球速やスピンは要素の1つ。捕手ならわかってて良くない?

里崎智也、球速やスピン量、投手の投球の1要素に過ぎないコトくらい、捕手ならわかってて然るべきじゃない?ヤクルト石川の名前を挙げているけど、石川は140キロ近く出る。144キロあれば秒速40m、投手から捕手間約20mと見て0.5秒だ。ちなみに秒速30mで108キロ0.67秒、秒速50mで180キロで0.4秒、162キロだと秒速45mで0.45秒となり、スピードで10~20キロ違っても、0.2秒と違わないのだ。

コレらの数値は等速の場合であり、実際は投手の手を離れて、空気抵抗を受け続け、減速し続けて捕手に届く。

昔、スピードガンが表示導入された頃、初速と終速が表示されていた。江川のストレートで初速150キロあっても、終速は135キロくらいに落ちていた。カーブは130キロなくても終速は110キロ未満だった。ボールの変化は、空気抵抗とタマの回転に依り上下左右前後違う方向に変化する。

野手や捕手の投げ方はカラダの回転や肩ヒジをキレイに同調させ、一気に集中した形で射ち出される。しかし、投手の投げ方はそれらを活かしつつ、マウンドの傾斜や軸足の蹴り出しまでを使い、カラダ肩ヒジを溜めて射ち出される。単なる130キロや140キロや150キロではない。リリースタイミングやスピンの角度に依り、空気抵抗の受け方も異なる。その上で、ストライクゾーンに入り、打者の眼を狂わせ、ジャストミートを防ぐ。

カレの説明、ヒトに依るとは、あまりに説明不足か、カレ自身の認識不足に依る。

 

 

 

 

******************************

「打たれる」「打たれない」は別問題!投手の球速やスピン量が良いに越したことはないが、あくまで目安の域を出ないと里崎智也が語る理由とは!?【元 千葉ロッテマリーンズ
ラブすぽ 12/5(月) 12:00 Yahoo! JAPAN

里崎智也オンライントーク】投手の球速やスピン量が良いに越したことはないが、あくまで目安の域を出ない! 「打たれる」「打たれない」は別問題!! 良いピッチャーとは何を基準に評価するべきなのか? プロ野球ファンは160kmなどというスピードボールを投げられるピッチャーを見た時に凄いなぁと感じる。 しかし、ボールが速ければ打たれないかというとそれは別問題。 ヤクルト・石川雅規のように140km程度のストレートでもバッターを抑えられるピッチャーが存在するのが現実だ。 では、最近になって話題に上がるようになったスピン量が重要なのか? プロ野球選手の平均は2200回/1分間という回転数だというが、それすらも目安にしかならないと里崎智也さんは言う。 なぜなら、現役を引退した里崎智也さんが投げて測ってみたらその平均値を超えていたというのだ。 そもそもピッチャーではなかった里崎智也さんが現役を引退した今で数値が出てしまう。 では、プロのバッターを今の里崎智也さんが抑えることができるのかと言えば、それは難しい話だろう。 これが巷で重宝されているスピン量の現実だ。 ちなみに「良いピッチャー」という評価も個々のバッターによって受け取り方は違う。 仮に4安打完封したピッチャーがいたとして、1人のバッターが4安打打っていたらそのバッターにとっては、その完封したピッチャーは打ちやすかったバッターということになる。 しかし、他の8人にとっては凄いピッチングだったということになる。 要は「人による」のだ。 キャッチャーの立場からしても、凄いキレのあるボールを投げていても打たれるピッチャーもいるし、逆に受けていてボールに勢いがないと感じても結果的に打たれない時もある。 これが野球の面白いところでもあるのだろう。 まさに里崎節が炸裂のトークだ!

******************************