財津一郎(89)、10/14に亡くなっていた!

財津一郎(89)、10/14に亡くなっていた!谷村新司は10/8だったらしいが。

色んなドラマや映画に出ていたらしいが、何より、タケモトピアノCMの「ピアノ売ってちょ~だい!」は忘れられない。

あの「キビシ~!」や「してちょ~だい!」は、テレビ番組「てなもんら三度笠」からだったのネ!生まれてなかったから、知らなかった。

財津という名字、財津一郎でなければ財津和夫しか知らない。

振り幅大きな名字だ。

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【速報】財津一郎さんが慢性心不全で急逝、愛孫・財津優太郎出演の『下剋上球児』放送直前だった
10/19(木) 13:02 Yahoo!ニュース
  
亡くなった財津一郎さん
「ピアノ売ってちょうだ~い」

 財津一郎さんが歌いながら呼びかける『タケモトピアノ』のテレビCM。20年以上にわたって放送され、誰もが1度は目にしたことがあるはずだ。赤ちゃんがピタリと泣き止むCMとして、バラエティー番組『探偵ナイトスクープ』で取り上げられ“伝説の放送回”と話題になったことも。

【写真】『下剋上球児』にも出演中、財津一郎さんの孫でイケメン俳優の優太郎

 その財津さんが人知れず亡くなっていたことが週刊女性PRIMEの取材でわかった。89歳だった。

 財津さんの知人が明かす。

「10月14日に亡くなりました。18日に通夜、19日に告別式が執り行われました」

 財津さんは1962年から1968年にかけて放送されたコメディー番組『てなもんや三度笠』に出演し、藤田まことさんや白木みのるさんと共演。「キビシーッ!」「~してチョーダイ!」が口グセの浪人役で、お茶の間に笑いを届けていた。同番組は、関西地区で最高視聴率64・8%を出したこともある人気番組で、財津さん演じるセリフは、流行語にもなったほど。

 その後、財津さんは俳優としても活躍。1969年公開の映画『男はつらいよ』シリーズに出演したほか、1978年に放送された松本清張ドラマシリーズや、1979年から放送された『3年B組金八先生』シリーズに出演した。

 しかし、2011年放送のスペシャルドラマ『3年B組金八先生ファイナル』の出演を最後に、ここ10年ほどは病に見舞われて仕事を断っていた。

最愛妻の他界を境に体調も悪くなり…
週刊文春』に掲載された2019年のインタビューでは、肺の前がん病変であったことや、心臓に水がたまる病気だったと明かしていた。体調が回復すると、2019年の秋に4歳年上の妻・ミドリさんが自宅内で転倒し、右手首を骨折。財津さんが家事を一手に引き受けて、妻をお風呂に入れることまで担っていたという。老々介護の実情を明かした財津さんは、同インタビューで、

《何十年もお世話になったままへの恩返し。人生最後のご奉公のつもりなんだ》

 と語っていたが、2020年2月にミドリさんが息を引き取った。一時は気落ちしたこともあったが「絶対に暗くならない」をモットーに前を向き始めていた。

 そんな財津さんの様子を、取材に応じた息子が明かしてくれた。

「母を支えることが父の活力でしたから、母が亡くなってから元気がなくなったのは確かです。母の死後は、体調が悪くなることもありましたが、大好きなゴルフを楽しむため、リハビリを頑張っていました。高齢で危ないので、運転免許の返納をお願いしていましたが、ゴルフをしたいから頑として首を縦に振らなくて……。なので、僕がゴルフ場に送って一緒にプレーすることを条件に免許の返納をしてもらいました。ゴルフの腕前はなかなかで、今年は自身の年齢以下でホールアウトするエージシュートを出したんです。89歳にして、スコアは87でした」(財津さんの息子、以下同)

 2023年6月までは毎月、親子で一緒にゴルフを楽しんでいたという。しかし、

「8月ごろ、血液を全身に送り出す心臓の力が弱まってきたんです。“入院だけはしない”とする本人の意思を尊重し、自宅療養を続けていました。何でも人に頼らず“自分でやる”という人でしたが、10月の初旬からは歩くのも困難になっていき……14日に息を引き取りました。死因は慢性心不全でした」

 財津さんは、最後まで自宅で過ごすことにこだわり続けた。それは、妻・ミドリさんと過ごした、たくさんの思い出が詰まった家だったから。その思いは、こんなエピソードからも感じられる。

俳優孫の活躍を楽しみにしていた
「ゴルフ場でコースを回るときは、母のドライバーを使うこともあったんですよ。もちろん身体の大きさが違うからサイズも違いますし、いつも使っていたわけではありません。だけど、ゴルフのときは常に持ち歩いていたんです。ここぞという場面では“ママのやつでいくよ”とキャリーさんに伝えていました」

 また、俳優として芸能活動をスタートしたばかりの孫・財津優太郎の活躍も楽しみのひとつだった。

 優太郎は2022年4月、山下智久が主演を務めたNHKの連続ドラマ『正直不動産』でドラマデビューした。

「優太郎が活躍する姿を見て、嬉しそうにしていました」

 10月15日に第1話が放送されたTBS系日曜劇場『下剋上球児』に出演中の優太郎だが、実は主演の鈴木亮平も財津とは縁がある。

 2010年に公開された映画『ふたたび swing me again』で、主演の財津さんの孫役で鈴木が出演していた。今度は、実孫の優太郎と鈴木が、日曜劇場で教師と生徒役で共演。そんな“2人の孫の共演”を財津さんも楽しみにしていたが、放送の前日に息を引き取った。さぞ心残りではあっただろうが、天国では孫たちに向けて「頑張ってチョーダイッ!」と応援しているに違いない。
 
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