中古車に550万?バカじゃないの?

今の不景気の御時世に、550万って、バカじゃないの?どういう金額か、わかっているのか?今は、このライターらが行っていそうな私大だって、受験料や入学金や学費4年分は650万超したりする。常識的な金額?冗談じゃない!このヒト、20年前、バブル弾けた後の2000年頃の日本を見ているクセに、クルマの購入に500万が上限?カネ持ちか?だろうネ!

モータージャーナリストなら、日本自動車メーカーのバブル弾けた後のクルマ作りの杜撰さも知らないハズないじゃん!キチンとした5ナンバー車も作らず、動力貧相な車幅3ナンバー車ばかり出してる現状で、新車を提示する?

ココに挙がったクルマも、まあそんな相場感、別にお買い得ってクルマでもない。目を見張る情報提示ですらない。

200万まで考えられるなら、ポルシェ996やボクスターBMWやベンツやアウディーらの結構なモデルは手に入る。今の日本車新車なら、軽自動車ですら諸費用込で200万超す。その値段でドイツ車、しかも6気筒以上が射程に入るなら、悪くないだろう?5~10年以上経つクルマは、前オーナーで修理対応されたクルマも多い。

少なくとも、日本車新車に拘って、安っポイ小型車か動力貧相な車幅3ナンバー車を高値ローンで掴まされるより、遥かに満足度は高いと思う。

モータージャーナリストって、金銭感覚もおかしいのネ。

 

 

 

 

 

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いま買うなら、これでしょう! 自動車評論家の国沢光宏が選ぶ550万円以下のひと味違うクルマ20台!!【前篇】
8/14(日) 19:10 Yahoo!ニュース
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この手があったか!!
 
自動車評論家国沢光宏の550万円以下で買えるクルマ選び!
アンダー550万円の“ひと味違う”クルマ選びと題して、価格に見合った、あるいは価格を超える価値あるクルマを自動車評論家、国沢光宏がこれぞ! と選んだ20台のリストを公開する。クルマ好きのライフスタイルにピッタリ来るクルマがきっとあるはず! 今回はその前篇として、イチ押しの2台を含む8台を紹介する。

【写真79枚】いま買うなら、これでしょう! 自動車評論家の国沢光宏が選ぶ550万円以下のひと味違うクルマの写真でチェック

◆次期マイカーもこのリストの中に入ってます!

個人的な思い込みなのだけれど、私は20年以上前から普通の社会人が乗れるクルマの上限を500万円くらいと考えていた。もちろんお金持ちからすれば大きな金額といえないだろうけれど、悲しいかな我が国の平均収入は1990年から横ばい。輸入車の売れ筋を見ても良い基準だと思っている。なぜ500万円か? それ以上高いクルマだと板金も故障も請求書を見て気分的に凹むからに他ならない。500万円以下のクルマだと常識的な金額で済むため、気軽に乗れます。

現在進行形でも500万円程度が普通の社会人にとって上限の価格だと思っている。ただ20年前と比べ、安全装備の充実などで車両価格は高くなった。550万円という今回の基準、なかなか鋭いボーダーだと私は考えます。嬉しいことに2022年時点でも550万円という上限金額でクルマ選びをすると、けっこう個性的なモデルが選べる。それでいて健康かつ堅実な(笑)社会人にすすめられるモデル揃い! 実際、私の次期マイカーもこの中に入ってる。

20車種の選択基準だけれど、これといった根拠無し!  私が「いいね!」と思っているだけです。おそらく読者諸兄の多くは、参考にしたい評論家と全く気が合わない評論家がいることだろう。こらもうクルマ選びの価値観のようなもの。移動の道具として使うクルマなら根拠や条件が重要ながら、550万円級になると大ゲサに言えば「人生観」。私と同じ趣味の人ならクルマを見て理解して頂けるだろうし、価値観が合わなければ全く参考にならないと思う。

◆イチ押し 550万円以下で最強! メガーヌR.S. 494万円~

550万円以内で買えるクルマの中でも一番優れたパフォーマンスを持つのがメガーヌRSである。2000cc以下のFF車で世界最速! シビックのタイプRとニュルや鈴鹿サーキットのラップタイムで勝負しているのだった。クルマの“しつらえ”も文句無し! フロント・ブレーキは耐フェード性能が高い4ピストンのブレンボ製。アルカンターラ張りのレカロ・シートや、トルセンLSDなど全て標準装備。嬉しいことにスポーツ・モデルとしては珍しく、アダプティブ・クルーズコントロールやADAS(自動ブレーキ)なども付くため毎日の足として使うことだって可能。今でもマニュアル・トランスミッションを選べるあたりが一段と魅力的だ(ヒルスタート・アシスト機能があり坂道発進サイドブレーキ操作不要)。燃費規制強化につき欧州ではいつ絶版になってもおかしくない状況。昨今の円安を考えると、2023年モデルで間違いなく大幅値上げしてくるだろう。購入するのなら早めが吉だと思う。そしてメガーヌRSのような純エンジン車&マニュアルミッション車は2度と出てこない。武闘派のクルマを考えているのなら、GRヤリスと共に超有力候補にしたらいいだろう。

