自分を貫く?伊野尾には貫かれてなかった?

こういう上辺クサく、しおらしく飾ったコト書くと、バカなオンナがダマされて好感度を上げられる計算なの?

所詮、同志社にしか行けてなかったのに、顔だけでTBSに採用されたらテングになって、ちゃんと学ばずに好き放題やったのじゃん!

まだ30歳?道理でアナタのやったコト、忘れてないワケだ。

 

 

 

自分を貫く?伊野尾には貫かれてなかった?挙げ句、フジ三上と姉妹になっちゃって・・・三上はパンピーと結婚しちゃったけど。

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「毎日お風呂で膝を抱えて反省。でも、自分は貫きたい」宇垣美里が日々考える“相手を傷つけずに自分も大切にする方法”
12/26(日) 14:57 Yahoo!ニュース
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何事にも物怖じせずに発言し、自分を貫くフリーアナウンサーの宇垣美里さん。そのはっきりした物言いに対して「勇気をもらった」という同性からの声が少なくありません。ただ、30歳を迎え「相手を言い負かしてボロボロにするだけでは誰も幸せにならない」と気づいたと言います。自身の言動に対して「毎日お風呂で反省会をしている」という宇垣さんに、自分の貫き方や相手への思いやりについてお話を聞きました。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオYahoo!ニュース Voice)

一番摂取しているのは漫画―夜中12時超えてから電子書籍をピッと買う
 
「自分の魂の領分を大切にすると生きやすくなると思う」と語る宇垣さん
――宇垣さんは漫画好きとしても知られ「漫画で救われた」とも公言されています。

宇垣美里: 基本的に電子書籍で読んでいます。夜中の12時を超えると新巻がバッと追加されるので、気になった漫画をその場でピッと買っています。映画も小説も舞台も大好きですけれど、私にとって一番身近なのは漫画です。私が一番摂取しているのは漫画かもしれないなと思います。

――最近読んだ漫画で気になっているものや面白かったものはありますか?

宇垣美里: すごく良いなと思ったのは谷口菜津子先生の『今夜すきやきだよ』(新潮社)ですね。「仕事はバリバリできるけど、家事は苦手で結婚したい女の子」と「仕事はゆったり自分のペースで家事は好きだけど、結婚願望はあまりない女の子」という対照的な二人が、ひょんなことから同居生活を始めたという作品です。

作品を読み進めていくうちに、「結婚しなきゃいけない」「結婚とはこれが普通でしょ?」という世間一般的な価値観が溶かされていく感じがすごく良いんです。こういうカタチの結婚や人生もありかもと明確に開示されていく感覚に救われて、いろんな人におすすめしています。

――日本の作品は政治や社会を描かないと思われがちですが、実は漫画は、社会への葛藤や向き合い方がしっかりと描かれていますよね。

宇垣美里: すごく描かれていると思います。例えば、ヤマシタトモコ先生の『違国日記』(祥伝社)という作品では、医大入試で女性の点数だけ不当に低くされていた問題がビビッドに描かれていました。社会と漫画が一緒に生きている感じがしましたね。

ネットは怖いものという感覚がある―自分の身を守りながら楽しんでいきたい
――宇垣さんはテレビやラジオなどさまざまなメディアで活動されていますが、多くの人にとって一番身近であるネットについてはどのようにお考えですか?

宇垣美里: いま私は個人的なSNSのアカウントは持っていないんです。レギュラーでやらせていただいているラジオや連載などの仕事を通して発信すればいいと思っているところがあるし、そもそもSNSでの発信はしないでおこうと決めているというのもあります。

成長と共にネットが発達していった世代なので、2ちゃんねる全盛期の時代も知っています。なので、なんとなくネットは怖いものというイメージが根付いていて、「ネットとは線引きをする」「ネットには全部載せちゃいけない」という感覚があるんです。「すぐに同志を見つけられる」というネットの良さも分かっているのですが、踏み切れないところがあります。

――宇垣さんにとって、ネットの怖さとはどんなところですか?

宇垣美里: 万人に開かれているところだと思います。それが良いところでもあり、思いがけない人と出会えるチャンスが生まれるという一方で、良心を持った人だけが利用しているわけではないのが怖いところ。自分の身は守りながら楽しんでいきたいなと思っています。

30歳を迎え、「言い負かせばいいわけじゃない」と気づいた
――宇垣さんに対して、物怖じせず、自分を貫いているという印象を持っている人も多いと思います。宇垣さんにとって「自分を貫く」とはどんなことですか?

宇垣美里: 「自分の好きな自分を大切にすること」です。なるべく自分がカッコイイと思う自分や好きな自分でいることを心がけています。

ただ、自分の言動に対しては、毎日のようにお風呂の中で反省会をしています。例えば「あのとき聞き流しちゃったけど、あの言葉に対しては怒ってよかったんじゃない?」と、そのとき怒らずにニコッとしてやり過ごした自分がすごく不甲斐ないと思ってウジウジしたり、一方で間違っていると思ったことをその場で言うことができても「あの言い方はなかった。もっと丁寧で優しくて人を傷つけない言い方があった」と反省したりするんです。浴槽で膝を抱えて「あれはなかったよ、私」とか言っていますし、シャワーを浴びるときも滝行に近くて、心の洗濯をしている感覚です(笑)。“言えない自分”と“言い過ぎる自分”を行ったり来たりする毎日ですね。

――ご自身の性格については、どのように思っていますか?

