ワタシ自身も、この同じ７月４日に、長年勤めた会社を辞めた。溜まった有休あったから、正式退社は８月３１日付だったが。
ワタシ個人には、色んな状況が重なった。
大阪に家を買って住み替え２軒目、だが頻繁な単身赴任せざるを得なくなった会社、自分が住めない持ち家って何だ？ソレを半強制する会社に勤め続ける意味があるか？
もちろん、クルマを持たない妻方の両親介護の懸念や高校以降の受験を控える息子や娘への様々な対応もあり、殆ど毎週金曜深夜に家に戻り、日曜深夜に勤務地に戻る生活は意外と負担高かった。
そんな頃、ワタシ自身の年齢やストレス耐性の問題か、おかしな目眩が起きたり、平衡感覚に微妙な不調が頻発し始めた。目眩、平衡感覚と来て、メニエルの初期を疑った。
ワタシの趣味の１つとして、持ち家にセダン１台、赴任地にクーペ１台、クルマを持っていた。しかし、平衡感覚に不安ある状況では家族も乗せられないし、自分１人でも事故のリスクも上がる。決定的に診断され、メニエル確定したら、仕事の対応はおろか、クルマの運転すら、イヤ、平衡感覚不調あるなら他の運動行動にもリスクが生じる。
自宅⇔勤務地往復での疲労感の自覚がハッキリして、２週間の内に職場に退職意思を表示し、事務手続と引き払い準備をした。その最終出勤がその年の７月４日木曜日だった。荷物運び出しは７月５日金曜日、朝荷物を運び出し、退出立ち会い後にクルマで約８００キロ走った。５日夕方には自宅に着いていた。荷物着は７月６日のため、着いたら死んだように寝ていた。今からちょうど１０年前のコトだ。