◆イチ押し 乗用車のベンチマーク! ボルボV60 514万円~

ボルボV60は“日本で買える550万円以下”で世界一バランスの良いクルマだと私は考えている。3000cc級のパフォーマンスを持つ2000cc直噴ターボと、48V系のマイルド・ハイブリッドの組み合わせだから燃費とドライバビリティに優れ、ADAS(自動ブレーキに代表される安全装備)についちゃ世界TOPクラス。V60のカタログを見ると、40項目も安全&運転アシスト機能が並ぶ。しかも「命の価値は同じ」ということで514万円のベース・グレードにもすべて標準装備される。その中には制限速度機能が組み込まれたスマートキー(専用キーで乗ると最高速度制限が掛かる)、正面衝突時に稼働してダメージを低減させるブレーキ、側溝に落ちた時に背骨を守るシステム等々、ボルボならではのデバイスも存在する。V60で事故を起こすのは難しいんじゃないか(笑)と思えるレベル。そしてキャビンとラゲッジ・スペースも十分に確保されています。30年前にベンツEクラスが乗用車のお手本などと言われていた。私の基準からすればV60を持って乗用車の基準としたい。興味のある方は試乗してみることをすすめておく。

◆よくぞ作った! 日産フェアレディZ 524.1万円~

試乗して楽しいクルマだったら買う、と決めているのが新型フェアレディZ。405馬力を発生する3リッターV6ターボの6速マニュアル車など今後2度と出てこないだろう。よくぞこんなクルマを作ったものだと驚く。納期は1年くらい掛かると思うが、注文してから手元にやってくるまでの時間も楽しめると考えたら「それもよし!」かと。主として騒音規制の強化により、2027年一杯で絶版になると考えておいたらいい。

◆奥さんや子供にもピッタリ ボルボXC40 409万円~

V60と同じく毎日の相棒として使うならベスト・チョイスだと思う。ステーションワゴンが好みか、SUVかということです。輸入SUVの中で最も優れたADASを持ち、事故回避能力という点で圧倒的。万一事故になってしまった時の安全性だって素晴らしい。伝統的にボルボは安全だと評価されてきたけれど、現行世代になって一段とライバルとの差が広がった。奥様やお子さん用のクルマとしてもピッタリ。御予算でパワーユニットを決めればよかろう。

◆希少価値あり! トヨタ・ランドクルーザー 510万円~

今オーダー入れても納車は4年後になると言われている。納期について真偽のほどは不明ながら、そのくらいの気持ちで居た方がいいと思う。クルマそのものも3年後くらいにマイナーチェンジするだろうから、再度注文書を作らなければならないです(笑)。4年後は絶版まで秒読みになり、しかも熟成度が高くなるため一段と希少価値が増す。このタイプのクルマが好きなら、定期預金だと考えて購入する手もあり。私もお大尽ならオーダーしておきたい。

◆MTのスポーツ・モデルは金 トヨタGR86/スバルBRZ 279.9万円~

週末用のスポーツ・モデルを持っておきたいなら、86/BRZがベストチョイスだと思う。2400ccエンジンになった新型はとても乗りやすい。ミニ・サーキットに持ち込んでパワー・スライドを存分に楽しむのもよし! またリセール・バリューは圧倒的に高いだろうから、免許返納にあたり手放せば相当の金額になるだろう。もちろん買うならマニュアル・トランスミッション車だ。今やMTのスポーツ・モデルは「金」などと同じ資産だと考えていいと思う。

◆武闘派なら是非! トヨタGRヤリス 265万円~

このクルマも2027年秋から施行される予定の騒音規制フェーズ3のクリアがなかなか難しいと思われるため、5年間で絶版になってしまう可能性大。当然ながら純エンジン車のMTなど今後出てくる可能性無し。WRC好きの武闘派なら必ず押さえておきたいモデルだ。私は来年早々にオーダーして2024年あたりに納車されたらバッチリだと思っている。買ったら2年くらい1台で過ごし、その後はガレージに仕舞い大切に乗りたい。

◆クルマ好きならこれ DS 7 クロスバック 536万円~

ボルボXC60やBMW X3と同じ人気のあるDセグメントSUVディーゼルということを考えたら536万円は圧倒的なお買い得価格だと思う。そもそもXC60の場合、ディーゼルを選べなくなったし、X3になると素晴らしく高価。536万円のベースグレードでも装備的な不満なし。シートヒーターまで標準装備される。あまり注目されていないクルマながら、クルマ好きならかなりの満足度じゃなかろうか。絶版も遠くないだろうから買うなら急ぎたい。

※アンダー550万円の“ひと味違う”クルマ選び。「この手があったか!」残り12台のリストは【後篇】で!

文=国沢光宏

(ENGINE2022年8月号)
ENGINE編集部

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