宇垣美里: 性格がキツいと言われることはありますし、自分でもすごくキツい人間だと思っています(笑)。言葉も強くて弁が立つので、人によっては圧を感じることがあると思います。私は非常に心が強くて楽天的である一方で、繊細さが足りない。繊細でなく、気が利くタイプでもないので、自分の振る舞いで不用意に人を傷つけることもあるというのは常々自覚していて、直さなきゃいけないと思っているところです。

――なるべく人を傷つけないようにしようという思いを強く感じますが、そのように思われたきっかけはなんでしょうか?

宇垣美里: 今までは正論をぶつけることで「言ってやった!」と思っていました。しかし、30歳になって、相手を言い負かして恨みだけが残ってしまっては誰も幸せにならないということに気づきました。相手をボロボロにして終わりじゃない、もっと優しく伝えられるはずだなと。自分が出演した番組を後から見返して「うわ、キツいな……」と思ったり、妹や友だちから「言っていることは正しいけど、優しくないよ」と言われたりする中で、自分を顧みて今の自分になったのかなと思います。

周囲の反応は気にしない―高校生の頃の自分を指標に
――自分の貫きたい姿に対して周りから批判を受けたとき、それでも自分を貫くのか、批判を受け入れるのか、何か基準にしているものはありますか?

宇垣美里: 正直あまり周囲の反応は気にしていませんが、高校生の頃の自分を指標にするようにはしています。高校生の頃の自分は、背負うものがなくて頑張れば何にでもなれると思っていて、ある意味で無敵でした(笑)。一番妥協のなかった時の自分から見て「よくもこんなダサいことしたな!」って怒られそうなことは直そうと思いますね。他人の反応は移り行くものなので、それよりも自分が自分を第三者的に見たときにどう感じるかを大切にしています。

――高校生の頃、どんな大人になりたいと思っていましたか?

宇垣美里: 当時ずっと杉原千畝さんが好きで、「こんな人間になりたい!」と思っていました。自分が正しいと思うことのためなら、いろんなものを失ってでもその道を突き進む姿がすごくかっこよくて目標でした。入社試験で「尊敬する人は?」と聞かれたときにも杉原さんの名前を言っていて、友達からは「たしかに尊敬すべき人だけど、面接で言って大丈夫?」と心配されたりしていました。

自分の魂の領分を大切にすると生きやすくなる
――TBS退社後、フリーランスになってから心境に変化はありましたか?

宇垣美里: やっぱり自由になったかなと思います。もちろん会社が守ってくれていた部分はたくさんありましたが、当時の私は、アナウンサーというのは番組の中の1つの歯車に過ぎないと思っていました。なので、いっぱい出ようとかこうなりたいという気持ちも、あまり持っていなかった。けれど、フリーランスになってからは、良くも悪くも全て自分の責任。「TBSアナウンサー宇垣美里」ではなく「宇垣美里」になれることに自由を感じています。

――最近では、インタビューする側にも人権感覚やジェンダーの観点などが問われるようになりました。宇垣さんは、アナウンサーとして社会の価値観とどのように向き合っていらっしゃいますか?

宇垣美里: そうですね。なるべく最先端の感覚を持って、人を守る発言や人を傷つけない発言をする人でありたいと思っています。ご結婚された方に対して「次はお子さんですね」と書かれた原稿があったときに、「私はこれは読みません。これはよくない」と言って直してもらいました。アナウンサーの仕事のいいところは、読まないという選択肢があるところだと思うんです。自分が自分を守るためにもすごく大切な行動の一つだと思います。

――「自分を貫く」という感覚は、成長の過程で身につけていったものですか?

宇垣美里: 幼い頃から非常に我の強い、自分をしっかり持った子どもでしたね。私の周りには漫画などの物語があふれていて、成長の過程でどんな物語が好きか、どんなキャラクターにシンパシーを覚えるかを経験したことで、私の性格が確固たるものになっていったと思います。

でも、皆が私ほど自分の気持ちを表明する必要はないと思っています。私は、それが出来るからやっているだけで、出来るからこそやれない人の分までするよということに過ぎないと思っています。自分を貫くことができないと思っている方は、どうかそのことを気に病まないでほしいです。ただ、自分の心は売らないように、自分の中で「ここまでは絶対に大切にしなきゃいけない」というラインを決めて、そこまでは流されてもいいけど、それ以上は自分の魂の領分だと、そこを大切にすると生きやすくなると思います。

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宇垣美里
兵庫県神戸市出身。同志社大学卒業後、2014年にアナウンサーとしてTBSテレビ入社。2019年に退社後はフリーアナウンサーとしてTBSラジオアフター6ジャンクションやテレビ、CMに出演する一方、俳優や執筆活動など多方面で活躍。漫画好きとしても知られている。近著に「今日もマンガを読んでいる」(文藝春秋)がある。

文:清永優花子

(この動画記事は、TBSラジオ荻上チキ・Session」とYahoo! JAPANが共同で制作しました)

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