ホントのドライビングポジション、わかってるの?

この記事のライター、ホントのドライビングポジションをわかって書いてるの?

BMWやポルシェなどでのドライビングレッスンでも、指導されるポジションは、ステアリングを抱え込むくらい前で、シートバックも立てるのだ。ヒザがステアリング軸下部に当たるくらい、踵がフロアに着き、足首だけでアクセル・ブレーキ・クラッチペダルを踏める位置にある方が適切なのだ。右足操作のブレーキペダル、ヒザから動かして踏んでいてはヒール&トウの時にブレーキ踏力が変動しやすくなる。クラッチも足首だけで踏めれば軽いタッチでミートでき、アイドリングスタートに近付ける。アクセルは、足指の力加減で踏み分ける場合もあるのだ。

足の動きは、足首だけよりも足首とヒザ、更に腿から動かすほどブレやすくなる。カックンになりやすくなるのだ。

ちゃんとわかってないで書くから、こんな記事になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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もはや下手くそドライバー認定!? どーにもこーにもカッコわるっ!! 「カックン運転」改善法
2024.02.16 03:02掲載ベストカーWeb6


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発進・停止の際や低速での走行時、クルマがガクガクと揺れてしまう「カックン運転」は、周囲からも白い目で見られる下手なドライバーがやってしまいがちな運転の代表格。その原因と改善するための方法とは?

文/井澤利昭、写真/写真AC、Adobe Stock、イラストAC

もはや下手くそドライバー認定!? どーにもこーにもカッコわるっ!! 「カックン運転」改善法

■カックン運転は必ず克服できる!

自分が思っている以上の強いブレーキでつんのめったり、アクセルを踏み込み過ぎての急加速など、ギクシャクとした「カックン運転」は同乗者はもちろん、周囲を走るクルマや歩行者にも不安を与えてしまうもの。

ふだん乗り慣れないレンタカーや他人のクルマでの走り出しではやってしまいがちな「カックン運転」ではあるが、運転が上手い人であればそのクルマのクセを即理解し、すぐさま対応することができる。

一方、長年乗り慣れているはずの愛車であっても運転がギクシャクしてしまうという人は、アクセルやブレーキのコントロールが上手くできていないことが多く、それが原因でクルマの運転が怖いと感じてしまうこともあるという。

自信を持ってクルマを操るためにも、「カックン運転」へとつながる要因をしっかりと理解し、できる対策や練習を一つひとつ実践していくことが重要。

一朝一夕ではなかなかできないこともあるが、日常の運転で常に意識していけば、「カックン運転」は必ず克服できる。

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■正しい姿勢で運転している? まずはシートポジションの見直しから

シートの位置が極端に前寄りで、膝が大きく曲がった状態での運転は、脚の自由度が低く、正確なペダル操作ができない。加えてペダルを踏み込む際、思った以上の力が入ってしまうため、カックン運転の原因となる

アクセルやブレーキのペダル操作があまりうまくできず、クルマの動きがギクシャクとしてしまう原因はさまざま考えられるが、最初に見直したいのが運転時のシートの位置だ。

特に極端にシートを前にずらしたポジションで前のめりの姿勢で運転していると、アクセルおよびブレーキペダルとそれを踏むための右足の距離が必然的に近くなり、ペダルを踏み込む際、自分が思っている以上に力が入ってしまうことがある。

また、膝が大きく曲がった状態でペダル操作をすることになるため、足の可動範囲が窮屈になり、細かなペダルコントロールもしづらくなる。

シートの前後位置は右足がアクセルやブレーキペダルをいっぱいまで踏み込んだ状態で、膝が少し曲がる程度の余裕があるポジションがベスト。この状態からなら繊細な操作はもちろん、緊急時の急ブレーキにも対応できるからだ。

