国内FAリスク?FAと言わず、移籍のリスクだ!

この記事のライター、ちゃんとわかって書いているのか?本来は、FAと言わず、移籍に伴う選手のリスクと考えるべき。

本来のFAとは、元チームには無一文で出て行くコトなのだが、NPBコミッショナー側のチーム側優遇で、国内FAなら強制トレード、選手かカネか補償が残る制度になっている。チームに対して選手が不満或は、他チームが魅力だから出て行く制度なのに、チームは改善するコトなく、出て行く選手の補償をもらえる。

トレードなら、チーム側がより都合の良い選手を獲得して、都合の悪くなった選手を放出する。

チーム側にとって、トレードでも国内FAでも、獲得した選手は働く期待をするし、放出した選手はダメになって欲しいのが本音だ。

例えば、巨人を出た選手は殆どダメだし、来た選手は2・3年働く選手いても他は全然、数年働いた選手もその後はボロ雑巾扱い。ソフトバンクを出た選手はそれほどではなく、来た選手は割と働いている。

国内FA取得年次自体、投手野手打者としての年齢や経年的能力の曲がり角にいる。去年の中田や今回の山川など、事情で出場試合数が激減した選手は、感覚の鈍りもある。

投手は、身体能力的落ちがなければタマ自体の落ちは少ないが、環境の変化を含む、練習の変化や捕手の変化で、配球やキレが変わり得る。

打者野手は、環境の変化を受けやすい。守備面、一塁手三塁手なら比較的少ないが、外野手や二塁手遊撃手は中継プレーや守備連係も変わったりする。打撃面、リーグが変わると配球が変わり得る。

チームメイト云々は、チーム内立場の変化などで、移籍なくても変わり得る。どうせ、成績落ちれば、放出や戦力外もあり得るのだ。

 

 

 

 

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FA移籍に伴う選手のリスクとは?山川ら「チームメートの信頼を得られるか」指導経験豊富な評論家が指摘「あれっ?となると」
11/15(水) 10:00 Yahoo!ニュース
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 FA行使を表明した、左から山川(西武)、西川(広島)、山崎福(オリックス
 プロ野球のFA申請期間が終了し、西武・山川穂高内野手、広島・西川龍馬外野手らが権利行使の考えを表明した。阪神、広島、オリックスで指導者を歴任したデイリースポーツ評論家・岡義朗氏はFA移籍に伴う選手のリスクについて解説。成功か失敗かの分岐点として「チームに受け入れられるか」をポイントとして挙げた。

 「過去にもFAで移籍した選手を見てきたけど、まずは環境だと思う。選手との関係、チームに溶け込めるかどうか。そのためには結果も必要になる」と指摘した岡氏。過去にFA移籍して成績が伸びなかった選手について「周りはFAで来たんだから結果が出て当たり前というふうに見る。ファンやマスコミの注目度が高い球団へ移って、そこで結果が出ないと本人がプレッシャーに感じてしまう。あれっ?あれっ?となると自分を見失って、投手であればフォームを崩してボールが低く行かなくなったり、打者なら狙い球がぐちゃぐちゃになったりね」と経験談を明かす。

 特に異なるリーグへ移籍する場合は、「セ・リーグパ・リーグではまだ違いも残るからね。パ・リーグから来た選手が『カウント2ボールからセ・リーグはフォークを投げてくる。それで苦労しました』と言っていた」と回顧し「リーグが同じでもチームによってやる野球も違うし、環境も違う。首脳陣は成績が出るまで我慢して起用してくれると思うけど、選手同士ではやっぱりそういう目で見る部分もある。だから移籍する場合はチームメートの信頼を得られるか。そこが一番、重要になる」と指摘する。

 近年はWBCなど国際大会で日本代表として接する機会が多くなった。移籍する際にはその時のチームメートがサポートしてくれるケースもある。昨年は近藤や森がFA移籍し、新天地でも結果を残した。それも「最初の3カ月でしっかりと結果を残して、周りも認めてくれたからこそだと思う。だから移籍するには本当に最初が肝心。開幕から結果を残して信頼を得られるか。成功するカギはそこにあると思う」と岡氏は分析する。

 西武・山川については「実戦感覚という部分では問題はないと思う。1年間、色んな思いを抱えてきただろうしね」と評し、広島・西川がパ・リーグへの移籍を宣言したことには「指名打者がある分、西川にとってはプラスになると思う。打撃技術はやはり高い。それを生かすことができるし、スピードもまだまだある」と語った。オリックスからFA宣言した山崎福も「セ・リーグであれば、投手としてだけでなく打撃も生かせると思う」と分析した。

 15日にNPBからFA宣言選手として公示され、16日から交渉がスタートする。請われて加入した新天地で、チームに受け入れられるためにはやはり「結果」の2文字が必要になる。

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