今度のフェアレディーZを見てわかるコト

今度のフェアレディーZを見て、わかるコト。

ニッサン最高の、いや日本最高のクルマとして、今のニッサンフェアレディーZを出す気はないというコト。

あくまで、今のニッサン・GT-Rのポテンシャルを超す気はなく、GT-Rの下位車種、繋ぎの車種であるコト。

あくまで繋ぎで安く作るクルマ、新車的イメージのため、エンジンチェンジ、外板替えをした程度のクルマ。

今のニッサンに、あるべきフェアレディーZたる姿を提示できる人材、コンセプト、アイディアは存在していない。

今後のニッサンフェアレディーZに対して、あのZ32までに感じた、世界を感じさせる期待はない。

こんなヨイショ記事書いても、知見を問われるだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本仕様を初公開! 日産の新型「フェアレディZ」についてわかったこと
1/20(木) 12:11 Yahoo!ニュース
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日産が「東京オートサロン2022」で初公開した新型「フェアレディZ」の日本仕様
日産自動車は「東京オートサロン2022」で新型「フェアレディZ」の日本仕様を初公開した。最初に発売となるのはプロトタイプから着想を得た特別仕様「Proto Spec」で、気になる価格は696.63万円。240台の限定で2022年6月下旬ごろに販売を開始するという。

【写真】このまま欲しい! 新型「フェアレディZ」はカスタムしてもカッコよかった

フェアレディZ」の歴史

フェアレディZの初代「S30型」は今から50年以上前の1969年、オープンボディのSR311型ダットサン「フェアレディ」の後継モデルとして登場した。130PSを発生する2.0L直列6気筒エンジン「L20」を搭載した「2by2」や「GT-R」の「S20」エンジンを搭載した「Z432」、Gノーズとオーバーフェンダーを装備した2.4L直6の「240ZG」などバリエーションが豊富で、しかも手が出しやすい価格設定であったため、アフォーダブルなスポーツカーとして全世界で人気モデルとなった。ボディサイズは4,115mm×1,630mm×1,295mm。ロングノーズ・ショートデッキのコンパクトなボディは本当にカッコよかった。

2代目の「S130型」(1978~1983年)は、2.0L直6モデルと2.8L直6(145PS)の「280Z」でスタート。4,420mm×1,690mm×1,295mmとサイズアップしたものの、ボディは初代を踏襲したロングノーズ・ショートデッキスタイルだった。

3代目の「Z31型」(1983~1989年)は角形セミリトラクタブルタイプのヘッドライトを採用。2.0L直6の「200ZR」と230PSを発生する3.0L V6の「300ZR」があり、4,335mm×1,725mm×1,310mmのボディは短く幅広のスタイルへと変化した。

4代目の「Z32型」(1989~2000年)は、キャビンフォワードの2シーターおよび2by2のスタイルとなり、ボディは4,310mm×1,790mm×1,245mmとさらに低くワイドになった。上限280PSを発生する3.0L V6ツインターボを搭載し、Tバールーフコンバーチブルモデルも登場した。

2年のブランクののち登場した5代目の「Z33型」(2002~2008年)は、日産リバイバルプランで復活したモデル。フロントミッドシップにV6 DOHCエンジンを搭載し、後期型では313PSを発生。4,315mm×1,815mm×1,315mmのボディは北米で大人気となった。

現行の6代目「Z34型」(2008年~)は先代からホイールベースを100mm切り詰めて2,550mmとするとともに、全長を4,260mmまで短くして運動性能をアップ。3.7L V6のVQ37VHR型エンジンは最高出力336PSを発生した。

7代目となる新型「フェアレディZ

新型フェアレディZは通算7代目となるモデルだ。ボディサイズは全長4,380mm、全幅1,845mm、全高1,315mm、ホイールベース2,550mm。プラットフォームは現行の「FL-R型」を継続使用していて、Aピラーの角度や位置、ルーフの形状、ホイールベースなども同じであることから、型式は「Z34」のままとなっている。こうした措置は、開発費を抑え、購入しやすい価格を実現するために必要だったものと推測できる。


その一方で、エンジンを「スカイライン 400R」が搭載する3.0L V6ツインターボエンジンにリサーキュレーションバルブを加えることでレスポンスをアップした新型の「VR30DDTT型」(最高出力405PS、最大トルク475Nm)としたり、GT-Rで培ったサスペンション、コイル、ダンパー、ブッシュ、アライメントなどの新たなチューニング方法を取り入れたりすることで、性能は「Z35型」と呼べるほどの水準に引き上げている。「他のやらぬことをやる」という日産のDNAを象徴するモデルに仕上がっているようだ。

日本で買えるフェアレディZにはいくつかのグレードがある。標準型の「Z」のほか「バージョンS」「バージョンST」、そして限定240台の「Proto Spec」だ。東京オートサロン2022では3台が展示されていた。

最初に発売となるProto Specのエクステリアは、フロントマスクが初代「S30型」をイメージした四角形で、ヘッドライトは「240ZG」、リアライトは「Z32型」を彷彿させる。「イカズチイエロー」にブラックルーフを組み合わせた鮮やかなボディカラーとレイズ製の鍛造19インチアルミホイールが目立っていた。

初披露となった日本仕様(右ハンドル)のインテリアは、球形のシフトレバーを持つショートストロークの6速MTタイプだった。ちなみに、トランスミッションは9速ATも選べる。本革スエード調ファブリックシートにはイエローのセンターストライプ、ステッチ、アクセントラインが入る。ダッシュボード上にはZの象徴ともいえる3連アナログ式メーター(ブースト圧、タービン回転、電圧を表示)を装着している。

Proto Specはメルマガの会員登録を行ったユーザーだけがオンラインで購入できる。注文が240台を超えた場合は抽選となるそうだ。

会場で目立っていたのは、新型のカスタマイズモデルとなる「フェアレディZ カスタマイズプロト」。レースで活躍した「スカイライン GT-R」のエンジンをデチューンしたS20型エンジンを搭載した初代S30型Z432Rを彷彿させるオレンジの外装色に塗られていて、当時を知る者にとっては相当に気になる存在だ。

エンジンフードやサイドにブラックのラインを入れるとともに、オーバーフェンダーやホワイトレターのダンロップタイヤなどでしっかりと“武装”していて、こちらもなかなかの仕上がり具合。日産広報氏も、「新型フェアレディZは弊社の自信作。ご期待ください!」と自信満々だった。


原アキラ

はらあきら 1983年、某通信社写真部に入社。カメラマン、デスクを経験後、デジタル部門で自動車を担当。週1本、年間50本の試乗記を約5年間執筆。現在フリーで各メディアに記事を発表中。試乗会、発表会に関わらず、自ら写真を撮影することを信条とする。
原アキラ

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