スカイラインクロスオーバー、ネーミングエラー!

スカイラインクロスオーバー、今なら成功するか?このバカサイズにバカ値段、スカイラインと名の付くクルマに投じるカネの相場を超えているのだ。

そもそもが間違っている。ニッサン社内に於いて、スカイラインという名前は大事でも、顧客ユーザーやマスコミにとって、GT-R>>>スカイライン=フェアレディーZなのだ。

GT-Rのエンジン積んだクロカンを出すなら、GT-Rクロスオーバーとして、最低限フロントマスクはGT-R顔にすべきだった。そうすれば、バカなカネ余りがGT-R以外にもう1台は買ったろう。

R32~R34スカイラインGT-Rの頃は、RB26というエンジンも知れ渡っていたから、ステージアに"260RS"とネーミングしても売れた。

その文法通りに"370RSクロスオーバー"と名付けるのが、次点になるのではないかな?

つまり、アイルトン・セナを名・姓なのをわからない親が、子にセナを名付けるくらい、ただのネーミングチョンボしたのが、間違いの素だった。

ドラマ「ロングバケーション」のキムタクの役名、瀬名秀俊は◯、しげの秀一「MFゴースト」の新キャラ諸星瀬奈は×なのだ。

 

 

 

 

 

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早すぎて高すぎた スカイラインクロスオーバーは今なら成功するのか?
8/22(月) 5:45 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 先日登場した、トヨタ新型「クラウン」。4つのバリエーションのうち、最初に登場するのは「クロスオーバー」で、今秋発売予定とされている。

【画像ギャラリー】デビュー当初は大いに期待されつつも、1世代で終了した、日産「スカイラインクロスオーバー」(17枚)

 近未来的なエクステリアデザインと、大径タイヤを装着した姿は、セダンとSUVを融合した高級クロスオーバーだというが、高級セダンとSUVとの融合といえば、日産「スカイラインクロスオーバー(J50型、2009年~2016年)」が、思い出される。

 だが、デビュー当初は大いに期待されつつも、日本市場では受け入れられず、1世代で終えてしまったモデルだ。いま登場させれば、成功できるのだろうか。

 文:吉川賢一
写真:NISSANTOYOTA

「インフィニティEX」の日本向けモデル
 J50型スカイラインクロスオーバーはもともと、日産の北米向け高級車チャンネル「インフィニティ」のクロスオーバーSUV「EX35」として、2007年に誕生したモデルだ。プラットフォームやサスペンションといったコンポーネンツの多くは、G35(日本名:V36型スカイライン)と極力共用していたが、内外装パーツはほぼ専用設計。3.7LのV6エンジンと当時としては多段の7速AT、駆動方式はFRもしくは4WDを組み合わせ、「G35のハンドリングと乗り心地の良さを持つ小型プレミアムクロスオーバーSUV」と位置づけられていた。

 EXのターゲットユーザーは、北米の小金持ちの奥様(旦那様はM45などの大型セダンを想定)。そのため、プレミアムを強調した路線となっており、素材にこだわったインテリアの質感が非常によかった。また、見た目だけでなく、走りも一級品。日本へ「スカイラインクロスオーバー」として導入された当時も、スカイライン譲りの走行性能は、評論家や自動車メディアの間で、非常に評価が高かった。

ベース車との価格差が大きすぎたことが敗因
 
後輪駆動のクロスオーバーSUVとして登場したスカイラインクロスオーバー。スカイライン譲りのシャープなハンドリングと乗り心地の良さは、非常に好評であった
 しかしながら、SUVという割には後席や荷室が狭いこと(日本市場は、乗る機会が少ないのに、後席の居住性を求める傾向がある)、燃費の悪い3.5Lエンジン仕様しか導入がなかったこと、2WDが420万~472.5万円、4WDが447.3万~499.8万円と非常に高額であったことなどがネックとなり、販売はほとんど盛り上がらず、2016年、国内販売は終了に。もし、中国で出していた2.5LのVQ25HR型エンジン仕様(しかもホイールベースを80mm伸ばしたロングホイールベース仕様。ただし中国国内向けの専売)でもあれば、違った結果となっていたかもしれないが、日本向けの追加・改良のためのプロジェクトが発足することはなかった。

 スカイラインクロスオーバーは、高額であったことに加えて、スカイラインクラスを購入検討する顧客のターゲット層が、ちょっと頑張れば手が届く価格差におさまっていなかったことも、人気が振るわなかった要因であろう。スカイラインクロスオーバーのような「派生型SUV」は、購入する顧客のターゲット層が変わらない価格差に抑えなければ、ヒットさせることは難しい。たとえいま登場させるにしても、ここが変わらないかぎり、スカイラインクロスオーバーのヒットは難しい。

スカイラインも次期型でクロスオーバーSUVが出ると予想!!
 しかし、逆にいえば、「購入する顧客のターゲット層が変わらない価格差」となれば、ある程度のヒットする可能性はあると筆者は考える。ただ、現行のV37型スカイラインは、2013年の登場と、すでに10年目のモデル。ハイブリッドモデルは、この夏に生産終了となり、ガソリンモデルは残されるものの、ベースが古すぎてお話にならない。期待するならば次期型で、ということになるだろう。

 次期型スカイラインについて、筆者は「電動AWD」になるという路線が濃厚だと考えている。バッテリーEVではなく、あくまでエンジンを持つ「e-POWER」シリーズになる、という予測だ。ボディタイプは、セダンタイプとクロスオーバーSUVタイプの両方が用意され、トップグレードには、2ドアのスポーツタイプ、つまり「スカイラインGT-R」が復活するのでは、と予測している。価格次第ではあるが、かなり面白いことになるのではないだろうか。

 日産としても、J50型スカイラインクロスオーバーでの失敗は、苦い経験であり、繰り返してこないはず。今度こそヒットさせるため、クラウンクロスオーバーの動向にも注目しているであろう。日産の星野朝子副社長の「スカイラインは諦めません」という言葉と、勢いを取り戻しつつあるいまの日産に、期待している。

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