伊藤大海、白煙投法以外に超スローカーブ!

日ハム伊藤大海、今まではあの東京五輪で韓国からクレームをつけられた、あのロージンついた指先がボールリリースで巻き上げる、白煙投法が代名詞だった。カレは、クレームをつけられても全く動じない、メンタルの強さも持ち合わせている。

そんなカレが、今シーズン新たな武器としているのが、60キロ出てない超スローカーブだ。今まで、阪急⇒オリックス星野伸之が80キロくらいのスローカーブを使っていたが、カレのカーブは更に遅い。

元々、秒速40mが時速144km、20mが時速72km、秒速45mが時速162kmだ。マウンドからホームプレートまでが19m弱だが、捕手のミットまで約20m。初速162kmのストレートでも、終速は20km近く落ち、平均時速は153km秒速42.5m。カーブで終速は30キロ近く落ちるのに、スローカーブだともっと落ちる。秒速5mくらい、時速18kmくらいか?つまり、平均時速で45km秒速12.5mくらい?計算だけしていても笑える。ヘタすると、追い風が強いとロージンの白煙がスローカーブを追い越してホームプレートに届いたり、向かい風強いともっと空気抵抗になって曲がったりするかも知れない。理論上、向かい風に押し戻されるスローカーブもあり得るかも!この延長に、金田正一の山なりの超スローボールや巨人の星星飛雄馬の大リーグボール3号があるのだ。

今のトラックマンなど計測器の、計測区間短縮に依る投手の速度表示5~10キロ増しなどより、こういうタマの効果の方が面白い。

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ぶっちゃけ、打者はどうなの!? 推定57キロの“超絶スローカーブ”が話題に 日本ハム・伊藤大海、毎年恒例の“魔球”を炸裂した瞬間
4/11(木) 22:22 Yahoo!ニュース
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伊藤大海
3月29日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ北海道日本ハムファイターズの開幕戦で、日本ハム・伊藤大海が披露した“毎年恒例の超絶スローカーブ”が野球ファンの間で話題となっている。

【映像】えっストライク!?推定57キロの超絶スローカーブ

4-0、日本ハム4点のリードで迎えたこの試合の6回裏・ロッテの攻撃、2死走者なし、打席には5番の安田尚憲という場面で、その初球、伊藤が投じたのは、投げた瞬間にソレとわかる“超絶”スローカーブ。伊藤は例年、こうしたスローボールを投げて話題となるが、今回は自身初となる開幕投手のマウンドでちょうど100球目という“狙った感”のある1球に。しかも今回は推定球速57km/hであったとされ、それがしっかりと外角低めに決まりストライクとなったのが、“変化球マニア”として知られる伊藤ならではといったところ。この1球はすぐさま話題となり、ネット上の野球ファンからは「この球を完璧にコントロールできるのがエグい」「超スローボール投げるのが一番難しいと変化球の達人ダルビッシュも言っていたし、その球をここまで実戦で使えるんだから、ものすごい器用なんだな」「160キロの物凄く速いボールは見ていて楽しいし、こういう遅いボールも見ていて楽しい。これもプロ野球の醍醐味の一つ」「これストライク入れるのめちゃめちゃ難しいはずなのにさすが大海くん」といった様々な反響が巻き起こった。

4月5日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの伊藤の“魔球”ともいうべき“超絶スローカーブ”について取り上げることとなったが、その投球をVTRで確認した野球解説者の里崎智也氏は、「これはいいんじゃないですか。カーブかどうかは微妙だと思いますけどね。俗に言う、イーファーストピッチじゃないですか」とコメント。さらに「僕みたいな能力ないやつが打ちに行くとショートゴロになるし、(2000本安打をマークし、“幕張の安打製造機”の異名をとる)福浦(和也)さんが打つと、センター前になるっていうね。紙一重ですから」と冗談めかした調子で語り始めると、「そりゃ遅いから打ってやりたいですよ。打ってやろうと思うんですよ。で、力入るじゃないですか、ミスショットですね…」と、遅い球であるがゆえに打ち気に逸るものの、かえって力んでしまい、“打ち損じがちなボール”であると語った。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)
ABEMA TIMES編集部
 
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