公道やレース走れないポルシェ911に意味あるか?

ポルシェ911GT3Rレンシュポルト?GT3RにRSとつけるのか?FIAGT3レギュレーションの全てを取り払った?じゃあ、もはやGT3じゃないじゃん!走れるレースカテゴリーがないのだろ?

そもそも、クルマとは規格商品だ。世界各国の一般道やサーキットなどを走るため、それぞれに対応した規格規制に準拠したモノでなければならない。その中で速いクルマを作って来たのが、ドイツ自動車メーカーでありポルシェじゃないの?

ポルシェ911とは、スポーツカーとして、ストリートベースの速いクルマの象徴だ。バカ高いカネを取るぼったくりスーパーカーハイパーカーに対して、モータースポーツに裏打ちされた技術で構成された速さと信頼性で対抗し勝って来た。

バカ高い年俸の選手を取り揃えた工藤のソフトバンクを、大谷含め必要最低限の戦力で倒し日本一にもなった栗山の日ハムみたいなモノだ。

ポルシェ911とは、市販車両としての規格で作られたのだ。単にサーキットを速く走るだけのクルマにしたければ、911にもRSRがデキたようにミドシップにでもすればいい。911を踏襲する必要すらないのだ。

こんなコトをポルシェは望むのか?このクルマ、フェラーリFXXのサルマネではないのか?バカからカネを踏んだくる新手のボッタクリ商法に、ポルシェも手を染めるのか?というか、今の911GT2皮替935で染めてしまったが。趣旨は少し違うが、ランボルギーニにシアンの皮替カウンタックを作って売らせたのと一緒だ。

全て、VWアウディーが相応しいクルマが自社にないため、配下のポルシェやランボルギーニらに昔の名前使ったボッタクリ商品を作らせ、売らせるのだろう。BMWは、M4皮替3.0CSLターボを出したし。

 

 

 

 

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新型ポルシェ911 GT3 Rレンシュポルト 制約を取り払ったサーキット専用車 77台限定生産
9/29(金) 18:05 Yahoo!ニュース
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限定77台のサーキット専用車
 
ポルシェ911 GT3 Rレンシュポルト
ポルシェは9月28日、911の新たな限定仕様車として「911 GT3 Rレンシュポルト」を発表した。ポルシェの象徴的なレーシングカー、935の後継車であり、これまでで最も強力なサーキット専用車となっている。英国価格は82万2000ポンド(約1億5000万円)とされる。

【写真】992世代最強のサーキット専用車【ポルシェ911 GT3 Rレンシュポルトを「標準」のGT3 RSと写真で比較】 (27枚)

ベースはGT3レーサーの911 GT3 Rで、ポルシェは「FIA GT3レギュレーションの制約をすべて取り払った」としている。10月28日に開催される世界最大級のポルシェ愛好家の集いであるレンシュポルト・リユニオン(Rennsport Reunion)で一般公開される予定。生産台数はわずか77台に限定される。

サーキットでの騒音規制に基づき、サイレンサー無しのバージョンと、触媒コンバーター付きの「静か」なバージョンの2種類が用意される。

パワートレインは911 GT3 Rと同じ4.2L 6気筒ボクサーエンジンを搭載するが、さまざまな調整により、最高出力は565psから620psに、レッドラインは9400rpmに、最高速度は296km/hから315km/hに向上している。

リッターあたり150psというエンジン出力は、「GTレーシングカーの自然吸気エンジンとしては記録的」なものだという。トランスミッションは6速シーケンシャルで、後輪駆動となる。車重は1240kg。

エンジンユニットは、バイエタノール燃料とeフューエル(合成燃料)を使用できるように設計されており、可能な限りのカーボンニュートラルを目指している。従来の無鉛ガソリンでも走行できる。

ポルシェのモータースポーツ部門副社長であるトーマス・ローデンバッハ氏は、「新型ポルシェ911 GT3 Rレンシュポルトは、おそらく最も原始的な形で911ベースのレーシングカーを運転する体験を提供します。最高のモータースポーツテクノロジーとポルシェらしいデザイン言語を融合させており、見るたびに鳥肌が立ちます」とコメントしている。

デジタルミラー、リバリーなど特別設定
 
ポルシェ911 GT3 Rレンシュポルト
内外装はデザイナーのグラント・ラーソン氏とトルステン・クライン氏が担当し、ボンネットとルーフのみをベース車両と共有しているという。ホイールベースは延長され、フェンダーも広げられ、ローダウンスプリングと18インチのBBS製ホイールが装着されている。

ボディはすべてカーボンファイバー製で、サーキット走行を想定し、フロントフェンダーには空力に最適化されたフィンと大型エアインテークが設けられた。サイドミラーも廃止され、3台のカメラによるデジタルミラーとなった。

リアでは、ポルシェの歴代レーサーと共通するデザイン要素が見られる。例えば、リアウイングはデイトナで7度の優勝を誇るブルモス・ポルシェ935/77の影響を受けており、スポイラーサポートはポルシェ962ル・マンにインスパイアされたという。軽量化のため、グリルカバーや一部のパネルは外され、エグゾーストなどの部品はむき出しとなっている。

キャビンではさらなる軽量化が図られ、助手席と後部座席、エアコンが取り除かれた。また、モデルナンバーを顧客の好みで選択できるプレート、サイドミラーに代わる2枚のモニター、カラー調整可能なアンビエントライト、FIA仕様のロールケージも装備される。

ボディカラーは、スタールビー、シグナルオレンジ、アゲートグレーメタリック(911シリーズの新色)を含む7色から選択可能。

そのうち3色はリバリーが施される。ラグナセカを象徴するコークスクリューからインスパイアされたというレンシュポルト・リユニオン・デザイン、ポルシェ・モータースポーツの拠点である町の名を冠したフラハト・デザイン、そして車幅を強調するブルーを取り入れたスピード・アイコン・デザインが用意されている。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク式で、ショックアブソーバーは5ウェイ調整式。ただし、基本的なセットアップはオーダーメイドで、レース前に自分で調整することも可能だ。

その他、ミシュランがウォームアップ時間とドライバビリティを向上させるために開発した専用タイヤもある。
ジョナサン・ブライス(執筆) 林汰久也(翻訳)

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