2戦目勝者有利説、データ分析確認の問題だろ!

日本シリーズ、重視すべきは初戦?第2戦?

日本野球マスコミ、バカなんじゃないの?西武の広岡⇒森監督のスタイルが、初戦はデータ確認に充て、第2戦目以降を組み直す戦い方だったからだ。ホントは、初戦もデータ確認の上で勝てた方がありがたいに決まっている!実際、森西武と藤田巨人で、西武が4連勝して終わった年もあったし、近年では工藤ソフトバンクと原巨人で2年連続4連勝で終わったりもしている。

初戦、割と総合的にバランス良い投手を先発させ、相手打線に対しデータ確認の配給をし、主に球種など選球や打球方向の傾向を確認する。だから、捕手が大変だ。

オリックスは森が打線の主軸にいるため、負担を減らすべく、初戦はライト守備にした。第2戦は、初戦の山本由とピッチングスタイルが全く異なる宮城のため、データ配球ではなく宮城スタイルの配球だから、森が捕手をやったハズ。

第3戦は、比較的山本由に似た(本来は山下舜に似たスタイル?)東のため、初戦の結果を織り込んだ配球になるハズ。

だから、今回は第3戦で勝った方が、有利な流れになるハズ。

 

 

 

 

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日本シリーズ 重視すべきは第1戦?第2戦? 諸説あります
10/31(火) 15:30 Yahoo!ニュース
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記者らと談笑するヤクルトの野村克也監督(当時)=西武球場で1992年10月19日
 <プロ野球日本シリーズ記者コラム>

 「あれ、野村さんが言うたんやろ。そんなんどこもやってないやろ」。日本シリーズ開幕前、阪神岡田彰布監督が報道陣から「昔は2戦目重視みたいな説もありましたが」と水を向けられ、首をひねる場面があった。

 4戦先勝制の短期決戦。第1戦が最も重要と思えるが、よく知られる言葉がある。「第2戦を制すものが日本シリーズを制す」。提唱者には監督として1980年代後半から西武の黄金時代を支えた森祇晶さんや、90年代にヤクルトを3度日本一に導いた故野村克也さんの名が挙がる。岡田監督のいう「野村さん」だ。

 西武―ヤクルトの対戦となった92年の日本シリーズ。頭脳めいせきな捕手出身同士の監督の采配に注目が集まり「タヌキの化かし合い」とも言われた。

 野村さんは南海(現ソフトバンク)の現役時代に選手兼任監督を務めたが、引退後は90年からのヤクルトが最初の監督。前哨戦の「舌戦」で「こっちはヘボの新米監督。2戦目が問題」とけん制した。森さんは86、87年の第1戦で、勝敗以上に相手がデータ分析通りかを探ることを重視し、投球術にたけたベテランの東尾修さんを先発で起用した。また、2人とも2戦目の翌日が移動日なので勝った方が精神的に良い方向に向くという考えを持っていた。

 では過去73回の成績を見てみると、シリーズ制覇チームの第1戦は44勝26敗3分け、第2戦は46勝26敗1分けと大きな違いはなかった。

 今シリーズは第2戦まで1勝1敗。過去にも33回あり、優勝チームが「負け→勝ち」だったのが17回、「勝ち→負け」が16回とこちらもほぼ同じだ。今シリーズ、初戦を重視する岡田さんは最も信頼する村上頌樹を先発マウンドに送り、零封勝ちを収めた。第2戦はオリックスが取り返したがどちらが有利とは言えない。

 「第2戦重要説」は名将の言葉だが「諸説あります」の注釈が必要なようだ。データから言えるのは「勝負はげたを履くまで分からない」くらいである。【吉見裕都】

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