加えてシートへの座り方も重要。シートが適切なポジションにしてあっても、背もたれからお尻や背中が離れるような浅い座り方をしていては意味がない。

このような前のめりの状態での運転はビギナードライバーや高齢者に多く見られるが、シートの位置と座り方を最適化するだけで、不安定なペダル操作をかなり改善できるはず。

また、サンダルやヒールが高すぎる靴などを履いた状態では、適切なペダル操作が妨げられる可能性もあるため、運転時にはそれに適した靴をチョイスすることも忘れないようにしたい。

■カックンブレーキを防ぐ、シーンに合わせたブレーキペダルの踏み方

低速での走行など、繊細なペダル操作が必要とされる場面では、カカトを床につけた状態でペダルを踏むほうがコントロールしやすい。いっぽうで急ブレーキなど、ペダルを強く踏む必要があるシチュエーションではカカトを浮かせた状態でペダルを踏んだほうが力を入れやすい(Paylessimages@Adobe Stock)

減速や停車時のブレーキ操作で、クルマがガクガクと前のめりになってしまういわゆる「カックンブレーキ」。

運転があまり上手くない人の場合、渋滞時や駐車場内での走行といった、スピードを落として走るシーンでも、この「カックンブレーキ」をたびたびやってしまいがちだ。

その大きな原因として考えられるのが、ブレーキ操作が不安定でペダルを自分が思った以上に強く、ラフに踏み込んでしまっていること。

教習所ではより強くブレーキを利かせることを重視するため、カカトを上げた状態でブレーキを踏み込む方法を教わるが、足を浮かせた状態でのペダル操作では繊細なコントロールが難しい。

また、足を上げたままの状態を続けるには思いのほか筋力が必要となるため、力の弱い女性などは疲れが出やすく、これが繊細なペダル操作をさらに難しくしてしまう原因にもなっている。

そこでお薦めなのが、カカトを床につけた状態でのブレーキペダルの操作だ。

カカトを支点に足首を動かすようなイメージでブレーキペダルを軽く踏むようにすることでより安定した操作が可能となり、微妙なコントロールもしやすくなる。

最近のクルマは少ない力でペダルを踏んでも充分な制動力を得られるため、カカトを床に付いた状態であっても問題はなく、特に低速での走行でクルマがギクシャクしてしまう場合に有効なワザだ。

ただし、高いスピードからの急ブレーキが必要な場面などではやはりカカトを浮かせた状態からペダルを強く踏むほうがより安全性が高く、走行シーンに合わせた使い分けが必要となる。

■アクセルワークは繊細さだけでなく、必要な時に踏み込めることも重要

走り出しでの思わぬ急発進や、クルマの速度を一定に保つことができないといった運転をしている人は、初心者ばかりでなくベテランドライバーのなかにも案外多い。

その原因のひとつとして考えられるのが、アクセルの操作が荒く、オン・オフのスイッチのようにペダルを踏んでしまっているケースだ。

発進時などの急加速を防ぐには、クリープ状態からアクセルを開け始める際に強く踏むのではなく、「ジワッ」と柔らかく踏むことが重要。

ある程度スピードが出た状態へと移行してからしっかりとペダルを踏み込んでいくように意識すると、ギクシャクすることなく、クルマが滑らかに加速していくはずだ。

アクセルの操作が上手くできないという人は、アクセルを踏み込む量に対してクルマがどれくらい速度が出るかをきちんと理解できていないことが多く、それを意識しながら操作するだけでも、アクセルが原因によるクルマのギクシャクを大きく改善することができる。

また、エンジンの大きな音や急加速を「怖い」と感じるあまり、アクセルをきちんと開けられないことが、ギクシャクとした「カックン運転」につながることも。

この場合もしっかりとアクセルを開けることを日頃から意識するのが重要で、高速道路への進入など充分な加速が必要とされる場面などで意識的にアクセルペダルを踏み込み、加速時の感覚やエンジン音に慣れるようにすれば苦手を克服できる。

「カックン運転」を改善するためのテクニックは、車庫入れや渋滞時などクルマを低速で走らせるシーンでは特に役立つ。

若葉マークのビギナードライバーばかりでなく、スムーズな運転ができないというベテランの方も、この機会に今一度自分のペダルワークを見直してみてはいかがだろうか。

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