日本のスーパーGT、記事おかしくない?

こんな茶番劇みたいな書きモノにして、盛り上がるのか?レギュレーションわかって書いてるのか?それとも、素人にわかりそうな安直表現をしているのか?いずれにせよ、GT300車両なら、記事的なイメージはわかるが、GT500車両にこのイメージは正しくない。
GT300はGT3車両などを使用しているが、GT500はマザーシャシーモノコックに前後フレームを組み付け、エンジンやサスペンションを着け、ただのドンガラたるカウルを被せている。市販車両による車両チェンジなどという変化はしない。純然たる共用レーシングカーなのだ。本来なら、GT500車両は実力的に15台、各メーカーのドンガラは同じモノ、かなり戦力均等なのだ。違うのは、タイヤ、サスペンション、補器や各レイアウト、そして、それらの作用により各メーカーの車両信頼性がビミョ~に異なったり、エンジンチューンのドライバビリティーの差があり、成績で課されるウエイトが効くし、ドライバーや戦略差が出る仕組だ。
今のスーパーGTのGT500に於いて、純然たる車両チェンジに意味はない。レギュレーションでエンジンに少し対応が必要だったりするが、所詮直4ターボで統一され、ブースト含め吸入に制限がある。対応チューニングによりメーカー差があり、カウルによる空力影響くらいだ。毎年、各メーカーともレギュレーション対応されているし、空力や信頼性改善するから。他メーカーに対して、どれくらい空力アドバンテージを取れるか、想定合戦でしかない。