ランドローバー/レンジローバー、こんなクルマには痛快に走って欲しくない。

ランドローバー/レンジローバーなど、こうしたクロカン、ワタシ自身は全く嗜好にないクルマだ。最低地上高が高いため、安定のため車幅が広めになる。基本4WDで、悪路使用前提のため、車体を頑丈にする必要があり、車重も重い。フツ~のクーペ/セダンと比べて、500キロ~1トン近く重くなる。こんなクルマに、大馬力大トルクエンジンを積み大加速させるため、強いブレーキも必須でブレーキの負担も高い。にも関わらず、こんなデカいクルマに殆どは1人乗りでソコら中を走っているのだ。

こんなクルマに5リッターV8スーパーチャージャーが必要か?この大車重に、スーパーチャージャーのリニアレスポンスは必要ないのでは?パワーやトルクを求めるなら、それこそ5リッターV8ターボではないのか?

痛快?モータージャーナリスト、お気楽なモノだ!こういうクルマにアクセルくれて、走るミサイルを仕立てるって、抜いても安心デキない。いつ、あの阪神高速での免許失効弁護士運転のポルシェパナメーラみたく、超高速オカマ掘られるか、イヤな気分になる。

こういう、走る超重量爆弾にはアイストップ着いてるのか、ちゃんと効くのかも疑問だ。こんなモノ乗ってるカネ持ち、オカマ掘っても"オレが悪いんじゃない。アイストップが効かなかった。"と、メーカーにクレーム出すんじゃない?

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「あろうことかスーパーチャージャー付き5リッターV8を搭載してるんだから恐れ入る」by 国沢光宏 これがランドローバー・ディフェンダー110 V8に試乗した自動車評論家3人のホンネだ!!
3/6(水) 19:10 Yahoo!ニュース
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地球上で最強のクルマ!
 
ランドローバー・ディフェンダー110 V8
今年もやりました「エンジン・ガイシャ大試乗会」。2024年、大磯大駐車場に集めた注目の輸入車36台にモータージャーナリスト36人が試乗! 世の中EVにまっしぐらのこのご時世に、5リッターV8スーパーチャージドを搭載したランドローバー・ディフェンダー110 V8に乗った石井昌道さん、国沢光宏さん、菰田潔さんのホンネやいかに?

【写真14枚】時代に逆行? あるいは最先端? 5リッターV8スーチャーを搭載するとんでもSUVディフェンダー110 V8の詳細画像はこちら


◆「痛快でたまらない」石井昌道

オフロードの王者にして現行モデルは快適かつデザインでも魅せるようになったディフェンダー。リセールバリュー・ランキングでトップになるほどの人気で、多くの人が選んでいるのが大型SUVと相性のいいディーゼルというのも納得がいく。お財布に優しく1タンクあたりの航続距離も長いから当然だろう。

ところが、新しく加わったのはちょっとしたキワモノといえるV8のモデルだ。レンジローバーのようにBMW製を搭載するのではなく、自社開発の由緒あるAJ型ユニットはスーパーチャージャーによって低回転域からスムーズに強大なトルクを生み出すから、ちょいとアクセレレーターを踏み込むだけで車両重量2450kgの車体を素早く加速させる。

本格オフローダーのサスペンションはソフトタッチだから、明確にお尻が沈み込んでいくのがわかって面白い。そうはいってもシャシーがエンジンに負けているなんてことはなく、登りのワインディング・ロードではちょっとしたスポーツカー顔負けのペースで駆け抜けていける。本格オフローダーでこんな走りができるのが痛快でたまらないのだ。


◆「地球上で最強のクルマ」国沢光宏

ロールス・ロイスを頂点にする高価なイギリス車の面白さは、明確な“クラス”感があることだ。妙な表現になるけれど、ハンドルを握っていると心に余裕が生まれるのだった。少し詳しく状況を説明すれば「こんな良いクルマに乗って申し訳ないですね~」みたいな感覚になる。

だから多少粗雑な運転をしてるクルマに出くわしても「チッ!」じゃなく、無関心を決め込める。相手をする気にもならないってこと。EPC会員の方も「確かに張り合う気にはならないですね!」。

今回試乗したのは悪路を極めるためのディフェンダーに、あろうことかスーパーチャージャーを付けた5リッターV8を搭載してるんだから恐れ入る。アクセレレーターを踏めばたいていのクルマより速い。

加えてランドローバーの伝統なのだけれど、オンロードのコーナリング性能だって素晴らしいです。深いロール姿勢を保ったままグイグイ曲がっていく。優雅なだけでなく強さも持つ。地球上で最強のクルマと言い換えてもよいかと。このクルマのオーナーになれば、ハンドルを握る度に穏やかな人格になっていきそうです。


◆「このモダンさに惹かれる」菰田 潔

今のようにSUVが流行る何年も前からランドローバーは荷物を積んでどこにでも行けるクルマを造っている。イギリスの会社だし保守的かなと勝手に思い込んでいた筆者が、デザインで衝撃を受けたのがディフェンダー。泥んこになって走ることもあるクルマなのに、スッキリとしてモダンなところに惹かれる。

太いタイヤがオーバーフェンダーの中に収まり、台形のプロポーションが強調されていい。都会で出会うディフェンダーはオーナーが綺麗にしているから、テールライトなどでそのモダンさがよくわかる。このデザインは見ているだけで元気をもらえる。

意外にも近代的なのは計器盤で、回転計と速度計を並べて表示する標準タイプから、ほぼ全面を地図にすることも可能。中央に回転計がレイアウトされ、その中にデジタルの速度計が組み込まれるパターンなど5種類から選べる。フロアは高く、アイポイントがかなり高いので見晴らしがいい。サスペンションのストロークが長く、乗り心地はすこぶる快適。ソフトなのに揺れ過ぎないところがいい。5リッターのV8エンジンで長距離ドライブが楽そうだ。

写真=郡大二郎(メイン)/茂呂幸正(サブ)

(ENGINE2024年4月号)
ENGINE編集部
 
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