国産4ドアホットモデル、過去モOKなら・・・。

国産4ドアホットモデル、過去モ挙げて良いなら、こんなバカ高値かつバカデカいクルマ達を挙げる必要はない。

コンパクトで軽い割にパワフルな(正確にはトルクフルな)クルマ、5ナンバーセダンは、80年代中盤までにいっぱいあった。80年代終盤の税制改定の対応か、以降、日本自動車メーカーのクルマ作りがおかしくなった。

まず挙げるなら、それ以前で選ぶ。

2リッター直4/ターボなら

ニッサンR30スカイラインRS系、RSターボやインタークーラーターボC

2リッター直6/ターボなら

トヨタマークⅡ3兄弟、ニッサンA31セフィーロ

辺りだと思う。

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後席も使えてバカッ速って控えめに言って最高じゃないか! 国産4ドアの稀少なホットモデル4台
2024.01.25 18:23掲載WEB CARTOP17
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この記事をまとめると

■国産4ドアのスポーツモデルを一気に紹介

【激レア】5000万円のクルマもあった超稀少な国産限定車ベスト5

■日産のスポーツセダンやトヨタの名機「4A-G」を搭載したセダンが存在

■ホンダのスポーツグレード「タイプR」にも4ドアモデルが存在していた

まさに羊の皮を被った狼的なモデルたち

スポーツカーというと、2ドアクーペや2ドアオープンというイメージが強いかもしれない。確かにクーペは見た目からしてスポーティだし、駐車しているだけでもサマになるのは間違いない。

しかし、実用性が高い4ドアモデルにもスポーティな走りを楽しむことができるモデルは少なからず存在している。今回はそんな4枚ドアのスポーツモデルのややレアなモデルを独断と偏見でピックアップしたい。

日産スカイライン 400R

日産を代表するスポーツセダンと言えば、やはりスカイラインだ。現行型であるV37型は、登場時はインフィニティのエンブレムを装着したり、ダイムラー製のエンジンを搭載したりと迷走したこともあったが、2019年7月のビッグマイナーチェンジで日産エンブレムに再び回帰。

そして、ガソリンモデルには再び自社開発のV6エンジンが復活し、そのVR30DDTT型エンジンをベースに更なるチューニングを施して405馬力を叩き出す「400R」も追加設定されたのだ。

V37型スカイライン自体は2013年デビューと決して新しいモデルではないが、400馬力オーバーのFRスポーツセダンが600万円以下で購入できるというのは破格とも言えるし、その走りはライバルと比較しても遜色のないものとなっている。

トヨタ・カローラ/スプリンター GT

トヨタが誇るベーシックセダンとして、現在でもラインアップに君臨するカローラ。残念ながら現行型はマイナーチェンジでMT車は廃止となってしまったが、過去にはホットな心臓部を持ったスポーツセダン「GT」がラインアップされていたこともあった。

そのGTの名を冠する最後のモデル(モデリスタ製のアクシオGTは除く)が110系のカローラと販売店違いの兄弟車スプリンターの世代だ。

じつは110系、前期型ではスポーティグレードが存在していなかったのだが、1997年4月のマイナーチェンジのタイミングでGTが復活。このGTは165馬力を発生する名機4A-G型エンジンを搭載し、4速ATのほか6速MTも設定し、クーペモデルのレビン/トレノとまったく同じスペックを持つホットグレードだったのだ。

えっ、セダンが存在したの? 的なモデルも

日産パルサーセダン VZ-R

日産パルサーといえば、WRCにも挑戦したGTI-Rを擁する4代目が知られるところだが、その次の5代目モデル時代にもマイナーチェンジのタイミングでホットなグレードが追加されていた。それが1.6リッターながら175馬力の高出力を実現したSR16VE型エンジンを搭載した「VZ-R」というグレードだ。

VZ-Rはハッチバックモデルに設定されていたことは知られるところだが、じつは4ドアセダンにも設定がなされており、前述のカローラ/スプリンターと同じ時期に高回転高出力なエンジンを搭載したセダンが存在していたということになるワケだ。

ただ、出力こそパルサーのほうが上まわっていたが、トランスミッションはパルサーが5速となっており、どちらを選ぶかは好みが分かれるところとなっていた。

ホンダ・インテグラタイプRセダン

NSXに続くタイプR第2弾として1995年10月に登場したインテグラタイプRは、1.8リッターながら200馬力を誇るエンジンとFFながらシャープな回頭性を誇るハンドリングマシンとして高い評価を集めた1台だ。

そんなインテグラタイプRは3ドアハッチバックのイメージが強いかもしれないが、じつはベースとなったインテグラ同様、3ドアハッチバックのほか4ドアハードトップモデルも用意されており、ドアの分だけ50kgほど車重はアップしていたものの、3ドア同等の切れ味を持つハンドリングを誇っていた。

ただし、やはりほとんどのユーザーは3ドアモデルを購入していたようで、中古車としても非常に希少な状態となっているが、3ドアほど手荒に扱われたものが少ないため、じつは狙い目の1台といえるかもしれない。

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