マツダロードスター、NA・NBでおしまい!

日本の自動車マスコミ、モータージャーナリストが今だからこそ考えて、コレ?自動車メーカーとズブズブのマスコミやモータージャーナリスト、出たばかりのクルマをヨイショするのは、業界に存在する上で仕方ないとして、出て標準モデルサイクルの5年以上経てば、ホントのコト言っても良いでしょ?

まず、2座オープンカーで重量配分50:50を頑なにやろうとするあまり、共用車種設定せずコスト管理を苦しくし、自らの首を絞めた。5ナンバーサイズFRを前提として、FD型RX7と共用していれば、FDの肥大3ナンバー化は避けられたろうし、ロードスターのロータリー搭載やFDのオープン設定にも寄与したろう。FDの肥大が不可避でも、別にFRの2+2クローズドクーペや4ドアセダンらを設定すれば良かったろう。80年代終盤以降、多チャネル化に比べれば、コスト管理失敗は些細なマイナスでしかないだろう。だが、マツダが車種を増やす上で、そうした共用検討はより切実だったろう。あの年代、ロードスター、FD型RX7、3ロータリーコスモと、それぞれを共用関係なく作ってしまった。FDの3ナンバー肥大が不可避なら、FD型RX7は2ロータリーではなく3ロータリーでコスモと共用にすれば良かった。RX7はスポーツ、コスモはラグジュアリーと棲み分ければ良かった。

もっと言うと、こんなにバカ高い2座オープンカー出すなら、レシプロ/ロータリーにしても良かった。1.6リッター直4でなくても、2リッターV6や直4やV6ターボにしても良かった。FRなら、制震上PPFもソコまで必要ではなかった。

自動車は各国規格商品なのだ。ヨーロッパが1.4リッター上下だったり、日本では5/3ナンバーだったり、ソレらを守らなければ有利な市場対応はデキない。

クルマそのものが良ければ万事良しなワケではない。日本のモータージャーナリスト、ただのカネ持ち道楽者以外に、元レーサーも元自動車メーカー関係者らもいる。それなのに、何の異なる視点観点も持ち得ない、ただのメーカーヨイショしかデキないところが情けない。

今だからこそ?何の変わりもないじゃん!

 

 

 

 

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今だからこそマツダ ロードスターについて考える【九島辰也の大人の自動車遊び 】
2023.10.07 20:18掲載2023.10.08 10:45更新グーネット6

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車の最新技術 [2023.10.07 UP]


今だからこそマツダ ロードスターについて考える【九島辰也の大人の自動車遊び 】
文●九島辰也 写真●マツダ

マツダ ロードスターが大幅改良!出力アップで走りが進化&先進機能追加

マツダロードスターが大幅改良するということで、メディア向けのオンライン製品説明を拝聴しました。クルマ好きには「勝手知ったるなんとやら」的なモデルですが、確実に進化し続けています。試乗会がないのでしばらくステアリングを握っていませんが、乗るたびに「そろそろ一台買っとく?」なんて真剣に思ってしまうのはワタクシだけではないでしょう。

それじゃどんな風に進化したのか。と、その前にプレゼンテーションの中に気になるデータがあったのでそれをご紹介したいと思います。まずは累計販売台数をマーケット別に示した円グラフ。第一位は45%の北米で、続いて33%のヨーロッパ、そして我が日本が19%でそれに続きます。つまり、この3つのマーケットで97%の市場シェアを形成しているのです。

これを分析すると、カーカルチャーが熟成しているマーケットで好評ということになります。要するに趣味嗜好で購買活動が行われているところですね。そりゃそうでしょう。このクルマに実用性は求められませんから。3人以上人は乗れませんし、大きな段ボールも積めません。まぁ、毎週のようにキャディバッグを助手席に乗せて2ドアクーペでゴルフ場へ通っている身からすると、ゴルファーズビークルとしては都合いいんですけどね。助手席を使えなくすれば、誰も迎えに行くことも送ることもできませんから。ラウンド前に練習したければ早く行けばいいし、誰よりもゆっくり風呂に入りたければ湯船でのんびりすることもできます。まさに自由な時間を作ってくれる乗り物なんです。

話がそれましたが、歴代モデルの累計販売台数を示す棒グラフも興味を持ちました。ダントツはNA(1989~98)で11万8000台。日本の累計が約22万台ですからおよそ半分です。自分も乗っていましたからその中の一台にカウントされていることでしょう。NB(1998~2005)は3万1000台、NC(2005~2015)は1万9000台となり、現行のND(2015~)は今年8月時点で5万6000台だそうです。どれも同じくらい売れていたんだと思っていた人は多いことでしょう。でも現実的に明暗はハッキリ分かれていたんです。

ただ、一概にそれはクルマの性能の比と捉えるには無理があります。それぞれの時代のトレンドや機運がありますから。震災や経済的不況も関係します。
とはいえ、NCの販売があまりよくなかったことで気合を入れてNDが生まれたのは確かです。2015年に行われたメディア向け試乗会はまさにそんな雰囲気でした。開発陣の本気さが訪れた者全員に伝わるというか。自動車メディア、モータージャーナリストに向けて存分に走ってもらいたいという意気込みに満ちていました。もちろん、その背景には相当な自信があったのだと思います。

結果、SUV全盛の昨今でもNDは奮闘していて、発売から6年目、7年目になっても販売台数は落ちるどころか逆に右肩上がりになっています。そこには今回の大幅改良のような企業努力があると考えていいでしょう。990Sはヒット作でした。

ではNDはどんな方が買っているかというと、年齢別では20代17%、30代13%、40代25%、50代28%、60代17%という構成です。40代以上で全体の70%を超えますが、世代にかかわらず全体的に売れている気がします。クルマ離れを案じる昨今ではいい傾向ですね。ただ男女比92:8というのはどうにかしたいところです。

そんなカスタマーの嗜好はというと、ボディタイプはソフトトップが75%、RFが25%となります。そして、ソフトトップを選んだ方の82%がMTというからおもしろい。今どきそんなクルマあるんだというのが正直な感想です。もちろん自分だったらと考えればそうなりますが。
それに比べRFは54%がMTだそうです。なるほど、これでマーケットが異なることが認識できます。RFをGTカーとして選んでいる方が半分近くいると理解していいでしょう。で、あればRFはもっとホイールベースを伸ばしてロングノーズ&ショートデッキを具現化した方が反響はあると思います。全長は4400mmくらいかな。+2の小さなリアシートを付けて大人の乗れるGTカーが仕上がります。
なんて話をしていたら大幅改良を説明するスペースが無くなってしまいました。なので、その辺はマツダのホームページでご確認ください。ベージュトップのVセレクションはカッコ良さげです。そもそもオープンカーの季節は冬ですから、ぜひこれを機会にオープンエアモータリングを堪能ください。実際冬は寒いですけどね。そう考えると、このフレーズを言い出した英国人の強がりかもしれませんが。

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