野茂英雄がドジャースに行って、もう３０年が経つ。日本から行った大抵の先発系投手は、打者を打ち取りイニングを賄う上で、日本での絶妙な緩急やキレやコントロールよりも(日本より質の悪い粗悪メジャー球での)力押しばかりになる。日々、粗悪メジャー球で投げ込んでいれば、慣れもするし、内外高低緩急を使う上でキレやコントロールを向上デキるだろうに、球団から機会を与えられないし、バカな話本人達からのリクエストも聞いたコトはない。だから、フォークのキレだけではなく、フォーシームやカーブのコントロールにすら苦しむのだ。その内、トミージョン手術を受けるコトになる。
山本由伸のピッチング、田中将大のメジャー２年目以降のようなツーシームとカット/スライダー的なコンビネーションが理想だと思ってたが、結局フォークを散々使ってる。こんな配球のまま順当に行けば、３･４年の内に山本由伸もトミー･ジョン手術のお世話になるだろう。バカ高い複数年契約してるから、余計にノースローを強いられ、余計に力押しになるだろう。
本来、中４日しかインターバルないので、キチンとフォーク以外の変化球のコントロールやキレを確認する投げ込みを日々２･３０球すれば調子を維持して、力押しに頼らない日本に近い配球がしやすいハズなのだ。
もちろん、山本由伸は松坂大輔みたいな高校時代の下地があるワケではない。ただ、松坂大輔の下地は横浜高渡辺監督から"やらされた"鍛練で、本人は全く意義を自覚理解せず、日本一練習のチョロい西武と怠惰なＭＬＢで無自覚に食いツブして終わった。
山本由伸がどんなメジャー生活を送るのか、アメリカの全く正しくないスポーツ科学やバカ理論を質せるかどうか、少なくとも自分に必要な練習リクエストを徹せるかに懸かると思う。
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山本由伸の何が劇的に変わったのか？デビュー戦は自己ワーストレベルの“ストライク率”復調の2戦目は普通レベルに戻って好投
4/5(金) 7:02 Yahoo!ニュース
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山本由伸
ドジャースの山本由伸投手が大苦戦のメジャーデビュー戦から一転、2戦目では途中、雨での中断も苦にしない好投で、さすがは日本を代表する右腕だと評価を高めた。韓国で行われたパドレスとの開幕2戦目は乱調だったが、この日のストライク率は自己ワーストレベル。いかに山本が苦労していたかがわかる数字が弾き出された。
【映像】制球ビタビタ！変化球キレキレ！山本、本来の投球シーン
3月21日に行われたパドレスとの試合。移籍1年目ながら開幕2戦目を任された山本だったが、不慣れなマウンドのせいか、それともオープン戦の時から指摘されたフォームの微調整が間に合わなかったのか、とにかく乱調だった。1回43球を投げて、4安打を浴び、四死球も2つ。いきなり5点を奪われると、2イニング目のマウンドには別の投手が上がっていた。
昨年までオリックスに在籍していた山本は、150キロ台後半のストレートにスプリット、カーブなどのコンビネーションで、制球も抜群。非の打ち所がない好投手だ。過去に不調だった試合を振り返ると2019年9月15日、楽天戦でストライク率が57.8％。ただ、この試合を含めてストライク率が60％を切ったのは、先発登板ではわずか4試合しかなかった。
ところが大注目のメジャーデビュー戦では、このストライク率が53.5％まで低下。ストライク（見逃し・空振り・ファウル・打球）が、半分程度しかないという状況は、日本No.1右腕の力を知るファンからすれば、信じられない光景だったことだろう。ボールとなった球も、ストライクゾーンから大きく外れたものも多く、とにかくボールの制御に苦しんだという印象だ。
しかし、すぐに修正できるあたりが実力者。3月30日（日本時間31日）に本拠地ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦では、修正中だったセットポジションを元に戻した効果もあってか、抜群のコントロールが戻ってきた。デビュー2戦目のストライク率は66.2％と、実に12.7ポイントも上昇。5回68球を投げて被安打2、三振を5つ奪い、四死球ゼロだった。それでも、この66.2％というストライク率は、山本にとっては突出して高いわけでもなく、ある意味では“普通レベル”。いつもの山本であれば、このくらいの投球ができるという証明にもなった。
次戦は鈴木誠也、今永昇太が在籍するカブスと4月6日（同7日）に先発登板が予定されている。日本人選手対決も注目される中、どんなピッチングを披露するか。
（データ協力：データスタジアム）
ABEMA TIMES編集部
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