箱根駅伝、まだナイキ優位?

感覚的に、本来はナイキのエアマックスやショックスのように空気バネを持たせるコトが、軽くて推進反発を産めるハズだと思う。エアズームバイパーらは、それを細かく仕切った、ズームエアを使っている。その上に、カーボンプレートを敷いて足の安定を図っている。

靴のクッション性と反発性、万人に共通ではなく、個々人それぞれに相性が違う。例えば、ドクター中松のピョンピョンシューズみたいな靴で走り切れるのか、試した例はないように思う。

現在ランニングシューズの厚底は、4センチ以内に制限されている。あの、アクティブギアのファウルランを実際に駅伝やマラソンに使ったら、どうなるのか?興味はある。

一方で、ミズノのミズノウェーブの弾性耐久性上げたソールを4センチ内で取り付けたら、かなり行ける気はするのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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厚底シューズ戦国時代に突入か 箱根駅伝で巻き返し図る各メーカー
1/3(月) 9:13 Yahoo!ニュース
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第98回箱根駅伝で、ナイキやアシックスなどのメーカーのシューズを履いてレースに挑む選手たち=東京都千代田区で2022年1月2日、手塚耕一郎撮影
 新春の風物詩は、厚底シューズ戦国時代の様相も呈している。2、3日の第98回東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝)では、近年の駅伝で好記録の一因になっている米ナイキ社製の厚底シューズのほか、「王座奪還」を合言葉にした国内メーカー製の厚底シューズで走る選手の姿も。色とりどりだが、遠目で見てしまえばそれぞれの違いは判別しづらい。

【写真特集】箱根駅伝、往路の継走

 2日の往路では依然として多くの選手がナイキ社製の厚底シューズを使用していたが、色はピンク系のアシックス社製を履いている選手がいた。4区では2年連続の総合優勝を目指す駒大の花尾恭輔(2年)と東洋大の木本大地(3年)がともにアシックスを履いて激しいつばぜり合いを演じた。2区の区間記録保持者で東京国際大のビンセント・イエゴン(3年)はアディダス社製の厚底シューズだった。

 ナイキ1強に待ったを掛けようと各メーカーは巻き返しを図る。2021年の箱根駅伝では、ピンクや黄色などのナイキの厚底シューズを履いた選手は全体の約95%に上り、前回大会から10ポイント以上増加。10区間のうち、7区を除く9区間で厚底シューズを履いた選手が区間賞を獲得した。

 関係者の調査によると、17年の箱根駅伝で選手が履くシューズ1位だったアシックスだが、21年はゼロ。一人もアシックスのシューズを使わなかった。アシックスは20年に社長直轄の新製品開発プロジェクトを立ち上げ、トップ選手らへの聞き取り調査を実施。選手の走法に合わせた厚底シューズ「メタスピード」を開発した。

 21年10月の箱根駅伝の予選会では、予選突破10校と関東学生連合の選手のうち、約11%がメタスピードを使用していた。さらに11月の全日本大学駅伝では、14回目の優勝を果たした駒大から1区の佐藤条二(1年)、最終8区の花尾がメタスピードを履き、佐藤が区間新、花尾は歓喜のフィニッシュを果たした。22年1月1日の全日本実業団対抗駅伝競走大会ニューイヤー駅伝)では、エース区間の4区で黒崎播磨の細谷恭平がメタスピードで1時間3分43秒の区間新記録を樹立した。

 22年の陸上界はシューズの「地殻変動」もキーワードになりそうだ。【岩壁峻】

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