情けなかったのは、清原ではなく平沼

デッドボール、基本悪いのは投手であって、打者に避けろは結構暴論だ。東尾をよく挙げられるが、デッドボールになれば投手が悪いのだ。昔の投手みたく、シュートボールが切れ過ぎて当たっても、デッドボールになるならキチンと謝るべきだし、そんなに大した変化球もなく真っ直ぐインサイドのボールゾーンを突くなら、それなりの突き方がある。それをキチンと謝らないとか、おかしいのだ。

あの時、情けなさを感じたのは、清原に対してではなく平沼だった。清原の腰を引かせるため、インサイドを突くにも惜しさの欠片もないデッドボールだった。甲子園でも名を売った投手が、こんな情けないピッチングでデッドボールをブツけて虚勢を張るようなマウンド態度がイヤだった。

 

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バット投げつけヒップアタック…清原が“大暴れ伝説”の新事実を初告白 30年越しの謝罪で相手からは「キヨちゃん…」
4/13(火) 1:10 Yahoo!ニュース
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西武とロッテ、両チームで大乱闘となった試合について振り返る清原さん
 12日深夜、カンテレで放送された『こやぶるSPORTS超』に、清原和博さんが出演。1989年9月の西武時代、死球を投げたロッテの平沼定晴投手にバットを投げつけてヒップアタックし、その後両チームで大乱闘となった試合について振り返りました。

 当時のVTRを見た清原さんは「あれは当てられて、僕反射的にバットを投げてしまったんです。もうその時、プロ野球選手とかそういうの忘れてしもうてるんですよ」と、完全に頭に血が上った状態だったとした上で、「それでバットを投げてバーッて走って行って、ヒップアタックした瞬間に、『やってもうた!』と思いました」と話し、平沼投手と空中で激しくぶつかり合ってようやく我に返ったと、申し訳なさそうに明かしていました。

 出演者のチュートリアル徳井義実さんから「そのシーンを見るたびに、ヒップアタックの後、清原さんがササっと走っていくのが気になっていた」と指摘された清原さんはその理由について、「ロッテのベンチから大勢が自分の方に向かってブワーって来たんですよ。あんなとこに突っ込んでいくアホおれへんでしょ。それで、逃げ回るのカッコ悪いから『誰か早く捕まえてくれ』と思ってました」と、ロッテ選手らのあまりの剣幕に気圧され、逃げの一手となっていたと告白しました。

 さらに、この件について、去年ようやく平沼さんに謝罪する機会ができ、「あの時、本当に申し訳ありませんでした」と謝ったところ、平沼さんからは「キヨちゃん、飲もうよ!」と温かく受け入れられたというエピソードを披露。「もう緊張しながら、飲んでました。平沼さんのことは大尊敬しています」と、30年越しながら謝罪が実現したことに、ホッとした様子を見せていました。


関西テレビ4月12日(月)深夜0時50分から放送『こやぶるSPORTS超』より)

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