某大物OB、ちゃんと大谷翔平を分析してるのか?

某大物OB(福留?)、ちゃんと大谷翔平のバッティングを分析してるのか?というか、ちゃんと野球に於けるチームバッティング自体を理解しているか?大抵、NPBでスラッガーとして鳴らし、MLBに行ったヒト、バントもライトヒッティングの経験ないし、打ち方や右に打つ意味すら知らない。

大谷翔平クリケットの打ち方をやってるのは、去年までより更に低めへの攻めが撤退しているコトと、一番ベッツが出塁した二番打者として、外角低めすら一二塁間に打つ想定をしているのではないの?

去年までは、走者ナシでフリーに打てた。引き付けて強く叩いて、打球がドコに飛んでも、フライでもライナーでもゴロでも良かった。しかし、高い確率でベッツが出塁していれば、次打者の責任、三番フリーマンへの責任として、ベッツを次塁に進めるタスクを背負っている。大谷自身、そうするコトで、勝ちに近付くと信じている。

具体的には、ミートポイントを前に置いて、一塁手二塁手と遊撃手までいる一二塁間に打つコトだ。ミートポイントが前だから、ダウンスイングからU字スイングの底辺からアッパーに転化するトコでスイングスピードも出ている。ラインドライブ系打球だから、打球速度も圧倒的に速く、野手の真正面でない限り抜ける可能性高いし、捕球されても体勢が崩れ、ゲッツーを食いにくくなるのだ。

もし、チーム事情が変動しミートポイントを近くし去年並に左方向にフライを打って良くなれば、また去年同様バットを1インチ長くし、少し重めにするかも知れないが。

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大谷翔平クリケット打法”の謎を解く…なぜ3号&二塁打2本と爆発したのか
4/10(水) 6:03 Yahoo!ニュース
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大谷が元広島のジャクソンからレフトの最前列に3号ソロを(写真:ZUMA Press/アフロ)
ドジャース大谷翔平(29)が8日(日本時間9日)、インターリーグの敵地でのツインズ戦に「2番・DH」で出場、3号ソロに2本の二塁打を放つ大活躍でチームの4-2勝利に貢献した。5試合連続のマルチ安打はキャリア最長。ここ5試合で3本塁打、打率は.345、OPSは1.056に上昇した。その好調の背景にあったのがクリケットを使った練習方法。その効果の謎解きをしてみた。

【全文掲載】大谷翔平が水原一平氏の解雇と野球賭博の借金肩代わり疑惑に答える

 敵地での大谷劇場は二塁打から始まった。1回先頭のムーキー・ベッツが四球で歩くと、ツインズの先発ベイリー・オーバーが外角へ投げ込んだ92マイル(約148キロ)のストレートを捉えた打球は、ぐんぐんと伸びてセンターオーバーの二塁打となった。
 1-2で迎えた6回にも高めに浮いたストレートをレフト線へ運び二塁打。大谷のスタンディングダブルから、スミスの同点打につながった。そしてハイライトが7回二死からの第4打席。ツインズのリリーバーは、元広島のジェイ・ジャクソン。86マイル(約138キロ)の甘く入ったスライダーを見逃さない。逆方向へ打ち上げた打球は、レフトスタンドの花壇を越えて最前列に飛び込んだ。
 MLB公式サイトによると、打たれたジャクソンは「翔平はいい打撃、いいスイングをした。彼は素晴らしい選手だ。彼は、どこまでも強い。あのボールをホームランにするとは。驚いたけど、彼は体が大きいから、もっとたくさん打つだろうね」と脱帽した。
 デーブ・ロバーツ監督も大谷の打棒を絶賛した。
「彼がバットを振り、バレル(長打に理想的な角度と速度)で捉えた際は、強烈な打球を飛ばすことが予想できる。これまで見たことがないものだ。彼がストライクゾーンをコントロールし、ニトロゾーン(ベルト付近の甘いゾーン)でさばくとき彼以上の打者はいない。(そういう打撃を)見れてうれしいよ」
 大谷は、この日の試合前に報道陣の囲み取材に対応して、今永昇太が先発した7日のカブス戦の2時間51分の雨天中断の間に、室内練習場で打撃面が平べったくなっているクリケットのバットを使用して打撃練習を行ったことを明かした。今永に高めゾーンをフォーシームで攻められ、三振、三塁へのファウルフライと打ち取られたことで気になる修正点があったのだろう。
 そこから再開後に三塁打二塁打を放ち、この日も、試合前に引き続き、クリケットバットで打撃練習を行い、本塁打二塁打2本と大爆発した。
 しかも、チームメイトのジェームズ・アウトマンも真似してクリケットのバットで練習を行い、7回に勝ち越しのソロを放っている。
 ロバーツ監督も「大谷が徐々に秘密を明かしている。秘密兵器を使う選手がどんどん出てくるだろう」と、大谷が発案したクリケット打法のチームへの波及を大歓迎した。
 なぜクリケットバットを使った練習が効果的なのか。
 大谷自身は、その狙いをこう説明した。
クリケットのバットは面になっているので(ボールを)面で捉えていくというか。どちらかというと体を振って(バットのヘッドを)返している早いスイングではあったので。握った時に練習の一環として良さそうだなと思ってやった」
 その難しい表現をNPBで左打者としてタイトル獲得経験のある某大物OBが、さらに詳しくこう解説してくれた。
「8試合本塁打が出なかったときは、バットのヘッドが遠回りしていました。強い打球を打とうとするので、手首の返しが早くなり、ラインドライブの回転の打球がライトへ増えて、得意のセンターから逆方向への打球が失速していました。おそらく動作解析でバットの軌道、打球角度、スピンなどを分析したのでしょう。平らなクリケットのバットでで打撃練習をすると、面でとらえ、手首を返さないようにしてボールを運ばないと打球をコンタクトできません。自然と手首でバットのヘッドを早く返してしまうという動作が修正されます。バットのヘッドが遠回りせずインサイドアウトで動くようになり、逆方向への打球が飛ぶんです。この日は、本塁打も含めて、すべてセンターから逆方向だったでしょう。その効果が出たわけです」
 実は、日本のプロ野球でも、その昔、バットを半分平らにして、カマボコ状に改造したものが出回ったことがあり、ヘッドの返しを確認するのに使われていたという。
 同球界OBは、「でもクリケットバットで練習したからといってすぐに効果を出せるわけじゃありません。その修正をすぐに実戦で生かすことのできる適応能力が大谷の驚くべき部分でしょう」と評価した。
 松井秀喜氏が持つ日本人メジャーリーガーの通算最多本塁打記録の175本にあと1本と迫っている大谷は9日(日本時間10日)のツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場する。ツインズの投手は、昨年4勝3敗の右腕ルイ・バーランドだ。
 
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