"コミュ力"カー?わかりやすいクルマ?

圧倒的"コミュ力"カー?何を以て"コミュ力"と言うの?

ニッサンR32スカイラインGT-R?本来は、R31スカイラインGTS-RというFRのRB20DET-RでもグループAタイトルを取れていたのに、ワザワザ、アテーサE-TSとRB26DETTと、ハッキリ言って過剰装備でグループAをブチ壊しにしたクルマだ。コレ、コミュ力高いかな?

むしろ、R31スカイラインGTS-Rの方が良くない?

また、シルエットフォーミュラーに使われたFJ20のR30スカイラインRS-XターボやS12シルビアRS-Xターボもコミュ力高くない?

S13シルビア/180SXって、CA18やSR20って、別に価値高いエンジンではない。

 

 

 

 

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圧倒的“コミュ力”カーの世界 今どきのクルマ愛2023 番外編 旧車編
2023.07.10 19:00掲載 グーネット
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カーライフ [2023.07.10 UP]


圧倒的“コミュ力”カーの世界 今どきのクルマ愛2023 番外編 旧車編
中古車市場でも高い人気を維持し続けている国産ネオクラシックカー
予算が潤沢にあった時期に開発されただけに個性的なモデルも数多い。それゆえに注目を集め、オーナー同士の交流も活発に行われるなど、現代のクルマにはない魅力に溢れている。

圧倒的“コミュ力”カーの世界

文/石川大輔 写真/木村博道
(掲載されている内容はグー本誌 2023年7月発売号掲載の内容です)


オフ会やミーティングも活発、人を惹きつける魅力がある!
SNS全盛の昨今、人と人とのつながりが希薄になったといわれる。ネット上でつながっていても、実際には会ったことがないという話もめずらしくはない。そうしたなかコミュニケーションツールのひとつとして再注目されているのがクルマ趣味。
ライフスタイルを充実させるためにお気に入りの愛車を選ぶ。そんなクルマ好きが増えているのだ。なかでも80年代後半~90年代前半に誕生した国産ネオクラシックカーに乗るユーザーの熱量はとりわけ高い。
その理由のひとつに、ミーティングやオフ会が頻繁に行われていることが挙げられる。美しい状態を保つオリジナル車両から個性的なカスタム仕様まで嗜好はさまざまだが、同じクルマを愛する者同士なだけに自ずと会話も盛り上がる。
しかも年式が古いクルマは維持するための努力が求められる。壊れたときに修理しようにも純正部品がないこともざらだからだ。オーナー同士で情報交換をして助け合わないと成り立たないので、自ずと付き合いも深くなる。故障知らずの新型車では味わうことのない世界だ。
現代社会において、相互扶助の機会は確実に減りつつある。昔ながらの人間味のある付き合いができるのも、ネオクラシックカーを選ぶべきひとつの理由といえるだろう。

 

羨望を集める最強のロードゴーイングカー
[日産]スカイラインGT-R(R32)
1990年代までに技術世界一を目指すという901活動を掲げた日産。その技術の集大成といえるのがR32スカイラインGT-R。当時は国内販売のみだったため海外における希少価値も高く、スポーツカーフリーク垂涎の的となっている。

中古車価格帯 408万~2199.9万円
世界中のクルマ好きから支持を集める名車だけに中古車相場の上昇に歯止めがかからない。今や500万円超も当たり前。低走行車や人気グレードは1000万円以上という相場観だ。

心臓部に収まるのは2.6ℓ直列6気筒ツインターボRB26エンジン。30年以上の歳月が経った今も色褪せない加速力を見せる。スカイライン伝統の丸テールに惚れ込むファンも多い。
※Gマガ号のエンジンはオリジナルではなく、NISMOのS2エンジンです。


