録的な高値で落札された。 【画像】憧れの「ディーノ」と最新「296GTB」を画像で見比べてみる!(28枚)  それから約1か月後にあたる10月14日には、フェラーリミドシップスポーツの新星「296GTB」のジャパンプレミア発表会がおこなわれた。  フェラーリの作品であること、あるいはV6エンジン搭載車であること以外には、一見したところとくに関連がないかにも映る2台だが、数少ない共通点として挙げられるのは、ともに4000万円前後の価格がつけられたことである。  そこで今回のVAGUEでは、もしも同じ4000万円をフェラーリに投入するならば、296GTBとディーノ246GTのどちらを選んだら、より幸福感を味わえるかという、同メーカー対決ながら異種格闘技戦のようなテーマに取り組んでみることにした。 ●スーパーカー少年が憧れた「ディーノ」  1969年、「ディーノ206GT」の後継車として発売されたディーノ246GTは、それまでマラネッロから送り出された数多くの先達ほどにはハイパワーでなかったが、よりリーズナブルな価格帯のエントリーモデルを育成するというフェラーリの野望は、結果としてみごとに果たされたといえよう。  ディーノ206GTで確立された、V6・4カムエンジンを横置きミドシップに配置したライトウェイトスポーツカーという方法論を進化させた246GTは、206よりホイールベースを6cmだけ延長。エンジンの排気量は2.4リッターに拡大した。  ボディデザインは、「ディーノGT」の企画にも深く関与したピニンファリーナ。また、246GTではスカリエッティにコーチワークが委託され、ボディは206GT時代の総アルミではなく、開口部をのぞいてはスチール製とされた。  そして、1969年から1974年の間に「246GT」と、タルガスタイルのオープンモデル「246GTS」を合わせて3700台以上が製造されたといわれている。  今回RMサザビーズ「St.Moritz」オークションに出品された246GTは、このモデルとしては第2世代にあたり、497台が作られたといわれる「タイプM(ティーポ607)」の1台。  タイプMではギアボックスの再設計とブレーキの改良が施されたほか、アロイホイールは246GTの初期モデル「タイプL」のセンターロックから5穴のボルトオンに変更、バンパーのスタイルも変わっている。  またインテリアでは、ステアリングホイールがナルディ社製ウッドからMOMOの小径革巻きに変更されたのが、もっとも大きな相違点として挙げられる。  この個体のシャシナンバーは「#02020」で、左ハンドルのヨーロッパ仕様。もともと「ビアンコ・ポロ(ホワイト)」のボディカラーで、「ネロ(黒)」のビニールレザーのインテリアが組み合わされていた。  1971年5月に工場からラインオフしたのち、トスカーナ州フィレンツェ近郊のディーラー「レナート・ノチェンティーニ・アウトモービリ(Renato Nocentini Automobili)」社を介して、同じトスカーナ州ルッカ近郊に住む最初のオーナー、リノ・ジュディ氏のもとに納車されたことが分かっている。  また同じドキュメントには、イタリアで十数年をすごしたのち、1980年代の大部分を費やすことになる、米国カリフォルニアに輸出されたと記録されている。  そしてヨーロッパに戻って以降、このディーノ246GTは2人の著名なスイスのカーコレクターのもとを渡り歩き、2012年にはスイス国内のスペシャリストによって、10万スイスフラン以上の費用を投じたレストアを受けている。  このときの修復では車体はすべて分解され、ボディはフェラーリのオフィシャル指定色「ロッソ・ボルドー」に触発されたスタイリッシュなダークレッドでリペイント。ボディカラーを反映するダークレッドのパイピングが施された、黒い本革レザーのインテリアと組み合わせられた。  さらにこのレストアから1年後には、タイヤやホイールベアリング、ブレーキキャリパー、バッテリーなど8000スイスフランに相当する新品パーツが組み込まれており、内外装/メカニズムともに最上級のコンディションとのことである。  2010年代中盤に発生したクラシックカー市場の高騰のなか、ディーノGTはもっとも値を上げたモデルのひとつとなった。そののちマーケットは鎮静化しながらも、ディーノの相場価格は高値安定。3000万円以上が当たり前となっているようだ。  そんな市況のもと、この「St.Moritz」オークションでは33万6875スイスフラン、邦貨換算約4190万円で落札されることになったのだが、これは近年では間違いなくディーノ246GTのハイエンドに属する高値といえるだろう。

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