現在の二輪250cc、カワサキ一人勝ち!

昔は2サイクルもあり、4サイクル超高回転型4気筒と激烈な競争になっていた。ソレが、90年代中盤以降、日本の二輪メーカーがこのクラスの手を抜き始めた。

250cc、このクラスは80年代から90年代中盤までレーサーレプリカというジャンルの人気が絶大だった。車検もなく改造パーツも多く、2サイクルのNSR、TZR、RGV-Γ、KR-1は国内や世界GPのレプリカ、4サイクルのCBR、FZR、GSX-R、ZXRなど2万回転回ったり、技術反映された。93年からは自主規制馬力が45⇒40馬力になった。90年代中盤に2サイクル販売を終了、4サイクルはすぼみ始めた。

ソレが、同じ名前や似た名前はあるが、カワサキZX25R以外、4気筒もない。他のバイクは殆ど2気筒、昔の名前を引き継いでいるだけだ。コレ以外に選択肢もない。無投票当選というか、単独立候補というか、一人勝ちの状況だ。

しかも、チューニングパーツにターボが出る可能性があるとか。ホンダが楕円ピストンと並べて、4サイクルでGP挑戦の可能性を仄めかしては立ち消えていたが、カワサキならやってくれる期待は十分ある。

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250ccクラス一番人気のバイクはこれだ!【デビュー以来無傷の3連覇|マシン オブ ザ イヤー2022】
6/13(火) 19:20 Yahoo!ニュース
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250ccカテゴリを制したのは?
読者による投票でその年のベストバイクを選出する企画”マシン オブ ザ イヤー”。250ccカテゴリでは、現行唯一のニーゴー直4であるZX-25Rが余裕のV。’20のデビューから3連勝を挙げた。人気のツインSS=CBR250RRは’20年から3年連続2位と踏ん張る。250で貴重なカフェのCB250Rは’18以来の表彰台を獲得している。

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1位:カワサキ Ninja ZX-25Rシリーズ 353票/981票【その存在自体がライダーを魅了!】
登場3年目ながら、読者のアツい支持は全く相変わらず。2位にWスコアでの圧勝劇となった。やはりクラス唯一の4気筒やサウンドが圧倒的な支持を集めている。

【’22 KAWASAKI Ninja ZX-25R KRT Edition】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 249cc 45ps/2.1kg-m ■184kg シート高785mm 15L

◆投稿者の声【奇跡とカワサキに称賛! 派生車種も期待だ】
・唯一の4気筒は伊達ではない(福岡N・H)
・存続しているだけで奇跡。派生も期待(神奈川T・S)
・250と4気筒の組合せは現代において大きなプレミアム性を発揮している(神奈川S・W)
カワサキは偉大(愛知S・O)

2位:ホンダ CBR250RR 165票
’19まで1位に君臨したツインの盟主。’20以降は2位に甘んじるが、人気、実力とも非常に高い。’23の改良で躍進なるか。

【’22 HONDA CBR250RR】■249cc 41ps/2.5kg-m ■168kg

◆投稿者の声【スタイル、性能ともずっと一線級】
・250cc2気筒最速で最高にかっこいい!!(大阪R・S)
・スペックと値段が相応であり改造も楽しめる(神奈川H・M)
・個人的に最強の250(新潟T・M)

3位:ホンダ CB250R 83票
’18で登場したクラス唯一のモダンカフェで、DOHC4バルブも豪華。近頃はジクサーが3位だったが、久々に上昇してきた。

【’22 HONDA CB250R】■249cc 27ps/2.3kg-m ■144kg

◆投稿者の声【軽さ、乗りやすさもポイント】
・次期愛車候補。軽量スポーツでスタイリッシュ(大分K・F)
・乗りやすい(埼玉A・T)
・近未来的なスタイル(福岡T・Y)
・模範的な総合力(静岡T・Y)

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●まとめ:沼尾宏明 ●写真:YMアーカイブ
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ヤングマシン編集部

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