今は、高校野球の指導者もアメリカ式に被れて、ノースローや瞬発力系トレーニングにシフト、長距離ランニングや毎日200球以上の投げ込みなど持久力系のトレーニングは負わせなくなっている。
奥川は、そんな中で育成された投手、メジャー的なストライクピッチ・パワーピッチでタマ数を使わない。ピッチングスタイルは、あくまでスピード持久、自身でクルージングでペースコントロールやギヤチェンジできるタイプではない。
順当であれば、伸びた持久力の分だけ、より週イチ登板に近付き、投球イニング5・6回が6・7回に伸び、球威的に3キロ程度上がるだろう。
しかし、ヤクルトは、なかなかそうは行かない。投手と言わず野手と言わず捕手も故障する。去年のセ・リーグ優勝⇒日本一メンバー、6年前の真中監督で日本シリーズに出たメンバーは山田や石川や小川以外、殆ど入れ替わった。
カレがスピード持久型のピッチングスタイルである限り、故障して去年シーズンイン当時より落ちてる可能性だってある。
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解説者も絶賛。世代No.1コントロールの奥川恭伸はハイクオリティな投球を1年間維持できるか?
1/11(火) 20:52 Yahoo!ニュース
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星稜時代の奥川恭伸投手
昨年9勝を挙げた奥川 恭伸投手(星稜出身)。この投手の凄さはなんといってもコントロールだ。抜群の制球力を武器に数々の快挙を成し遂げた。
【動画】秘蔵映像満載!レジェンド世代になる予感...新成人となった男たち
QS率 66.7%
中10日ローテで9勝
K/BB 9.10
連続無四球54.1回
CS史上最年少完封勝利
コントロールの良さは世代No.1で解説者からの間では「デビューした1年目から10勝を狙える」といわれていたが、その実力を遺憾なく発揮している。
特に連続無四球イニング、K/BBの数字が素晴らしく、先発投手としては次元が違う。今季はローテーションの間隔も短くなるため、投球イニング数も増えることだろう。その中でもクオリティをどう維持できるかが重要となる。
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