コミュ力”カーとしての魅力はココ!
レースで活躍した歴史に残る往年の名車
280㎰を発揮するRB26エンジンや電子制御のアテーサ4WDシステムなど、速さを突き詰めるための専用装備が惜しみなく投入され、約16年ぶりに復活したGT-R。その速さは本物で、当時のレース界を席巻。ライバル不在の速さを見せつけた。圧倒的な強さを誇ったその雄姿に憧れを抱く人は多く、世界中のクルマ好きを今も魅了している。乗れば注目を集め、街なかで声をかけられることも多い。なお、撮影車両は走行距離44万km以上というGT-Rマガジン編集部所有の貴重なVスペックIIだ。

 

ギア感が高めのスタイル、時代を先取りしたSUV
[ホンダ]エレメント
ホンダR&Dアメリカの若いエンジニアが開発に携わり、自分たちと同年代の若者をターゲットに製作された。フェンダー部分などのボディパーツに樹脂部品を採用するなど、今見ても古さを感じさせないスタイルを実現している。

中古車価格帯 42.5万~219.9万円
日本での販売期間はわずか2年半。ひっそりと姿を消したため中古車市場での流通量も少なめ。しかし相場はこなれており、ねらい目の1台といえる。100万円以下の個体も多い。

開放感のある観音開きドアが特徴。リアシートはたたんでフラットにできるなど高い実用性を備え、アウトドアユースや車中泊にも最適だ。リアハッチバックはベンチ代わりにもなる。


コミュ力”カーとしての魅力はココ!
レアな存在だからこそ絆も深まる
ギアテイストに溢れた武骨なスタイルは、今見ても文句なしのカッコよさ。街なかで同じクルマに遭遇することは滅多にない希少性も、“コミュ力”カーとしての素性の高さにつながっている。アメリカからの逆輸入車で北米仕様にしてカスタマイズを楽しむユーザーも多い。人目を引くレアなクルマだけにオーナー同士のつながりも強く、エレメントに乗っているというだけで、意気投合できる可能性も高い。自分好みにカスタマイズして、より個性的に楽しみたい。

 

当時の思い出話にも花が咲く、走り好きだった若者の定番車
[日産]シルビア(S13)
流麗なフォルムを持つS13シルビア。扱いやすい5ナンバーサイズのFR駆動車なのも人気の所以。走り好きの定番車としても一世を風靡した。ただし年式が古くなっているだけに維持するための情報収集が欠かせないのも現実だ。

中古車価格帯 177万~599万円
国産スポーツモデルの黄金期を支えた人気モデルだけに、中古車相場も上昇傾向。海外からの需要の高まりもあり、入手が難しくなってきている。買うならラストチャンスかも。

衝突安全基準が厳しくなった現代では、実現するのが難しいスポーツカーらしい低いフォルム。車内空間はタイトだがトランクはそれなりに広い。最低限の実用性は兼ね備えている。


コミュ力”カーとしての魅力はココ!
扱いやすいサイズ感も人気の理由
30年前はちまたに溢れていたシルビア。ホンダ・プレリュードと人気を二分するデートカーとして存在感を高め、当時の若者たちを魅了。ハンドリング性能にも優れていたため、夜な夜な峠道でウデ磨きをする人も!? そんな思い出のクルマを懐かしみ、再び入手しようと考える人も増えている。オフ会やミーティングも頻繁に行われているのですぐに仲間ができるし、峠道や、サーキットを走る楽しみもある。オジサン世代の琴線をくすぐる懐かしの1台といえる。

 

総括
コミュ力”カーを持てば人生が豊かになる
スポーツや音楽、旅行など、いろいろな趣味があるが“コミュ力”カーも同じベクトルにあるといえる。なぜなら、愛車を通じて人との輪が広がるし、初めての景色を見ることもできる。週末が待ち遠しくてたまらないほど夢中になれるクルマと出会えたら、人生が潤うこと間違いなし。ぜひお気に入りの“コミュ力”カーを探してみてはどうだろうか。

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