80年代中盤、ホンダは二輪四輪ともモータースポーツに於ける大活躍でイメージ向上し、クルマではシビックからプレリュード辺りは大ヒット、オートバイではヤマハTZRに遅れたがよりレプリカ度の高いNSRが大ヒットした。当時はF1でマクラーレン・ポルシェのドライバーだったA・プロストも、シビックを買っていたくらいだった。
しかし、その後のクルマ作りは的ハズレ化して行き、オートバイも90年代中盤から的ハズレ化した。
クルマは、
例えばNSX、エンジンはレジェンドのV6をDOHC-VTEC化しただけの子供ダマし、販売会社サービスや町の修理屋さんもチューニングショップや(鉄のロールバーを溶接デキないから)レース会社も誰も喜ばない総アルミ。工場新設?バカじゃないの?鋼管フレームかアルミフレーム&FRPカウリングの構造にしていれば、二輪工場で作れた。'87年までのホンダF1総監督桜井叔敏サンが市販車開発に異動したのに、数ヶ月経たずに辞めた。
ビート、トゥデイをミドシップ化すれば良かったのに、ワザワザ、アクティー土台に立ち上げた。エンジンもSOHC3バルブ用VTECをシリンダーヘッド換装した。ビート専用にしたため共用台数なく、軽自動車なのに原価がハネ上がり、販売価格は140万円近くになった。
CRXデルソル、やれFRかも、ミドシップかもと、バカな自動車マスコミやモータージャーナリストを焚き付けたクセに、出て来たモノはFF2座に(用途を狭めた)電動タルガトップを取って付けただけ。ポルシェ911やトヨタスープラのタルガトップとは、似て非なるモノになった。
4代目プレリュード、初代は隠れた名車、W・ガードナーはチャンピオン獲得した'87年までヨーロッパの足に使っていた。2代目3代目はリトラクタブルヘッドライト&4WSのスタイリッシュな2+2、チューナーはミドシップも作っていた。しかし、4代目はA・セナがCMに出た以外、何もなかった。
二輪でも、NSR250を'90年型まで毎年フルチェンして来たのに、91~93は実質90のカラーチェンジ。'91年からレーサーNSR250は狭角V型2気筒&右側プロアーム&右側チェーン&倒立フロントフォークだったのに、レプリカ反映度でガッカリさせた。久々にフルチェンした'94は、誰も喜ばない(VFRと同じ)左側プロアーム&左側チェーン&日立マクセルカードエントリーだった。狭角V型2気筒も右側プロアーム&右側チェーンも倒立フロントフォークも見送られた。スズキが、RGV-ΓにSPで狭角V型2気筒や倒立フロントフォークを追加したのとは全く対照的だった。
90年代中盤までだけでもコレだから、以後挙げたら書き切れない。
他と被らないというが、ワザワザその方向に行かなくても・・・というデキだったりする。技術職の暴走を事務職が止められなかったのか?
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ホンダ車はアソビ心満載!! ほかと被らないクルマを作り続けられる原動力とは?
6/5(月) 9:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
万人に親しまれる大衆車を作り出す反面、この手があったか!という独自のクルマも生み出してきたホンダ。他と被らない「らしさ」全開のホンダ車を振り返ってみよう。
【画像ギャラリー】個性にタイヤを4つ付けて走っている!?夢の力が作り出すホンダの「ホンダらしい」クルマたち(26枚)
※本稿は2023年3月のものです
文/大音安弘、写真/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年4月26日号
■ホンダの根底に流れる「M・M思想」
独自の視点にもとづく、ホンダイズムにあふれるクルマたちの原点のひとつにあるのが、「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」というM・M思想だ。意外だが、これはスポーツカーにも共通するという。そのことを頭に置くとすべての形や機能が人の存在を意識し、作られていることがわかる。
ただすべてが順風満帆の時代に生まれたとは限らない。クリエイティブ・ムーバーシリーズは、手元の材料で、これまでにないRVを作り上げ、ホンダの復活にも繋がった。
また市販車でありながら、レーシングカー並みの性能を備えたタイプRの市販化も採算だけがすべてじゃないホンダならではの取り組みといえよう。
5気筒縦置きエンジンや2代目ホンダZのように高度な技術の結晶。また、時代を先読みした感の(!?)S-MXのような日陰の存在もあるが、そのチャレンジ精神は、現代でもS660のような夢を実現できる原動力となっているのだと思う。
変化球なくして、ホンダなし。ヒット作はもちろん、驚きに満ちたモデルたちが印象に残っている。
■個性的なマイナー車が醸し出すホンダらしさ
他社の追従を嫌い、本物志向の強いホンダらしさはマイナー車にこそ強く反映される。それがクロスオーバー四駆「エレメント」や3人×2列の変わりダネ「エディックス」といった個性派モデルを生んだ。また初代インサイトやCR-Zのようなスポーツ要素のあるエコカーの提案も、他社にはない独自の視点。
N-BOXスラッシュも、ワゴンのメリットである背を縮めてしまったことには驚かされた。しかし、どれも触れてみると面白みにあふれており、一部とはいえ、ファンにはしっかりと愛されている。
失敗あっても駄作なし。それがホンダの魅力なのだ。
■若者たちに愛された僕らのトールボーイ
若者をターゲットとし、平均年齢27歳の若手チームが開発。扱いやすいサイズながら、ノッポスタイルによる広い室内が持ち味。荷室に収まる原付バイク「モトコンポ」も話題となった。
■驚異のVTECエンジンが載ってグラ!
NAエンジンでリッター100psを実現した世界初の高出力エンジンをホンダ車として初搭載。マイケル・J・フォックスをCMに起用するなど、洒落たアダルトのクルマというキャラも受け、4ドアHTともにヒット。
■米国生まれの個性派アクティブギア
SUVとミニバンのいいとこ取りを狙ったクロスオーバー四駆。センターピラーレスの観音開きのサイドドアによる大開口と防水加工の内装を持つ優れたギア。アソビ心も全開だ。
【番外コラム01】ショーのコンセプトカーもインパクトあり!
東京モーターショー出品車も斬新なホンダ。不夜城(1999年)やハイブリッド4WDスポーツのデュアルノート(2001年)など印象深い。そして写真は2&4パワードby RC213V(2015年)。2輪と4輪の融合とかなり斬新!
【番外コラム02】もちろん、現行モデルにも「ホンダらしさ」はにじみ出てます!
創造力豊かなホンダ歴代モデルを取り上げてきたが、「らしさ」は現行車にも!
例えばN-VAN。ユニークなコンセプトの商用車で街中でよく見るヒットモデル。6MTもあるんです。「ちょい乗りでいいじゃないか」というEVのHonda e。RRという部分も実にユニーク!さらにはシビックe:HEV。ハイブリッドなのに多段ATのような走り味。この制御が印象深いんです。
記事に関する報告
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