BMW M、Mの本質はモータースポーツ!

BMW M、元々、グループ5などのモータースポーツ用車両を開発するための部門だった。だから、記念すべき1号車はM1、ジウジアーロデザインのボディーを纏ったBMWシャシーに、ランボルギーニV12を載せようとしたクルマだ。しかし、歴史上、ドイツとイタリア、組んでも相性良くない。当時、経営危機にあったランボルギーニ、見事にM1計画を頓挫させてくれた。あの時点で、BMWランボルギーニを買収するワケには行かなかったのか?E32などのV12、M70を出すまでに約10年かかった。ドイツがイタリアをアテにしたり組んだりするのは、フランスやイギリスを嫌って戦うのと変わらない悪しき繰り返し、民族の性か?

ハナっから、スタンツァーニやダラーラら、優秀な頭脳のノウハウだけを吸い上げ、独自のV12を作る気があれば、76年以降のグループ5の状況は変わり、ポルシェ対BMWは77年以降も続いたのではない?

実際、ワタシはE32型のアルピナB12-5.0BMWに10年超乗っていた。フロントを低くするためかSOHCだったが、素晴らしかった。ポルシェのライバルとして、BMWが並び立っていたら、79年以降もグループ5は有力なコンテンツ足り得たように思う。

M1の頓挫は、モータースポーツ歴史に於いても重大な出来事だったろう。

M3、グループAのクラス2やWRCでも活躍したが、代を追う毎にステージは縮小している。今はM4に代わっている。3リッター直6ターボになり、あの76年の懐かしさがある。

 

 

 

 

 

 

 

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Mのパワーを全身で感じよ!|5台の至高のMが出品「The M Power Collection」
4/17(月) 12:41 Yahoo!ニュース 
Keno Zache ©2022 Courtesy of RM Sotheby's
BMWのMシリーズには“麻薬的な魅力”があるとオーナーは口を揃えて言う。Mバッヂをその身に付けたBMWは「一般道も走行することができるレーシングカー」と呼ばれるほど完成度が高く、刺激的かつ魅惑的な車で、世界中に数多くのファンがいる。

【画像】一度乗ったら病みつきに !? オークションに出品された5台のBMW Mシリーズのディテール(写真49点)

オークションハウスRMサザビーズが、今年5月のコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステとの提携セールで、BMWの伝説的なモデルであるM3、M4の各世代の傑出したモデルを集めたエキゾチックなMシリーズを、「The M Power Collection」として出品すると発表した。

コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステは、イタリア北部コモ湖畔チェルノッビオのヴィラ・エルバで、2年に一度開催されるクラシックカーコンクールだ。

●1990年 BMW M3スポーツ・エボリューション
パワー・コレクションの中で最初に紹介する一台は、1990年のBMW M3スポーツ・エボリューションだ。このモデルは、わずか600台のみ生産されたE30 M3のランドマークであるスポーツ・エボリューションのうちの1台でブリリアントロットの外装とブラックのインテリアで仕上げられ、エレクトロニック・ダンパー・コントロールが装備されているのが特徴的だ。落札予想額は18万~22万ユーロ(約2640万~3200万円)だ。

●2003年 BMW M3 CSL
2台目はE46 M3の究極のモデルであり、同世代の従来のM3と比較して110キロの軽量化を実現した2003年BMW M3 CSLだ。このモデルはグレー・メタリック塗装が施され、20年の生涯におけるオーナーはわずか2人。落札予想額は12万~16万ユーロ(約1700万~2350万円)だ。

●2010年 BMW M3 GTS
もうひとつのエキゾチックなモデルは、Mスポーツのエクストリーム・スポーツ・バージョンである2010年 BMW M3 GTSだ。わずか150台の限定生産で、これまで生産されたMモデルの中でも最も希少なモデルのひとつだ。非常に印象的なカラーリングであるファイヤー・オレンジで仕上げられたこのモデルは、GTS仕様にするために大幅な軽量化が施され、さらにエンジン容量が4.0リットルから4.4リットルに増加、チタン製エグゾースト・サイレンサーが装着されている落札予想額は15万~20万ユーロ(約2200万~2900万円)だ。

●2016年 BMW M4 GTS
さらに、2016年モデルのBMW M4 GTSも出品されている。この車は希少なカラーであるフローズン・ダーク・グレーで仕上げられており、威嚇的な印象を受ける。調整可能なフロント・スプリッターとリア・ウィングを備えることで、サーキットに特化した本格的なロードカーとも言えるこのモデルは、ニュルブルクリンクをわずか7分28秒で周回し、その実力は確かなものだ。落札予想額は10万~15万ユーロ(約1450万~2200万円)である。

●2022年 BMW M4 CSL
この素晴らしいコレクションの最後を飾るのは、BMW Mの誕生50周年を記念して昨年製造された2022年式のBMW M4 CSLである。CSLという名称を復活させたこのモデルは、BMWがM4の究極のモデルとして製造したもので、3.0Lストレート6が550馬力を発揮し、0-100km/h加速はわずか3.7秒。落札予想額は17万~23万ユーロ(約2500万~3350万円)だ。

どのMも独自の魅力を放っており、一度乗ったらすぐに虜になってしまうのだろう。「駆け抜ける喜び」以上のものを与えてくれるに違いない。Photography: Keno Zache ©2022 Courtesy of RM Sotheby's
Octane Japan 編集部
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