バッティング、「スイングの角度とドコで捉えるか」の問題だ!

コリャまた極端な・・・という印象!元々、「V9巨人牧野コーチがドジャースに留学した時に、ダウンスイングを持ち帰った。」と、ワタシは有楽町であった青田昇の講演で聞いたハズ。

バッティングの始動で、上から下にスイングを始めるコトで、回転と重力を使い、スイングスピードをゼロからトップスピードに加速させる。本来のダウンスイングは、打者の目測打点に向かって加速し、スイング最下点=インパクトで最速になり、フォロースルーでは上向きスイングの軌道になる。

表現の問題だ。縦と言ってしまうと、極端になる。スイング軌道の軸が本塁方向にやや傾斜、高めは緩く、低めは少し強く傾斜するイメージだろうか。

解釈を誤って指導してもらいたくない。

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少年野球でも話題…“常識”覆す打撃理論 “米国流”コーチが勧める「縦振り」とは
1/14(土) 20:00 Yahoo!ニュース
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スキルコーチ菊池拓斗氏 少年野球の常識覆す打撃理論
 
米国で技術指導を学んだ野球スキルコーチの菊池拓斗さん【写真:編集部】
 少年野球でも関心が高まっている打撃論を徹底解説した。米国で技術指導を学んだ野球スキルコーチの菊池拓斗さんが12日、野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」のオンラインイベントに参加。話題になっている「縦振り」のポイントに、肩のラインとグリップの位置を挙げた。

【動画】理想のフォームをつくる…メディシンボールを使ったトレーニン

 菊池さんは「話題の技術縦振りから学ぶ ヒット量産のヒント」と題したオンラインイベントで講師を務めた。イベントには「TURNING POINT」に会員登録している少年野球の保護者や指導者ら約200人が参加した。

 米国で技術指導を学び、現在は日本でスキルコーチとして活動する菊池さんの指導は、少年野球を中心に浸透する昔ながらの打撃論とは一線を画す。

「縦振りと言われる打ち方には今、色んな考え方がありますが、自分の指導はバットのヘッドを立ててスイングする従来のダウンスイングとは大きく違います」

 かつての少年野球では、上から叩く打ち方が“常識”だった。だが、菊池さんは投球を点で捉えるダウンスイングよりも、バットの芯をできるだけ長くスイング軌道に乗せる打ち方を推奨している。従来と大きく違うポイントが2つある。

 1つ目は「肩のライン」。バットを平行に振るレベルスイングを求める指導者には、「地面と平行」を意味するケースが多い。一方、菊池さんが考えるレベルスイングは「両肩を結んだ直線とバットの軌道が平行」になることを示す。

 前傾姿勢で肩のラインと平行にスイングすると、体の動きは横振りだが、バットを縦に使っているように見えるため「縦振り」と言われる。菊池さんは、こう話す。

「悪い打ち方の典型」 右打者の右肩下がった打ち方を推奨
「スイング軌道に長い時間バットの芯が入るように指導しています。そうすれば、捕手側でも投手側でも投球をバットの芯で捉えられます」

 この打撃フォームでバットを振ると、右打者であれば必然的に右肩が下がる。少年野球では「悪い打ち方」の典型と言われることもあるが、菊池さんは「右肩を下げて、グリップがヘッドよりも高い位置に来るようにします」と説明する。このグリップの位置が、ヘッドを立てて打つダウンスイングと大きく異なる2つ目のポイントとなる。

「肩を下げてグリップをヘッドよりも上にしてスイングすると、バットの芯は上に向くので打球がライナーになります。グリップが下がるとスイング軌道は下向きになってゴロが多くなります」

 菊池さんの指導は「縦振り」と表現されることが多い。少年野球の主流となっているダウンスイングとは対照的で、軌道はアッパースイングに映る。ただ、1つ注意点があるという。

「打球を遠くに飛ばしたくて、右打者なら極端に左肘を高く上げてスイングする選手を見ます。バットのヘッドが真下を向くほどのアッパースイングは、腕の力に頼らざるを得なくなるのでバットを強く振れません」

 米国で学んだ知識や経験を惜しみなく披露した菊池さん。視聴者からは「レベルスイングの進化系と感じた」「大変勉強になった」といったコメントが寄せられた。

First-Pitch編集部

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