本来、作りはゴーカート的、フツ~のクルマより遥かに安く買えるべきモノなのに、少量生産少量販売を言い訳にバカ高い値段が付いている。
現在、ゴーカート1人乗り50ccのモノなら、原チャリ免許で公道を走れるんだっけ?ただ、品質的に低く、商品性も低い。仮に50ccでも、6段リターンミッション着いていれば、速度も斜度にも対応できるハズ。
50cc以上のエンジン積んだ車両についても、認可されれば二輪よりも遥かに安全で速い乗り物になる。
自動車や二輪メーカーがキチンと作り、或は運輸省(国土交通省)に働きかければ、認可されるハズ。
そうすれば、こういうヒトを小バカにしたような高額商品を出せなくなる。
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これで公道走ったら警察に止められるだろ! ナンバー付きがウソとしか思えない市販モデル5選
5/12(木) 11:21 Yahoo!ニュース
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ふたり乗りなのが奇跡なまるでフォーミュラカーのようなモデル
アリエル・アトム4
今週のビックリドッキリメカ! アニメの名フレーズですが、ここでは公道を走っていたら思わず「ビックリドッキリ」するようなクルマたちをご紹介しましょう。いずれも「公道走っていいのかよ」と突っ込みたくなるモデルばかりで、まずはフロントのナンバープレートをどこにつけたらいいかが悩ましい。「幸せの黄色いビートル」(数え始めて100台目が黄色いビートルなら幸せになれるという都市伝説の一種です:諸説あり)同様に、目撃したらラッキーが訪れること間違いありませんよ。
1)ロケット(ライト・カー・カンパニー)
ゴードン・マーレイはブラバムやマクラーレンでF1マシンの設計に加え、BMWのV12エンジンを搭載したマクラーレンF1(ロードカー)や、最近では自身へのオマージュとさえ思われるT50.などの作品を手がけた希代のエンジニア。そんな彼がフリーハンドで「作りたい、乗りたい」と設計したのがこちらのロケット。
まるで小型のレーシングフォーミュラにカウルをかぶせただけのようなルックスですが、じつはタンデムできるふたり乗りスポーツカー。ヤマハのバイク、FZR1000のエンジン(当然ミッション一体型)にバックギヤを取り付け、鋼管スペースフレームの車体は350kgと超軽量。
え? ヘッドライトがないですと? クルマから降りて手動でひっぱり出すのですよ。
ちなみに、カーグラフィック誌で長期テストに供されていたのですが、筆者は今に至るまで実車を目にしたことありません。ゴードンはほかにもキャパロ(Caparo)社からT1というこれまたビックリドッキリなマシンをリリースしていますので、興味がある方はそちらもどうぞ。
2)アトム4(アリエル)
前述のロケットがタンデムなら、こちらは並列でのふたり乗りなのでデートカーにもってこい、かもしれません。ただし、ヘルメットを着用していないと風圧や飛んでくる虫でエライ目に合うので、インカム越しの会話がおすすめ。
シビックType RのエンジンK20 C1を搭載(つまりターボ付き)し、0-100km/hは2.8秒、最高速度260km/hって、ドアもないクルマでよくも出しますよね。
製造元のアリエル社は典型的なイギリスのバックヤードビルダーで、当初は社員7名からスタート。かの地がバックヤードビルダーにとって有利な環境にあるのは否めませんが、それだけクルマ好きな人々にあふれているということ。BBCの名物番組トップギアでもたびたび紹介されているのでご存じの方も多いでしょうが、やっぱり公道で走っていたら度肝を抜かれること請け合いです。
屋根なしフロントウインドウなしなんて当たり前
ラディカルSR5
3)クロスボウ(KTM)
オーストリアのKTMは痛快なバイクを多数リリースしているメーカーですが、レーシングカーコンストラクターのダラーラと共同開発してこんなクルマも作ってしまいました。
一見するとアトムにアウタースキンをかぶせたようなスタイルですが、さすがダラーラというかデザインしたデザイン会社の「キスカ」がいいのか、高速域でレーシングカー並みのダウンフォースをゲットしてくれるそうです。
カーボンモノコック構造ながら、フォルクスワーゲン製エンジンやその他コンポーネントのおかげで車重は790kgと(前出の2台と比べたら)少々かさんでいます。また、ソフトトップや荷室といった装備は一切用意されず「あるがままの環境を味わう」というピュアなコンセプトが貫かれているのもバイクメーカーのKTMらしいポイントでしょうか。
もっとも、予想以上の受注に気を良くしたのか、フロント&サイドスクリーンが追加されたGTなるモデルが「快適バージョン」としてラインアップされているのがジワります。
4)SRシリーズ(ラディカル)
発祥のイギリスのみならず、世界各国でワンメイクレースが開催されているラディカルのSRシリーズ。それこそレーシングカーに無理やりナンバー付けてる感たっぷりですが、乗ったことのある方は「予想よりはるかに快適」とのこと。ただし、「サーキットならね」と付け加えられましたが。
ヘッドライトやテールランプの形状を見ると、巧みに各国の法規をクリアしそうなデザインで、レーシングカーとして設計しながらも「ナンバーがつけられる」ように工夫している確信犯といえるでしょう。
エンジンはモデルによってさまざまですが、たとえばSR5に搭載されるのは、無限によるチューンナップ済みのホンダ製K20。287馬力で車重570kgですから、本領を発揮するのはクローズドコースがおすすめです。コースへ行くのにキャリアカーが不要というのも、ナンバー付きレーシングカーの嬉しいポイントでしょう。
とりわけそのダウンフォースは、バットマンに出てくるバットモービル並み! つまり、スピードさえ出ていれば映画のようにトンネルの天井を走り抜けられるのだそうです。
5)962LM(ダウアー・シュポルトワーゲン)
ご覧の通りグループCカーをちょちょいと手直しして、公道OKにしたのがダウアー962LM。元レーサーのヨッヘン・ダウアーが立ち上げたメーカーですが、スポンサーに名を連ねているのはポルシェAGやチーム・ヨーストなど、いわゆる「ワークス体制」の会社。コンストラクションはそのまんまポルシェ962のシャシーを使い、水冷ボクサーエンジン(935/83)を搭載するなど、生粋のCカーと呼んで差し支えないでしょう。
ご存じの通り、このダウアー962は1994年のル・マンを制したのですが、レギュレーションの隙をついたGT1カテゴリへの参戦は物議をかもしたものです。肝心のロードカーとしての販売は10台とも、32台ともいわれており、正確には不明。バイザッハの倉庫にあった962のパーツを寄せ集めて作っていたのですから、さもありなんでしょう。
ちなみに、ダウアー同様962をベースにしたシュパン962Cというロードカーもありますが、こちらは潔くカスタマーカウンターからIMSA仕様の空冷ボクサーエンジンを購入して6台が製造・販売されました。どちらにしても、公道仕様って「なんでもアリだな」と思い知らされるマシンではありますね。
石橋 寛
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